学生におすすめの軽自動車は?車選びのポイントを解説
学生でも自分の車を所有したいと思っている人は多いでしょう。
しかし、車の所有には高い維持費がかかり、学生には大きな負担がかかります。
多くのお金を車に割けない方には、維持費が安く、運転しやすい軽自動車をおすすめします。
本記事では、学生の車選びのポイント、おすすめの軽自動車の車種などを解説します。
学生の車選びのポイント
学生が限られた予算で車を購入する際は、以下の2点に気を付けましょう。
・目的に合った車を選ぶ
・維持費を考慮する
それぞれの内容を解説します。
目的に合った車を選ぶ
学生が車を購入するときは、目的に合ったものを選びましょう。
通学に使うのであれば、小回りが利く車や、アイポイントが高く見通しの良い車といった運転しやすいものがおすすめ。免許を取りたての人にもピッタリです。
アウトドアや部活で多くの荷物を載せたい場合は、荷室が広い車を選びましょう。
後部座席を倒してフラットにできる車種ならば、大きな荷物を載せられるだけでなく、車内で横になって休むこともできます。
維持費を考慮する
車を選ぶ際には、維持費も考慮しましょう。
無理をして憧れの車を買ったり、見栄を張って高級車を買ったりしても、維持費が払えないと、車を所有し続けられません。
車種によって特に差が出るのが燃料代です。ターボ機能付きでなければ、軽自動車の多くは低燃費なので、普通車よりも燃料代を抑えられる傾向にあります。
自動車税、自動車重量税、24ヶ月点検基本料金なども、普通車より軽自動車のほうが安価です。
中古車の修理にかかる費用も気になるかもしれません。
未使用車ならば、故障のリスクが中古車よりも低めです。
月極駐車場料金も重要です。自宅に駐車場があれば無料で済みますが、郊外であれば数千円、都市部であれば1万円以上の駐車場代がかかります。できるだけ安価な駐車場を探しましょう。
ほかにも、洗車代、保険料などがかかります。
さまざまな種類の維持費がかかることを意識しておきましょう。
学生におすすめの軽自動車5選
学生におすすめの軽自動車は、以下の5つです。
・スズキ アルト
・ホンダ N-BOX
・スズキ ハスラー
・ダイハツ タント
・スズキ ラパン
それぞれの内容を解説します。
スズキ アルト
スズキ「アルト」は、初代モデルが1979年に発売され、モデルチェンジを繰り返して現在まで販売されている人気軽自動車です。
運転が初めての人や街乗りで使いたい人におすすめします。
2WDのガソリン車モデルであれば車両本体価格が100万円以下です。
ハイブリッドモデルではなくガソリン車モデルでも、25.2km/L(WLTCモード、2WD車)と低燃費なので、月々の燃料代金を抑えられます。小回りが利くので、運転が容易です。
デュアルカメラブレーキサポートや誤発進抑制機能といった予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」も搭載されているので、免許を取りたての人でも安心して運転できるでしょう。
ホンダ N-BOX
ホンダ「N-BOX」は、トールワゴンタイプの軽自動車です。
アイポイントが約1.4mとミニバン並みに高いこと、フロントピラーが極めて細いことから、前方の見通しが格別に良好です。友人を乗せて遠出したい人におすすめします。
通常のドアミラー以外に、「サイドビューサポートミラー」と「サイドアンダーミラー」が取り付けられており、死角になりやすい車の左側や後方を確認できます。駐車が苦手な人でもスムーズに駐車できるでしょう。
室内高が高くゆとりがあるので、長時間のドライブも快適です。後部座席を倒せば、27インチ自転車をすっぽり積載できるほど荷室が広がります。
スズキ ハスラー
スズキ「ハスラー」は、「遊べる軽」をキャッチコピーとした、クロスオーバーSUVタイプの軽自動車です。
アウトドアを楽しみたい人におすすめです。
左右の後部座席と助手席をそれぞれ独立して倒せるので、荷物に応じて自由にアレンジできます。
寝袋やテント、サーフィンボードといったかさばる荷物も無理なく積載可能です。
後部座席の背面と荷室は汚れや水分を拭き取りやすい素材でできているので、アウトドア道具を気軽に積み込めます。
全車にマイルドハイブリッドシステムが搭載され、25.0km/L(WLTCモード、HYBRID X・HYBRID G 2WD車)と低燃費なので、街乗りでも活躍します。
同メーカーのアルトと同様に、予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が搭載されているので、運転に不安を感じている人でも安心して運転できるでしょう。
ダイハツ タント
ダイハツ「タント」は、ファミリー層向けのトールワゴンタイプの軽自動車ですが、学生のレジャーにも適しています。
室内高・室内長・室内幅がどれも大きく、後部座席は50度にリクライニングできるので、長時間のドライブでもゆったりとくつろげます。
荷室の開口部も大きいので、荷物を楽に積み下ろし可能です。
カップホルダーやユーティリティフック、格納式シートバックテーブルといった、車内を快適にする工夫がいくつも施されています。
衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報機能などの「スマートアシスト」も充実しているので、運転初心者でも安心です。
スズキ ラパン
スズキのラパンは、かわいらしいデザインを持つ、女性におすすめの軽自動車です。
最小回転半径が4.4mと小さめで、小回りが利くので、街乗りに向いていますきます。
26.2km/L(WLTCモード、2WD車)と低燃費なので、日々の通学や買い物にぴったりです。
UV&IRカットガラスが採用されているので、日焼けを防げます。シートヒーターと足元ヒーターが装備されているので、冬も快適に運転できます。
予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」が搭載されており、安全性能も高めです。
学生が車を買うときによくあるQ&A
学生が車を買うときによくある質問は、以下の3つです。
・維持費はどのくらいかかる?
・学生でもローンは組める?
・ドライブレコーダーは装着したほうがいい?
それぞれに回答します。
維持費はどのくらいかかる?
住んでいる地域や使用頻度、車の状態などによって大きな差がありますが、軽自動車の維持費は30~60万円/年、普通自動車の維持費は40~70万円/年程度かかります。
頭の片隅に置いて、自動車の購入を検討しましょう。
学生でもローンは組める?
成人年齢が18歳に引き下げられ、学生でもローンを利用できるようになりました。
ただし、アルバイトの定期的な収入がないと、審査の通過は難しいでしょう。
また、払えないときに援助してもらえるように、保護者に相談することをおすすめします。
ドライブレコーダーは装着したほうがいい?
ドライブレコーダーは、交通事故の記録やあおり運転の抑止のために大切です。
4,000~5,000円程度で購入できるので、装着することをおすすめします。
まとめ
学生の車選びのポイント、おすすめの軽自動車の車種などを解説しました。
学生には、維持費が安く、運転しやすい軽自動車が向いているでしょう。目的に合わせて車を選ぶことが大切です。
気になる車種があったら、ぜひお店で実車をチェックしてください。