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スタッフブログBlog
スタッフブログ 2024.03.01

車のシートの汚れを落とす効果的な方法を解説!

車のシートの汚れが気になってきた人はいらっしゃいますか。適切な方法で清掃することで、シートを清潔な状態に保てます。汚れが染み付く前に早く掃除することが大切です。

本記事では、車のシートの主な種類、汚れを落とす方法、汚れを予防する方法を解説します。

車のシートに使われる主な素材

車のシートは数種類の素材が使われており、それぞれ汚れ方や掃除の方法が変わります。まずはそれらを以下に解説します。

・ファブリック(布)
・合成皮革
・本革

それぞれの特徴を解説します。

ファブリック(布)

多くの車種のシートに採用されている素材に、ファブリック(布)が挙げられます。

通気性が良いことがファブリック製シートのメリットです。一方で、ほこりや皮脂汚れなどが繊維の隙間に蓄積しやすいことがデメリットです。雨水や汗がシミになることもあります。

合成皮革

合成皮革も多くの車種のシートに採用されている素材のひとつです。

水や汚れが付着しても染み込みにくく、拭き取って清潔に保ちやすいことが特長です。

ただし、合成皮革には「加水分解」と呼ばれる空気中の水分との化学反応によって劣化しやすいという欠点があります。合成皮革の加水分解が進行すると、シートの表面がベトベトしたり、シートの表面が突然剥がれ落ちたりします。

本革

高級車に多く採用されているシートの素材が本革(天然皮革)です。

本革をあしらったシートは高級感があり、経年変化を楽しめることから人気があります。

ただし、雨水や汚れの付着を放置すると変色したりシミになったりします。デニムのように色が濃い服を着て乗ると、色移りしやすいことも欠点です。また、良かれと思ってアルコールで汚れを拭き取ると、アルコールによって革が傷む恐れがあります。

本革のシートを美しく保つためには、小まめな手入れが欠かせません。

車のシートの汚れを落とす方法

以下の手順で車のシートの汚れを落としましょう。

①ほこりや砂を取り除く
②汚れを拭き取る
③表面に残った水分や洗剤を拭き取る
④乾燥させる

手順をそれぞれ解説します。

①ほこりや砂を取り除く

拭き掃除をする前に、シートに付着したほこりや砂を取り除きましょう。

ほこりや砂を取り除かずに拭き掃除をすると、ほこりや砂が繊維の奥に入り込んだり、シート表面が傷ついたりする恐れがあります。

シート表面を傷つけないよう気を付けながら、粘着カーペットクリーナーやハンディクリーナーで十分にほこりや砂を取り除いてください。

②汚れを拭き取る

ほこりや砂を取り除いたら、汚れを拭き取ります。

中性洗剤を約1%に水で薄めて、やわらかい布に含ませてください。洗剤を含ませた布で優しく汚れを拭き取ります。ごしごしと強く拭き取るとシートが傷むかもしれません。

泡立ちやすい食器用中性洗剤よりも、泡立ちが控えめなおしゃれ着用中性洗剤をおすすめします。

③表面に残った水分や洗剤を拭き取る

汚れを拭き取り終えたら、表面に残った水分や洗剤を拭き取りましょう。

水で濡らしてから固く絞った布で、残った水分や洗剤を優しく拭き取ります。水分や洗剤が残っていると、シートにシミが残るかもしれません。

汚れを拭き取った布とは別の清潔な布を使用してください。

④乾燥させる

水分や洗剤を拭き取った後、十分にシートを乾燥させてください。

乾燥が不十分だと、雑菌が繁殖したりカビが生えたりするかもしれません。風通しが良く、直射日光が当たらない場所で乾燥させることが大切です。

ドライヤーやヒーターで乾燥させると、シートが劣化する恐れがあります。時間がかかるかもしれませんが、自然に乾燥させましょう。

車のシートの汚れを予防する方法

車のシートの汚れが目立ってから手入れをすることよりも、予防することが大切です。車のシートの汚れを予防する方法を3つ解説します。

・ほこり取りやハンディクリーナーを常備する
・シートカバーを取り付ける
・防水スプレーを吹きかける

ほこり取りやハンディクリーナーを常備する

シートが汚れたときにすぐに取り除けるよう、掃除用品を常備することが大切です。

汚れを放置すると、固着して取り除けなくなるかもしれません。特に飲み物をこぼすと、早く拭き取らないとシミになります。

ほこり取りやハンディクリーナーといった掃除用品を社内に備えておき、汚れたら速やかに掃除をしましょう。

シートカバーを取り付ける

シートカバーを取り付けることも汚れの予防に有効です。防水性のシートカバーであれば、飲み物をこぼしてもシミになりません。

サイズや素材、デザインによって異なりますが、車用のシートカバーはカー用品店やネット通販にて数千円で購入できます。

特にアウトドアレジャーで車内も汚れる可能性が高いときは、あらかじめシートにカバーを取り付けておきましょう。

そのほかに、後付けできるドリンクホルダーや傘ホルダー、トレイも汚れの予防に有効です。

防水スプレーを吹きかける

車のシートに防水スプレーを吹きかけることもおすすめします。

防水スプレーを吹きかけておけば、うっかり飲み物をこぼしてもシミになりにくいでしょう。防水・撥水以外にも抗菌・防臭に効果的なスプレーもあります。

効果によって異なりますが、カー用品店やネット通販にて1,000~3,000円程度で購入できます。

成分によってはシートを傷めることがあるので、防水スプレーの説明書きを読んで、自社のシートに適した防水スプレーを選びましょう。

まとめ

車のシートの主な種類、汚れを落とす方法、汚れを予防する方法を解説しました。

シート上のほこりや砂を取り除き、中性洗剤を薄めた水に浸した布で汚れを拭き取ることが大切です。カビや雑菌を防ぐために、水拭き後は十分に乾燥させてください。

ほこり取りやハンディクリーナーを常備して、汚れを速やかに取り除くことで、シートを常に清潔に保てます。

ぜひ本記事を参考にして、シートの汚れを掃除してみましょう。