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スタッフブログ 2025.09.30

車社会 山形県の軽自動車普及率を、全国平均と比較した

山形県といえば、広大な山間部と雪深い冬が特徴的な地域です。公共交通機関は都市部以外では本数が限られ、日常生活の足として車が欠かせません。そんな山形県で特に目立つのが軽自動車の存在です。山形県では実際どのくらい走っているのでしょうか?今回は、全国平均と比較しながら山形の軽事情を掘り下げてみます。


山形県は世帯あたり軽自動車普及台数で全国トップクラス

全国軽自動車協会連合会の調査によると、2024年時点で山形県の軽四輪車の「世帯あたり普及台数」は 100世帯あたり約99.7台。これは全国平均の 約54.5台 を大きく上回っています。
つまり、山形では「ほぼ1世帯につき1台の軽自動車を持っている」計算になり、家庭によっては2台、3台と複数台を所有するケースも少なくありません。

この背景には以下の理由があると考えられます。

・公共交通の不便さから世帯ごとに複数台が必要になる
・軽自動車は車体価格や維持費が安く、保険料や税金も抑えられる
・狭い生活道路でも扱いやすい

山形県民にとって、軽自動車は単なる移動手段の枠を超えて「生活必需品」といってもよいでしょう。


山形において、乗用車に占める軽の割合は中位レベル

一方で「乗用車全体に占める軽自動車の割合」で見ると、山形県は全国的に突出して多いわけではありません。
2024年のデータでは、山形の割合は 約66.5%。これは全国平均の 約41% を確かに大きく上回りますが、沖縄(約78%)、鹿児島(約75%)、長崎(約74%)、秋田(約70%)といった県には及びません。

つまり「世帯当たりの普及度」ではトップクラスながら、「割合ベース」では全国的に中の上といった位置づけになります。ここに山形の特徴が見えてきます。

一見矛盾するこの数字の違いには、山形ならではの生活スタイルがあります。

・複数台持ち世帯が多い
・普通車との使い分け

地方では夫婦それぞれが1台ずつクルマを持つのが一般的です。さらに親世代や子世代と同居していれば、家に3台以上クルマが並ぶことも珍しくありません。

雪道や長距離移動、荷物の運搬などには普通車を使い、買い物や通勤には軽を使うという棲み分けがなされています。そのため軽が多い一方で、普通車の需要も根強いのです。

このように、台数ベースでは軽が目立つけれど、割合ベースでは普通車も一定数あるため「突出して軽一辺倒」という状況にはなっていません。


まとめ

山形県は車社会の典型例といえる地域であり、軽自動車の普及度は全国でもトップクラスです。

世帯あたり普及台数 → 全国平均のほぼ2倍で“ほぼ1世帯1台”
乗用車に占める割合 → 全国平均より高いが、突出した上位県ほどではない

この数字から見えてくるのは「軽が生活に深く浸透している一方で、普通車とのバランスを取りながらクルマを使い分けている」という山形県の姿です。雪国特有の生活環境と、地方ならではの交通事情が生み出した結果ともいえるでしょう。