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スタッフブログ 2025.06.23
第19回やまがた軽未使用車まつり in 山形ビックウイングに参加します!!
こんにちは、軽未使用車専門店ふぃののブログ担当です!! 2年ぶりに軽未使用車専門店ふぃのは やまがた軽未使用車まつり実行委員会主催の 第18回やまがた軽未使用車まつり in 山形ビックウイングに参加いたします。 2025年6月27(金)28(土)29(日)の 3日間は山形ビックウイングにて やまがた軽未使用車まつりにご来場ください。 オールメーカー500台大量展示でほしい車が きっと見つかります! WEB予約特典で、最大10,000円分の Quoカードプレゼントします。 詳しくは下記ボタンをクリックし、特設サイトをご確認ください。 -
スタッフブログ 2025.05.31
2030年までにETCが必須になるって本当?国の計画と現状を比較してみた
「2030年にはETCが必須になるらしい」という話を耳にした人もいるかもしれません。この計画があるのは本当で、国土交通省は高速道路のETC専用化を段階的に進めています。つまり、現金支払いができる料金所は今後減っていく方向ということです。 この記事では、山形県のICのETC専用化はどれだけ進んでいるのかを国土交通省の方針とあわせて紹介します。 国土交通省が発表したETC専用化の方針とは? 国土交通省は、2020年に発表した「ETC専用化等のロードマップ」内で以下の計画を掲げています。 ・都市部:2025年度までにすべてのICをETC化する・地方部:2030年までに全国ほぼすべてのICをETC化する *都市部は圏央道、東海環状、京奈和道とそれらの内側、京阪神地 この取り組みの背景には料金所運営の省力化や人手不足対策、交通の円滑化があります。まずは都市部からETC専用にして、それから地方も進めていくという計画ですね。。 山形県内ではどのくらい計画が進んでいる? 山形県は地方部にあたるので、2030年までにICがETC化される予定です。 山形県のETC利用率 NEXCO東日本のデータによれば、2025年3月時点で山形県のETC利用率は91.7%です。全国平均が95.3%なので、現金払いのドライバーが多めの地域だということが分かります。 しかし、10人中9人はETCを使っているという状況。多くのドライバーがETCを使っていることが分かりますね。 山形県のETC専用料金所の導入状況 山形県内には44か所のICがあり、その中でもETC専用になっている箇所は山形PAスマート、寒河江SAスマートのふたつです。44か所中2か所なので、ETC化は計画はあるがそれほど進んでいないことが分かります。しかし、進んでないとはいえ、2030年まであと5年あります。ゆっくりと確実にETC化は進んでいくことでしょう。 ETC導入のメリット ETC導入は、ICのETC化への対応だけでなく、以下のメリットがあります。 ・高速道路料金の割引・スムーズな料金所通過・現金を持たなくても通行可能 この中でも一番気になるのが、結局どのくらい割引されるかではないでしょうか。 ・平日朝夕割引:1か月で、平日6時~9時と17時~20時での利用回数に応じて最大100km相当分を約30~50%分還元・休日割引:土日祝の高速料金が30%割引・深夜割引:毎日0時~4時の高速料金が30%割引 平日朝夕割引は通勤などで頻繁に高速道路を使う人向けです。そのような人以外の方は、休日と深夜は高速道路が安いと覚えておきましょう。なお、これらの割引は合算されることはありません。適用される割引の最も割引率が高いものが適用されます。 まとめ 国の方針により、ETC専用料金所の導入が進んでいます。山形県内でもスマートICなどでETC専用化が広がっており、ETCが使えないと通行できないICもあります。現金派の方も、早めにETCの導入を検討しておくことで、将来の変化にスムーズに対応できるでしょう。 -
スタッフブログ 2025.04.10
山形の匠とトヨタ自動車がコラボ!自動車の再利用にまつわるあれこれ
近年、どんなことにも環境への配慮が求められる中、自動車業界でも「リサイクル(再利用)」や「アップサイクル(新たな価値を付加したうえでの再利用)」に注目が集まっています。そんな中、山形の匠とトヨタ自動車がタッグを組み、自動車の再利用に新たな風を吹き込んでいます。このコラボレーションは、環境への配慮だけでなく、伝統技術の活用という点でも大きな意義があります。 山形といえば、金属加工や木工といった高度な職人技で知られる地域。その技術が自動車の再利用とどのように融合しているのか、そして自動車全般における一般的な再利用方法についても紹介します。 山形の匠とトヨタの取り組み 山形の匠の技術が活きる分野 山形県は、古くから金属加工や木工技術が盛んな地域として知られています。例えば、溶かした高温の金属を型に流し込んで冷やして固めた「鋳物(いもの)」の技術は、全国的にも高い評価を得ています。こうした精密な加工技術は、自動車部品のリメイクやアップサイクルにも大いに活用できるのです。 トヨタ自動車のサステナブル戦略 トヨタ自動車は、環境への負荷を減らすためにサステナブル(持続可能)戦略を推進しています。例えば、車両の約90%が再利用可能になるように設計されており、使用済み部品の回収・リサイクルも積極的に行っています。また、トヨタは廃棄物ゼロを目指し、製造工程で発生する廃材のリサイクルにも取り組んでいます。 コラボの目的と具体的な内容 山形の匠とトヨタのコラボは、伝統工芸品と自動車廃材を掛け合わせ新たな価値を作ることで地域社会への貢献を目指す活動の一環として生まれました。トヨタの再利用技術と山形の高度な加工技術を掛け合わせることで、従来のリサイクルだけでは生み出せない付加価値の高い製品が誕生しています。 今回のコラボは、トヨタが山形鋳物の菊地保寿堂がタッグを組み、自動車のブレーキ廃材を再利用した急須、冷酒器を製作しました。菊地保寿堂は山形鋳物の伝統技術を活かして繊細なデザインを実現。急須や冷酒器の表面は天空に舞う雲をイメージした藍色に銀のチップを散りばめ、シンプルながらも上品な風合いに仕上げられています。 ブレーキ類は大きな摩擦熱に耐えられる熱に強い素材が使用されます。そのため、再利用の難易度が高いという難点がありますが、そこをトヨタの技術と山形の匠が解決し、アップサイクルを実現したということです! 自動車を再利用する一般的な方法 自動車の再利用はトヨタに限らず自動車業界全体で推進されています。車を購入するとリサイクル券も同時に購入する必要があります。軽自動車だと7,000円~16,000円のリサイクル料を支払ったことを証明するもので、車の購入時に手に入ります。 そんな車の再利用は、たとえば以下の方法で行われています。 金属や樹脂の再資源化 自動車の約70%は鉄やアルミなどの金属でできています。廃車になった車は解体され、金属部分はスクラップとして再利用されます。鉄は再溶解されて新しい製品に生まれ変わり、アルミは軽量化が求められる自動車部品に再利用されることが多いです。 バンパーも丁寧に塗装をはがされ、粉砕、溶解、成型を経て再度バンパーなど樹脂部品に生まれ変わります。 廃車部品のリビルド・リユース エンジンやトランスミッションなどの主要部品は、リビルド(再生修理)して復活します。また、状態の良いパーツはそのままリユース(再利用)され、他の車の修理部品として使用されます。これにより、新品部品の製造コスト削減や資源の節約が可能になります。 廃タイヤのリサイクル 廃タイヤは、主に2つの方法で再利用されています。 ・燃料としての再利用:セメント工場などで代替燃料として使用されることが多いです。・ゴム製品への再生:粉砕してゴムチップに加工され、防音材やゴムマットなどに再利用されます。 まとめ 山形の匠とトヨタ自動車のコラボレーションは、単なるリサイクルにとどまらず、伝統技術と最新技術の融合によって新しい価値を生み出しています。この取り組みは、環境への配慮だけでなく、地方の技術継承にも大きく貢献しているのです。 今後も、このようなコラボが増えることで、自動車再利用はさらにおもしろく、環境にやさしくなることでしょう。私たちも、自動車のリサイクルやアップサイクルに注目し、持続可能な社会づくりに貢献していきたいですね。 -
スタッフブログ 2025.03.20
言われてみればどうして?シートベルトが黒やグレーな理由とよくある質問あれこれ
車に乗ると当たり前のように締めるシートベルト。よく見ると、そのほとんどが黒やグレーの色をしています。車の外装は赤、青、緑などカラフルですが、なぜシートベルトの多くが黒系なのか考えたことはありますか? この記事では、そんな「確かに言われてみればどうして?」の理由を解説するとともに、シートベルトに関する豆知識をいくつか紹介します。 シートベルトの多くが黒やグレーの理由 シートベルトの色が黒やグレーである主な理由は、以下の2つが挙げられます。 汚れが目立ちにくい 車内でシートベルトは頻繁に触れる部分のひとつです。手の皮脂やホコリ、衣服の擦れなどで意外と汚れやすいのですが、黒やグレーは汚れが目立ちにくい絶妙な色合いになっています。そのため、清潔感を保ちやすく、多くのメーカーで採用されています。 内装と調和しやすい シートベルトの色は車の内装と調和するように設計されています。車の内装には黒やグレーが多く使われるため、シートベルトも自然とグレー系統の色が主流になりました。目立ちすぎず、インテリアに溶け込むため、違和感を感じにくくなっています。 意外と知らないシートベルトに関する豆知識 日本でシートベルトは1969年に義務化された シートベルトの起源は、航空機やレーシングカーで使われていた安全ベルトにさかのぼります。自動車に広く普及したのは1960年代からで、そのころにはアメリカや日本など法律で着用が義務化される国が増えました。現在、一般的に使われている3点式シートベルトは、1959年にスウェーデンのボルボ社が開発したものです。それまでのシートベルトは腰だけを固定する2点式が主流でしたが、3点式は肩と腰の両方を支えることで安全性が飛躍的に向上しました。 できたてのシートベルトは白い 実は、製造されたばかりのシートベルトは白色をしています。そのままだと汚れが目立ちやすいため、グレーに着色されてから車に取り付けられます。この加工により、見た目の清潔感と耐久性が向上しています。 シートベルトはどれくらいの力に耐えられる? シートベルトは非常に強度が高く、最大で3トン以上の引っ張り力に耐えられるように設計されています。しかし、これで十分なのかというとそうではありません。仮に体重80kgの人は事故を起こした際、時速25kmで2トン、40kmで2.8トンの衝撃がかかるという試算もあります。そのため、シートベルトだけでなく、エアバッグや車両の衝撃吸収構造と組み合わせることで、安全性をより高めています。 シートベルトの寿命はどれくらい? シートベルトは耐久性が高く一般的には10年~15年程度が交換の目安とされています。しかし、シートベルトが寿命を迎えるより車が廃車になる場合がほとんど。シートベルトの寿命はほとんど気にする必要はありません。 ただし、強い衝撃を受けた場合、シートベルトにほつれや変形が見られた場合は交換を検討した方がよいでしょう。 シートベルトをしないと法的なリスク 日本では、運転席と助手席のシートベルト着用は法律で義務付けられており、未着用の場合は違反点数が科されます。反則金はいずれの場合もありません。 ・運転席・助手席での未着用:違反点数1点・高速道路での後部座席未着用:違反点数1点・一般道での後部座席未着用:違反点数なし(口頭注意) 後部座席のシートベルト着用は、高速道路では義務付けられていますが、一般道では努力義務となっています。ただし、事故時の安全性を考えると、一般道でも必ず着用することが推奨されます。 日本のシートベルト着用率 日本におけるシートベルトの着用率は、警察庁の調査によると運転席・助手席ではほぼ100%に近い数値となっていますが、後部座席では一般道で40〜50%、高速道路では70〜80%程度と、まだ完全には普及していません。 まとめ シートベルトがグレーである理由は、「汚れが目立ちにくい」「内装と調和しやすい」などの合理的な理由があることが分かりました。実は茶や赤色のシートベルトもありますが、それでも多くの車で最初から装着されているシートベルトはほとんどは黒かグレーでしょう。 安全のためにも、シートベルトをしっかりと着用し正しく使用しましょう! -
スタッフブログ 2025.02.20
スペアタイヤがなくても大丈夫? 変わりゆく車の”もしも”対策
かつては当たり前のように装備されていたスペアタイヤですが、最近の新車では見当たらないケースが増えています。代わりに小さな箱のような「パンク修理キット」が収納されているのを目にすることが一般的になってきました。この変化の背景には、自動車産業を取り巻く様々な要因が関係しています。 本記事では、スペアタイヤレス化の流れとその影響について、詳しく解説していきます。 車にスペアタイヤが装備されなくなった背景 自動車業界でスペアタイヤの廃止が進んでいる最大の理由は、環境規制の強化と燃費向上への要請です。世界的な環境意識の高まりを受け、各国で自動車の燃費規制が年々厳しくなっています。自動車メーカーにとって、車の軽量化は燃費向上の重要な手段のひとつとされています。 スペアタイヤは、タイヤ本体に加えてホイールやジャッキなどの工具を含めると20kg以上の重さになることも。車が20kg軽くなると燃費は約1%向上するといわれているため、スペアタイヤを積まなければ燃費の向上が狙えるのです。 また、近年の都市部での駐車場不足を背景に、限られた車体サイズの中で少しでも多くの荷物を積めるよう、収納スペースの確保も重要な課題となっています。スペアタイヤを搭載しないことで、トランクスペースを有効活用できるようになります。 さらに、製造コストの削減も大切です。スペアタイヤとその関連部品の製造・搭載コストを省くことで、車両の製造コストを抑えることができます。 スペアタイヤの代替手段のふたつを紹介 スペアタイヤの代替として主に採用されているのが、パンク修理キットとランフラットタイヤの2つです。 パンク修理キットは、タイヤの損傷部分に応急的なシール剤を注入し、エアコンプレッサーで空気を入れる応急修理用の道具です。キットは小型軽量で、重量はわずか2-3kg程度。収納スペースも最小限で済みます。ただし、タイヤのトレッド面(路面と接する部分)に直径4mm程度以下の穴が開いた場合にのみ使用可能という制限があります。 一方、ランフラットタイヤは、パンクしても一定距離の走行が可能な特殊なタイヤです。タイヤの側面を強化することで、空気圧が0になっても車体を支えることができます。ただし、通常のタイヤと比べて価格が高く、乗り心地も若干硬くなる傾向があります。 スペアタイヤがなくなったことへのユーザーへの影響 スペアタイヤレス化によって、パンク時の対応は大きく変化しています。従来のようにスペアタイヤに交換するという選択肢がなくなり、パンク修理キットでの応急処置か、レッカー移動が必要となるケースが増えています。 実は、パンク修理キットでは対応できないケースが少なくありません。タイヤ側面の損傷やバースト(破裂)の場合は使用できません。地域による課題もあり、都市部であればロードサービスの手配もスムーズですが、地方部では対応に時間がかかる可能性があります。 修理費用の面では、パンク修理キット使用後のタイヤはパンク修理ができず新しいものに取り換えなければいけなくなる可能性もあります。もちろん、新しいパンク修理キットの用意も必要です。 まとめ スペアタイヤが標準装備から外れることは、環境対応や車の進化に則った流れだと紹介しました。 パンク修理キットが標準装備の車を選択する場合は、事前に使用方法を確認するなど、適切な準備を心がけることが重要です。さらに、パンク修理キットは意外と使えない場面も多いので、いざという時のためにロードサービスの連絡先を確認しておきましょう。 -
スタッフブログ 2025.01.20
ドアバイザーって付けたほうがいいの?後付けできる?
自動車の快適性をアップさせる装備として昔から親しまれてきたドアバイザー。しかし、最近ドアバイザーを装着している車を見かけなくなってきたと思いませんか?その気づきは間違いではなく、近年では装着している車が減ってきています。とはいえ、需要がないわけではありません。人によっては便利なアイテムであることは変わっていないのです。 この記事では、なぜドアバイザーを付ける車が減っているのか、どんなメリットがあるのか、どうやって取り付けたらいいのかを解説します。 ドアバイザーとはなにか、どんなメリット・デメリットがあるのか ドアバイザーは車のサイドウィンドウ上部に取り付けられる樹脂製のパーツです。悪天候のときに少し窓を開けて換気するとき、雨が車内に入らないようにガードする役割があり、日本の高温多湿な気候に適した装備として普及してきました。サイドバイザーや雨除けとも呼ばれ、特に梅雨時期には重宝される装備とされています。 ドアバイザーのメリット ドアバイザーの主な役割は少し窓を開けても車内に雨が入らないようにブロックすること。つまり、雨天時の換気が可能になるメリットがあります。小雨程度なら窓を3〜5cm開けても雨の侵入を防げ、空気の入れ替えができるため車内の環境改善に効果的です。閉めっぱなしで悪くなった空気のほか、タバコや食べ物のニオイで不快になった空気も追い出すことができます。 窓を少し開けていても外からの視線を遮りやすいため、駐車するときプライバシーを守りつつ車内温度を調整できるという利点があります。 ドアバイザーのデメリット メリットもありますが、コストとメンテナンス面でデメリットもあります。コスト面では新車オプション時で2万円前後の追加費用が必要となり、後付け時も同程度のコストがかかります。メンテナンス面では、本体と窓の間に汚れが溜まりやすく、清掃が手間である点や、経年劣化による変色や劣化の可能性があることも課題です。 人によってはデザイン面でも苦手という声もあります。欧州車はドアバイザーが付いていないことがほとんど。そのため、ドアバイザーが付いていると典型的な日本車のデザインという印象を受け、外国車のデザインが好きな方には不評という現状があります。 ドアバイバーが減少傾向にある背景はいくつかある 近年のドアバイザー装着率が低下している要因はいくつか考えられます。まずは技術の進化です。車の防臭・換気機能の向上などで窓を開ける機会が少なくなりました。 ライフスタイルの変化も大きな要因です。たばこを吸わない方が増えたこと、飲食店が簡単に見つかるようになったため車内で飲食する機会が減ったこと、エアコンを常に使うようになって窓開ける頻度が減ったことなどが影響しています。 さらに、デザイン志向の変化も見逃せません。よりスポーティーでスタイリッシュなデザインへの嗜好が強まり、欧州車風な見た目の流行したことも装着率低下の要因でしょう。 ドアバイザー取り付け・取り外し ドアバイザーを取り付ける車は減っているとはいえ、ライフスタイルに依ってはまだまだ需要があります。子どもがお菓子を食べたがる家庭、たばこを吸う家庭、ペットを載せる家庭などにはぴったりです。 ドアバイザーの取り付けは、車を購入するときにオプションとして選択する方法と、後からカー用品店やネット通販で購入して取り付ける方法があります。オプションであれば装着完了した状態で納品されます。後付けの場合は、カー用品店で取り付けを依頼することもDIYで取り付けることも可能で、純正品以外の選択肢もあります。 取り外しについては、プロに依頼する場合とDIYの二通りの方法があります。DIYでの取り外しもそれほど難しくはありませんが車体へ傷をつける可能性があるので、できればプロに依頼することをおすすめします。には十分な注意が必要です。 まとめ ドアバイザーは日本の気候や使用環境に適した実用的な装備ですが、車の進化やライフスタイルの変化により、その必要性は個人の使用状況によって大きく異なるようになりました。車内で飲食をする方、たばこを吸う方などは装備しても悪くないでしょう。メンテナンス性やデザイン面での課題はありますが、人によってはまだまだ需要のある価値のある装備といえますね。 -
スタッフブログ 2024.11.30
自動車の暖房時にACはオンオフどっちにするべき?
冬の寒い季節に自動車を運転するとき、多くのドライバーが暖房時にAC(エアコン)の使い方に迷っているかもしれません。特に「暖房時にACはオンオフどちらにしたらいいの?」という疑問は、多くの運転者が抱く共通の悩みです。今回は、この疑問について回答するとともに、上手な車内暖房の方法を詳しく解説します。 ACをオンにしたらどうなるの?どんな効果があるの? ACはエンジンの動力でコンプレッサーという機械が動き、冷媒をエアコンの中で循環させることで冷却や除湿します。冬季は車内の人の呼吸や体から発生する水分、濡れた衣服からの水分などにより、車内の湿度が高くなりがちです。窓ガラスの内側に結露が発生しやすくなります。ACをオンにすることで、この結露を防ぎ、クリアな視界を確保できます。 ACには空気清浄機能もあります。エアコンフィルターを通すことで、ほこり、花粉、微細な粒子を取り除き、車内の空気がきれいになります。特に冬季は密閉された空間で過ごす時間が長くなるため、この効果は健康面でも重要です。 ACの具体的な使用方法 ACボタンをオンにすると冷房と除湿機能が働きます。ACボタンをオフにすると送風のみです。そのため、冬季は車内を温めるだけならACはオフにしてください。もし車内の湿度が高く不快だったり、窓が曇ったりしていたらACを付けてください。車内の空気の水分が少なくなり、ガラスの曇りも徐々になくなります。曇りがなくなったら再度ACをオフにしましょう。 ACに関するよくある質問 ACに関してよくある質問を4つ紹介します。 ACで車内が冷えない!原因は何? ACが効かない主な原因は3つあります。1つ目は冷媒ガスの不足。ACは冷却のために冷媒を使っており、これは経年で減っていきます。冷媒が少なくなると、冷却機能が低下します。2つ目はコンプレッサーの故障。冷媒を循環させる重要な部品で、これが壊れると冷たい風が出なくなります。3つ目はフィルターの詰まり。ホコリがたまると風の通りが悪くなるので効率よく空気を送り込めなくなります。ACに不調があると感じたら、ぜひプロにご相談ください。 ACを付けると燃費が悪くなるって本当? ACを使うとエンジンに負荷がかかり、燃費が5~20%程度悪化します。ただし、運転状況や車種によって影響の度合いは変わります。高速道路では窓を開けると空気抵抗で燃費が悪くなるため、エアコンを使った方が効率的な場合もあります。状況に応じて使い分けましょう。 内気循環、外気導入はどっちがいいの? 内気循環は冷暖房の効率を上げたいときに便利です。一方、外気導入は車内の空気を入れ替えたいときに使います。車内を冷やしたい、温めたいときは内気循環、空気の入れ替えが必要なときは外気導入を選びましょう。 家のエアコンとはどう違うの? カーエアコンも家のエアコンも、冷媒が熱を奪うことで空気を冷やす点は同じです。ただし、暖房のときは仕組みが違います。カーエアコンはエンジンの熱を使って空気を温めます。家のエアコンは室外機から周囲の熱を取り込み温めた空気を部屋に送ります。 そのため、カーエアコンはエンジンが温まりきっていない始動時にすぐに温かい空気が出てこない、エンジンを動かしていないと暖房が効かないという特徴があるのです。 まとめ 自動車の暖房時にACはオンオフどっちにするべき?という疑問に答えました。 基本的にはオフでよいですが、窓が曇ってきたり空気が悪くなったらオンにして除湿することで空気をリフレッシュできます。曇りが取れたら再度ACをオフにするとよいでしょう。 ACを付けっぱなしだと若干燃費が悪くなります。上手に使って冬の寒さを乗り越えましょう! -
スタッフブログ 2024.11.20
軽自動車の強力パートナー!ターボ車とは何かを紹介します
ターボは軽自動車やコンパクトカーなどの小排気量車に多く搭載されている機能です。ノンターボ車(NA車)と比べて、ターボエンジンは同じ排気量でもパワフルな走りを実現できます。 日本の急勾配の坂道や狭い道が多い道路事情を考えると、ターボ車の力強い走りが大きな武器となります。荷物をたくさん積んでも、ターボがしっかりとエンジンに空気を送り込むので上り坂も楽々。NA車では重荷を背負ったようにスピードが上がりにくいところも、ターボ車なら余裕の加速が可能です。 そこで今回は、ターボの仕組みからNA車との違い、メリット・デメリットを紹介していきます。ターボ車への理解を深め、自分に合った1台を見つけるためのヒントにしてください。 小さなエンジンに大きな力を与える、ターボの仕組み ターボとは、単に"過給機"と呼ばれる部品のことです。エンジンの排出ガスの力を利用して、多くの空気をエンジンに送り込むという仕組みです。"過"剰な空気を供"給"する"機"械で、過給機というわけです。 通常のエンジンでは、ピストンの動きでわずかな空気しかエンジン内に取り入れられません。一方、ターボエンジンでは過給機が排出ガスの力を使って空気を強制的に送り込むので、より多くの空気とガソリンを爆発させることができるのです。 つまり、同じ排気量のエンジンでも、ターボがついていれば圧倒的な出力アップが可能になるわけです。小さなエンジンでもターボの力を借りることで、大排気量車に匹敵する走りが実現できるのが大きな魅力です。 ターボ車とNA車の違い ターボ車とNA車の違いは、まさにターボの有無です。 NA車は自然吸気式のため、エンジン内への空気の取り込みが比較的少ない仕組みです。一方ターボ車は過給機が空気を強制的に送り込むので、同じ排気量でもよりたくさんの酸素を燃やすことができ、圧倒的なパワーを発揮できます。 具体的な違いは以下の通りです。 ・パワーやトルク:ターボ車のほうが高め・燃費:NA車のほうが良い・価格:ターボ車のほうが高め・メンテナンス頻度:ターボ車のほうが高め つまり、パフォーマンスを重視するならターボ車、燃費やランニングコストを重視するならNA車、といったようにユーザの好みで選択が可能です。 ターボ車のメリットとデメリット ターボ車を選ぶ際のメリットとデメリットは以下の通りです。 メリット ・小排気量でも力強い走行が可能・坂道や積載時でもスムーズな加速が得られる・小型車でありながら高い走行性能が楽しめる デメリット ・燃費が悪くなる・価格が高め・メンテナンスコストが掛かる 軽自動車などの小型車にターボが採用されることで、小柄な車体ながら圧倒的な走行性能を発揮できるのが大きなメリットです。一方で燃費の悪さや維持費の高さがデメリットといえます。 自分の用途や予算に合わせて、慎重にメリット・デメリットを検討する必要があります。ターボ車を選べば小回りの効く軽快な走りを楽しめますが、燃費が悪くなったりメンテナンス頻度が増えるので、ランニングコストには十分気をつけてください。 坂道の多い日本で活躍するターボ車 日本の急な坂道や曲がりくねった狭い道路は、ターボ車の真骨頂を発揮する絶好の環境です。 小型車にターボを搭載することで、同等排気量のNA車に比べてパワフルな加速性能を発揮できます。アクセルを踏み込んだ瞬間の力強い加速は、坂道を楽々と登れます。NA車だと大きな荷物を積んだ状態だと坂道でスピードが出にくくなる課題があります。しかし、ターボ車なら余力があるため積載時でもスムーズな走行が可能です。 狭い道や坂道の多い地域に住む人や、荷物を多く積む機会の多い人にとって、軽自動車のターボ車は強力なパートナー。小型ボディながらも普通車に迫る走りを実現できるのが魅力です。 まとめ ターボはエンジンの性能をアップさせる頼もしい機能ですが、一方で燃費の悪さやメンテナンスコストの高さなどのデメリットもあります。しかし、日本のような道路事情では、小回りの利く軽自動車 + パワーのあるターボという選択肢はとても魅力的です。 ターボかNAか迷うところですが、みなさまのライフスタイルによってどちらがいいかは変わります。用途に合わせて自分に適した選択を目指してください。