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2022.11.30
意外と知らないレギュラー、ハイオク、軽油の違いを解説
皆様はレギュラー、ハイオク、軽油の違いをご存じでしょうか。 どれも自動車に必要な燃料で、ガソリンスタンドにはこの3種類の燃料が売られていることがほとんどです。 しかし、車ごとにどの燃料を使うかが決まっており、間違えて給油してしまうと、場合によってはエンジンの故障につながります。 この記事では、レギュラー、ハイオク、軽油の違いと、これらを間違えて給油した場合に起こることを説明します。 レギュラー、ハイオク、軽油の違いを解説 まずはレギュラー、ハイオク、軽油の違いを解説します。 レギュラーガソリン レギュラーガソリンは、日本国内でもっとも広く使われている車の燃料です。 異常燃焼を起こさないように入れる添加物の割合である「オクタン価」がハイオクガソリンと異なります。 異常燃焼とはエンジン内の所定の場所・タイミング以外で発生する予期せぬ燃焼のことで、エンジンの故障を引き起こす恐れがあります。 JIS規格ではオクタン価が89以上のガソリンをレギュラー、さらに高い96以上のガソリンをハイオクとしています。 ハイオクガソリン 「オクタン価」がレギュラーガソリンよりも高い(ハイ)ものが、ハイオクガソリンです。 オクタン価を高めるためにコストがかかるため、レギュラーガソリンよりも1Lあたり10円ほど高価になります。 軽油 レギュラーとハイオクはガソリンの一種ですが、軽油は成分が全く違います。 ガソリンと軽油は原油から留出される温度が異なります。一般的にはガソリンは35〜180度、軽油は240〜350度で留出されます。 軽油はガソリンを抽出する過程で取り出せるので、ガソリンよりも低価格です。 軽油とガソリンは燃え方が違うので、軽油仕様車でないと軽油を使うことはできません。 また、「軽自動車」だからといって「軽油仕様車」であるというわけではありません。 なぜ車種によって使う燃料が違うの? なぜ車種によって使う燃料が違うのでしょうか。それは、車に求められる性能によって、適切な燃料が異なるからです。 国産の自家用車のほとんどはレギュラーガソリン仕様車です。 一般的な自家用車よりも高性能のエンジンを搭載したスポーツカーや海外製の自動車などは異常燃焼を起こす可能性が高いため、異常燃焼を抑制してくれるハイオクガソリンが必要です。 また、同じ量の軽油とガソリンを燃やすと軽油の方がより多くのエネルギーを生み出します。つまり、軽油はガソリンと比べて高出力で熱効率が高くパワフルということです。 軽油は速さよりも力強さが必要とされるショベルカーやトラック、バスなどで使われる傾向があります。 間違った種類の燃料を入れたときはどうなる? セルフサービスのガソリンスタンドも多いため、燃料の入れ間違いも少なくありません。 燃料を間違えて入れてしまった場合どうなってしまうのか、それぞれのケースごとに説明します。 レギュラー仕様にハイオクを入れる レギュラー仕様の車にハイオクガソリンを入れた場合、実は特に問題は起きません。 とはいえ、レギュラーとハイオクの違いは異常燃焼を起こさないようにするための添加剤の割合だけなので、特に性能がアップすることもありません。 ただし、メーカーによっては洗浄剤を入れているハイオクガソリンがあり、エンジン吸気系に汚れがつきにくくなるという副次的な効果があるようです。 ハイオク仕様にレギュラーを入れる ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れても、すぐに不具合が起きるわけではありません。 多くのハイオク仕様車には、異常燃焼を検知してエンジンを保護する制御プログラムがあるためです。 しかし、レギュラーガソリンは前述したオクタン価が低いため、排気量の大きなハイパワーのエンジンを搭載したハイオク仕様車では、異常燃焼を起こし異音や振動が発生するリスクが高まります。 長い目で見ると、出力の低下や燃費の悪化、エンジンの劣化などの不具合が起こる恐れがあります。 レギュラー、ハイオク仕様に軽油を入れる レギュラー、ハイオク仕様車に軽油を入れてしまった場合、ガソリンの残量にもよりますが、しばらく走行することはできます。 しかし、そのままにしておくとマフラーから煙が出て、エンジンが不具合を起こし停止してしまいます。 間違えて給油してしまった場合は、すぐに修理工場や車を購入した店舗に連絡し、対応してもらいましょう。 軽油仕様にレギュラー、ハイオクを入れる 軽油仕様車にレギュラーまたはハイオクガソリンを入れてしまった場合、エンジンを始動することはできますが、異常燃焼により燃料ポンプや燃料噴射装置などが破損する恐れがあります。 この場合も、すぐに修理工場や車を購入した店舗に連絡し、対応してもらいましょう。 まとめ レギュラー、ハイオク、軽油の違いと、これらを間違えて給油した場合に起こることを説明しました。 レギュラーガソリンとハイオクガソリンを間違えた時には大きな不具合は発生しませんが、レギュラー・ハイオクガソリンと軽油を間違えると重大な問題が発生する恐れがあります。 こういった問題を未然に防ぐために、しっかり知識を身に付けることが大切です。 この機会に、お持ちの車や購入をご検討中の車について調べてみてはいかがでしょうか。 -
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2022.11.23
燃費を上げる簡単な方法とエコな軽自動車3つを紹介!
物価が高騰している中、自動車の維持費を抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。 中でもガソリン代の節約は、すぐに実践できるうえある程度効果も大きいのでオススメです。 近頃は家計への負担を少しでも小さくするために燃費のいい車が人気を博しています。 さらに、燃費を向上させる走り方を意識すれば、もっとガソリン代の負担を減らせるでしょう。 今回は燃費を向上させる方法をご紹介します。また、特に燃費のいい軽自動車をご紹介しますので、乗り換えを検討している方は参考にしてみてください。 車の燃費を向上させる簡単な3つの方法 車の燃費を向上させる方法として、以下の3つをご紹介します。 ・エンジンブレーキを使う・無駄な荷物は下ろす・定期的にメンテナンスする エンジンブレーキを使う ブレーキはガソリンを燃やして作った推進力を熱に変えてしまいます。 とはいえ、運転するときはブレーキを使わざるを得ないので、減速時には出来るだけエンジンブレーキを使うことをおすすめします。 アクセルを踏んで加速、アクセルを離して減速、もっと減速したいときはブレーキを踏む、というイメージです。 また、加速については周囲の車のことも考えて早めに交通の流れに乗ることをおすすめします。余裕をもって加速すれば、同乗者にも優しい運転になります。 無駄な荷物は下ろす 車重が重いと走行時の負荷が大きくなり燃費が悪化します。 具体的には、100kgの荷物を載せて走ると3%程度燃費が悪くなるといわれています。効果は小さいですが塵も積もれば山となります。それほど難しいことでもないのでおすすめの燃費向上策のひとつです。 余計な荷物を積みっぱなしにしないように気を付けましょう。 定期的にメンテナンスする 車の状態が悪ければ、様々な燃費向上策を講じても、十分な効果を発揮しません。 定期的にメンテナンスすることで、車をいい状態に保ちましょう。 特に以下の3点は、適切な状態にしておかないと車に負荷がかかり燃費が悪くなる原因になるので、こまめにチェックしましょう。 ・タイヤの空気圧・エンジンオイル・エアクリーナー 軽自動車のカタログ燃費と実燃費 車の燃費と一口に言っても、実は「カタログ燃費」と「実燃費」という2種類の意味があります。 両者の違いをしっかり知ることが、燃費のいい車を選ぶ手助けになります。 カタログ燃費と実燃費とは? カタログ燃費とは、「ある一定の条件の下で、決められたパターンに沿って走行したときに算出される燃費」のことです。平坦な道をエアコンやライトなどを使わずに走行した結果だと考えてください。 実燃費とは、その名の通り「ユーザーが実際に運転した際の燃費」のことです。 信号待ちや周りの車に合わせて発進と停止、加減速を繰り返したり、環境に合わせてエアコンやライトを使用したりするため、カタログ燃費と同じ燃費を実現するのはほぼ不可能です。 カタログ燃費と実燃費はなぜ違う? 実燃費は、カタログ燃費より2〜3割低下することが多いといわれています。 なぜこれほどの差が生まれてしまうのでしょうか。 実燃費とカタログ燃費の差を生み出す要因は、主に以下の3つです。 ・エアコンやライトなどの電装品の使用状況・寒暖や道路状況などの走行環境・ユーザーの運転の仕方 特にユーザーの運転の仕方によって大きな差がつくといわれています。 燃費を向上させる方法の中でご紹介したように、「ブレーキでなく出来るだけエンジンブレーキを使う」ことを心がけましょう。 このように実燃費とカタログ燃費には差がありますが、カタログ燃費がいい車種は、実燃費も優れています。 軽自動車の燃費ランキング 比較的燃費がいいといわれている軽自動車の中でも、特に燃費のいい車種をご紹介します。 なお、実燃費は人によって変わるため、カタログ燃費で比較します。 1位:スズキ アルト スズキのアルトは、カタログ燃費27.7km/Ⅼという非常に優れた燃費性能を誇るモデルです。 発電効率に優れたモーターでエンジンをアシストしてくれる「マイルドハイブリッド」を搭載したことで、軽自動車の中でNo.1の低燃費を実現しました。 衝突被害軽減ブレーキ機能や誤発進抑制機能など、事故を未然に防ぐ予防安全性能「スズキセーフティサポート」が装備されているため、安全性も兼ね備えています。 丸みを帯びたかわいらしい外観も愛着が持てます。 2位:スズキ ラパン スズキのラパンはカタログ燃費26.2km/Lという低燃費を実現したモデルです。 「Lapin(ラパン)」はフランス語でうさぎという意味。その名の通り、丸くてかわいらしいデザインです。 後部座席のみ倒したりフルフラットにしたり、シートアレンジも自由自在なので、収納に困ることもありません。 3位:スズキ ワゴンR スズキのワゴンRは、カタログ燃費25.2km/Lという燃費のいいモデルです。 背が高く、ゆとりのある広い室内空間を有しており、前方だけでなく後方のシートも前後スライドとリクライニングができるため、車内で快適に過ごせます。 豊富なカラーバリエーションも魅力的です。 まとめ 車の燃費を向上させる方法と、燃費のいい軽自動車をご紹介しました。 燃費のいい車を適切な方法で扱えば、家計にやさしい運転ライフを過ごせます。 気になる車がある際は、ぜひ一度お店に足をお運びください! -
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2022.11.17
アウトドア派にオススメ軽自動車!4車を特徴とともに紹介
このコロナ禍でアウトドアに注目が集まり、キャンプや釣りなどの様々なアクティビティがぐっと身近になりました。 車で海や山に行ってアウトドアを楽しみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。 アウトドアに不適な車で山に行くと道が悪くて立ち往生することもあります。 最近ではアウトドア向けの軽自動車も増えています。 そこで今回はキャンプやフィッシング、スキー・スノボなどに活躍してくれる車を紹介します。 この記事を読んでスタックの心配をせず思い切りアウトドアを楽しめる車を選んでください。 アウトドア向きの軽自動車の条件とは? アウトドア向きの軽自動車は以下の条件が必要です。 ・荷物をたくさん積める大きな荷室・車内空間・悪路にも強い走行性能・オプションの装着しやすさ 荷室・車内空間の広さ ギアをたくさん積むことができるように、荷室・車内空間の広さが重要です。 車中泊をするのであれば、横たわれるスペースも必要でしょう。 フルフラット機能や小物を収納できるポケットなどの利便性の高さも大事なポイントです。 悪路にも強い走行性能 山道やぬかるみでも走破できる走行性能があれば、行ける場所が多くなります。 4WDでSUVタイプの軽自動車なら悪路も問題なく走れます。 4WDは4つ全ての車輪が駆動するタイプで、悪路を走ってひとつの車輪が浮いても他の車輪で地面を蹴って走行できます。 SUVは地上高が高い車が多く、大きな石や段差を難なく乗り越えられます。 オプションの装着しやすさ 近年のアウトドアブームに合わせて、アウトドア向けのオプションが増えてきました。 長い釣竿を車内の天井につけられるルーフラックがあれば、荷物の整理がしやすいです。 また、防水性能が高いゴム製のフロアマットを敷けば、汚れがちなアウトドア用品を車内に持ち込んでも車内を清潔に保てます。 車内泊をする人ならカーテンをつければ他人の目線や日光を遮って快適に過ごせます。 アウトドア派にオススメな軽自動車4選 アウトドアにもってこいの軽自動車を4つ紹介します。 ・スズキ ジムニー・スズキ スペーシアギア・スズキ ハスラー・ダイハツ ハイゼット スズキ ジムニー ひとりでもどんどんハードな場所に行きたいという方に特にオススメです。 4WDのSUVタイプでアウトドアにもってこいの軽自動車で、オフロード走行を前提にしたデザインなので、ぬかるみや雪道も安心です。 ジムニーの大きな特徴として、ラダーフレームが挙げられます。ラダーフレームのラダーとははしごのことです。 ジムニーはラダーに居室である箱が乗っているだけの構造をしています。たとえ無理な悪路を走り車体がねじれてもラダーだけが力を受ける構造です。 ジムニー以外の軽自動車のほとんどはモノコックと呼ばれる、フレームと居室が一体化している構造です。 フレームがねじれると居室もねじれてしまいます。 そのため、ジムニーはデコボコ道でも走破できるタフさがあります。 積載量を増やせるルーフラックや、車中泊にも対応できるカーテンなど、アウトドア向けのオプションも充実しています。 無骨ながらも可愛らしさがある外観も素敵です。 スズキ スペーシアギア スペーシアギアはアウトドアに特化していますが、普段使いの利便性も欲しいという方にオススメです。 スペーシアギアは4つのシートを別々に折りたたんだりスライドできるため、どんな形状の荷物も乗せやすいです。 フルフラットにもできるので、車中泊にもぴったりです。 スペーシアのアウトドア特化版であるだけあってルーフレールが標準整備されています。 荷室のボードは樹脂製なので、汚れてもサッとふき取れます。 老舗アウトドアブランドである「OGAWA」とコラボした、かっこいいカータープが公式でオプションとして販売されています。 スズキ ハスラー ハスラーはアウトドア性能だけでなく見た目にもこだわりたいという方にオススメです。 後部座席のみ倒したり座席を全部倒したりと、シートアレンジも自由自在。テントやサーフボードなどのかさばる荷物も余裕をもって積めます。 ハスラーの最低地上高は180mmと高めなので、ちょっとした障害物や轍を乗り越えて走れます。 荷室には、泥や砂で汚れても外して丸ごと洗えるラゲッジアンダーボックスが付属しているので、何かと汚れがちなアウトドアギアもストレスなく収納できます。 オプションのラゲッジネットを取り付ければ天井に収納をプラスできます。 カラーラインナップも豊富で、まん丸のヘッドライトが可愛らしい雰囲気を醸し出しています。 ダイハツ ハイゼットカーゴ この車は商用の軽バンですが、アウトドアに適した性能を持っています。 とにかくたくさん荷物を積みたい方にオススメです。バックドアは特に開口部が大きく、床面地上高が低いため、荷物の積み下ろしが楽々です。 荷室の床面・側面ともに突起がないフラットなデザインになっているため、荷物に傷がつくことがありません。 小回りがいいためカーブの多い山道もストレスなく走れます。 ユースフルナットがたくさん付いているので、特別な加工なしでフックやネットなど様々なものを手軽に取り付けられます。 まとめ アウトドア向きの軽自動車を紹介しました。 適した車種を選べば、海や山などいろんな所に行って気軽にアクティビティを楽しむことができます。 購入をご検討の際は、ぜひ一度お店に足をお運びください! -
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2022.10.30
ターボとは一体なに?軽自動車に搭載されるメリットを紹介
軽自動車を選ぶとき「ターボ付き」という記載を見たことがありませんか? ターボと聞くとなんだか速そうだとイメージできると思いますが、具体的に仕組みやメリットは知らない方も多いかもしれません。 そこで今回は、ターボの仕組みとメリット・デメリット、必要なメンテナンスを紹介します。 ターボ付きの軽自動車とは? ターボについて、まずは仕組みとなぜパワフルなのか解説します。 ターボとは空気を送り込む機械 ターボは排気ガスを排出する力でタービンを回し、エンジンに多くの空気を送り込む機械のことです。 エンジンはガソリンを燃やしてパワーを生み出しています。一度に燃やすガソリンの量を増やせばそれだけパワーが出ますが、燃やすには酸素が必要です。 酸素をよりたくさんエンジンに送り込むために、排気ガスを使ってタービンを動かす機械であるターボを使っているということです。 軽自動車はターボと相性が良い! 軽自動車は排気量が660cc以下と決められています。 限られたエンジンの大きさでパワーを出す、つまり多くのガソリンと空気を燃やそうと思うと、補助的にターボを使うのが適しているのです。 軽ターボ車のメリット・デメリット 軽ターボ車のメリット・デメリットを紹介します。 軽ターボ車のメリット ターボ車のメリットは何と言っても「パワーがある」ところです。 ノンターボの軽自動車を運転したことがある方は、上限人数である4人乗っていたり荷物を多く載せていたら上り坂での加速が悪いと感じたことがありませんか? ターボを搭載してパワーがある軽自動車は上り坂でもグイグイ登っていきます。 また、平坦な道でも加速がいいので、高速道路でも周囲の流れに乗りやすくなります。 軽ターボ車のデメリット ノンターボ車と比べて、ターボ車のデメリットは以下の3つです。 ・燃費が悪くなる・値段が高い・エンジンオイルの交換頻度があがる スズキ・ハスラーの上位グレードであるXとXターボを例にして比較してみます。 燃費のカタログ値でXは25.0km/L、Xターボ車は22.6km/Lと、ターボ車の方が2.4km/L燃費が悪いです。 Xの車両本体価格は1,538,900円〜、Xターボは1,639,000円〜と、ターボ車の方がおよそ10万円高価に設定されています。 また、オイルの交換時期はノンターボであるXは走行距離1万kmあるいは6ヶ月ごと、Xターボは走行距離5,000kmあるいは6ヶ月ごととされています。 小さなエンジンがターボにより高負荷がかかっているため、オイル交換の頻度が増えるというイメージです。 軽ターボ車を買うときは新車または新古車がおすすめ! ターボの軽自動車を購入するときは、新車または新古車をおすすめします。 ターボの装置そのものはエンジンの近くにあり、その温度は何百度と非常に厳しい条件で動いています。 ターボは10万kmは壊れませんが、それはエンジンオイル交換を適切にしている場合です。 手入れをされていないターボ車はもっと寿命が短いため、新車または新古車の方が安心でしょう。 ターボ車は大人数で乗れる軽自動車が欲しい方におすすめ! ターボがどのようなものなのか、メリット・デメリットについて解説しました。 ターボを装備するとコスパが悪くなりますがパワーがあるため、4人+荷物が乗った軽自動車でも坂道をグイグイ加速できます。 4人で乗ったり高速道路を走ることが多い方には、軽自動車ターボをおすすめします! -
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2022.10.19
軽自動車はなぜ人気?メリットとデメリットを解説!
日本の乗用車は普通自動車と軽自動車に分けられます。 全自動車の保有台数に占める軽自動車の割合は日本全体で4割程度、多い県では5割以上と高い水準を誇っています。 なぜ軽自動車はこれほど人気なのでしょうか? 今回は軽自動車を普通車と比較したときのメリットと、覚えておきたい注意点を紹介します。 軽自動車にするか普通車にするか迷っている方はぜひ参考にしてください。 そもそも軽自動車の定義とは? 軽自動車は小さな自動車というイメージがありますが、実は厳格に数字で基準が決められています。 ・排気量660cc以下・全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下・四輪または三輪の自動車 スズキのエブリィ(ハイルーフ版)が排気量658cc、全長3.395m、全幅1.475m、全高1.91mなので、軽自動車のギリギリの規格です。 覚えておきたい軽自動車のメリット 普通車と比べて、軽自動車には以下のおさえておきたいメリットがあります。 ・コスト面で優れている・購入時の手続きが簡単・車体が小さいため運転しやすい コスト面で優れている 軽自動車は普通車と比べて維持費が安くすみます。具体的には以下の通りです。 ・自動車税:軽自動車 年10,800円、普通車 年25,000円〜・車両価格(最安値):スズキ アルト943,800円〜、トヨタ パッソ1,265,000円〜・保険料:軽自動車 月4,000円ほど〜、普通車 月5,000円ほど〜・高速料金(ETC利用時):軽自動車は普通車の2割ほど安い 乗り出し価格が安いのはもちろん、税金や燃費などを考えると年間2万円以上節約できるといわれています。 高速によく乗る方だと軽自動車は普通車と比較して2割ほど安いので、さらに節約効果が増すでしょう。 購入時の手続きが簡単 軽自動車と普通車は購入時に用意するものが異なります。 ディーラーや販売店から車を購入するときに必要なものは以下の通りです。 ・共通して必要なもの:車検証、自賠責保険証、委任状・軽自動車で必要なもの:住民票、認印、車庫証明(一部地域)・普通車で必要なもの:実印、印鑑証明書、車庫証明書 大きな違いは、軽自動車は住民票が、普通車は実印と印鑑証明書が必要なところです。 実印と印鑑証明書はあまり使う機会がないため、いざ用意するとなると戸惑ってしまうかもしれません。 近頃は住民票も印鑑証明書もコンビニで取得できる自治体が増えたので手続きの煩雑さの差異は少なくなっているとはいえ、軽自動車の方が簡単なのは事実です。 車体が小さいため運転しやすい 軽自動車は大きくても軽バンサイズ(全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下)なので日本の狭い道でも運転しやすいです。 軽自動車より小さい軽自動車もありますが、全体的に見ると軽自動車より普通車の方が大きいでしょう。 車のノーズ(鼻)が短い車種が多いのも、軽自動車が運転しやすい理由のひとつです。 また、ショッピングセンターでは軽自動車専用の駐車スペースがあることも少なくありません。 軽自動車の気をつけたいデメリット 軽自動車は金銭的なメリットが大きいですが、以下のようなデメリットもあるので気をつけてください。 ・パワーが弱く、最高速も低い・安全性が低い・エンジン音がうるさい パワーが弱く、最高速も低い 軽自動車の排気量は最大でも660ccなのでパワーも最高速も低いです。 坂道を登るときに加速しなかったり、高速道路で100km出すと安定性しにくかったりする可能性があります。 安全性が普通車ほど高くない 軽自動車は小さい車体で車内空間を大きく取るため、そして小さなエンジンで車体を動かさなくてはいけないので、どうしても軽量化が必要です。 ボディの金属板を薄くしたり構造を簡素にしたりして、衝撃に弱く安全性が低くなってしまう傾向があります。 エンジン音がうるさい 軽自動車は運転席とエンジンまでの距離が近いため、ノーズの部分にエンジンが置かれている普通車と比べてエンジン音が車内に響きます。 速く走っているときが顕著で、高速道路では車内BGMが聞きにくかったり同乗者と会話がしにくくなることもあるでしょう。 軽自動車はメリットが絶大! 軽自動車の定義とメリット・デメリットを解説しました。 軽自動車は排気量や大きさの制限があり、軽バンが規格ギリギリサイズです。 普通車と比べて金銭的なメリットが大きく、小柄なので運転もしやすいでしょう。 ただ、パワーが低く上り坂がツラいこと、安全性が普通車ほど高くないことに気をつけてください。 デメリットを考えても、軽自動車はメリットが絶大です。近頃の軽自動車は意外と走りますし、ぜひ一度試乗をしてみてください! -
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2022.10.12
雪国の強い味方!4WDが選べる軽自動車を紹介
自動車の駆動方式には2WD(二駆)と4WD(四駆)があります。 エンジンからの動力が2つの車輪に伝わるものが2WD、4つ全てに伝わるものが4WDです。 4WDは雪道や舗装されていない道路でもスタックすることなくグイグイ進める走行性能が魅力で、事実、雪国では4WDが売れ筋です。 普通車SUVをはじめとする大きな自動車に搭載されているイメージがある4WDですが、軽自動車でも設定があります。 今回は4WDの基本情報や軽自動車で搭載されている車種を解説します。 2WDか4WDか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。 4WDとは?基本情報とメリット・デメリット 4WDの基本情報を以下の3点から解説します。 ・4WDとはどんなもの?・4WDのメリット・4WDのデメリット 4WDとはどんなもの? 4WDは自動車の駆動方式の一種で、エンジンの動力を4つの車輪全てに伝えるものです。 一方、2WDは2つのタイヤ(前輪ふたつまたは後輪ふたつ)だけに動力を伝えるものです。 4WDの他にも四駆、4×4(フォーバイフォー)、AWD(オールホイールドライブ)とも呼ばれます。 4WDのメリット 4WDには例えば以下の2つの大きなメリットがあります。 ・雪道や未舗装の道路でもスタックしにくい・特に高速道路での走行安定性がよい 4WDは2WDと違い4つ全てのタイヤで地面に駆動力を伝えます。どれかひとつのタイヤが浮いたり滑ったりしても、残りのタイヤでカバーできるため、雪道や悪路に強い傾向があります。 また、4WDは全てのタイヤにエンジンの力が伝わるため安定性が高いです。2WDの安定性が悪いわけではありません。ただ、例えば雨天時の高速道路という悪条件では4WDの安定性を実感できるかもしれません。 4WDのデメリット 一方、4WDには以下のデメリットがあります。 ・コストがかかる・性能を発揮できる場面が少ない 4WDは2WDと比べて部品数が多く製造に手間がかかるため、車両本体価格が高価な傾向にあります。重量が大きいため燃費が悪く、重量税も高めになる可能性があるため、コスト面ではどうしても劣ります。 また、4WDのチカラが最大限に発揮される場面は悪路です。雪は冬しか降りませんし、砂利道や泥道などを毎日走るわけではありません。普通の街乗りでは4WDの恩恵を受けることが少ないでしょう。 4WDの設定がある軽自動車 続いて、4WDを選べる軽自動車をいくつか紹介します。紹介した以外にも4WDの軽自動車はたくさんあることに注意してください。 ・スズキ ジムニー・スズキ ハスラー・ホンダ N-BOX・ダイハツ タント・日産 デイズ スズキ ジムニー ジムニーは車高が高く頑丈でオフロード仕様な軽自動車です。自動車全体で見ても高い悪路走破性を誇っています。 パートタイム4WDを採用しており、2WD、4WD(高速)、4WD(低速)を切り替えてグングン悪路を走っていけます。 スズキ ハスラー ハスラーは「遊べる軽」というキャッチコピーを持つスズキの人気軽自動車です。 動力配分4WDを採用しており、普段は2WDで、路面の状況に合わせて自動的に4WDに切り替わります。 ホンダ N-BOX N-BOXはホンダの人気軽ハイトワゴンです。 リアルタイム4WDというホンダ独自のシステムを採用しており、ハスラーと仕組みは違えど、2WDと4WDが自動で切り替わるところは同じです。 ダイハツ タント タントはダイハツ車の中でも最も売れている自動車のひとつです。 タントの4WDはハスラーと同じく動力配分4WDです。 日産 デイズ 日産と三菱が共同で開発しているデイズも4WDがあります。 ハスラー、タントと同じく動力配分4WDで、2WDと4WDの切り替えが自動的におこなわれます。 4WD軽自動車は雪国の強い味方! 4WDについてメリット・デメリットと搭載している軽自動車を紹介しました。 軽自動車は雪道や悪路の走破性が高い代わりに少々お高いと考えてよいでしょう。 日本は雪がよく降る地域が多いため、4WDの需要が高い国です。そのため、色々な車種で4WDが選択できます。 特に雪がよく降る地域に住んでいる方は、4WDを選択すると冬に大きな恩恵が受けられるでしょう! -
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2022.09.28
ドアバイザーは本当に必要?雪国でうれしい役割と利点欠点を解説
山形軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。 今日はドアバイザーの役割や必要性についてご紹介します。 ドアバイザーとは自動車のドアの上を覆うようについている樹脂製のカバーのことです。新車の場合はオプションで、中古車や未使用車でも後付けで簡単につけられます。 昔は多くの車に付いていたドアバイザーですが、近頃は装着している車が減っています。 ドアバイザーは必要なのか不要なのかは人によって違いますが、子供がいる家庭や雪国に住んでいる方には装着をおすすめしています! 今回は、ドアバイザーの基本情報とメリット・デメリット、そして後付けの方法とどんな人に向いているかを紹介します。 ドアバイザーをつけるか迷っている方はぜひこの記事を参考にしてください。 ドアバイザーの基本とメリット・デメリット ドアバイザーは自動車のドアの上部を覆うカバーです。 半透明の樹脂製がほとんどですが、昔は金属製もありました。 このドアバイザーのメリット・デメリットは以下の通りです。 ドアバイザーのメリット ドアバイザーのメリットは以下の通りです。 ・悪天候でも窓を少し開けて換気できる・駐車時でも安全に換気できる・ガラスに雪がつきにくくなる 室内ににおいの強い荷物を持ち込んだとき、食事をするとき、空気が淀んでいるときなど、意外と窓を開けて換気したくなるときが多くあります。そんな時が悪天候でも、ドアバイザーがあれば車内への雨の振り込みを気にすることなく窓を少し開けられます。 また、換気のために窓を少し開けた状態で車から離れるとき、バイザーがあれば車上荒らしなどの防犯対策にもなります。 雪の日もドアバイザーが活躍します。ドアバイザーがサイドガラスに雪が付着するのを防ぎ最小限にしてくれるため、走行中も視界が確保しやすいです。 ドアバイザーのデメリット 一方、ドアバイザーには以下のようなデメリットがあります。 ・見た目が変わる・洗車しにくい・風切り音がする ドアバイザーをつけると見た目が変わってスタイリッシュさが失われると嫌がる方もいます。 ドアバイザー装着車のほとんどは国産車であることから、ベンツやアウディなどの外国車に憧れを持っている方はドアバイザーの膨らんだ見た目を敬遠しがちです。 エアコンの性能が上がっている現代、わざわざ窓を開けて換気する必要性も少なくなってきたのも、ドアバイザーを付けなくなった理由のひとつです。 また、ドアバイザーをつけると洗車がしにくくなります。表面だけは簡単に掃除できますが、ドアバイザーの裏や隠れているガラスは洗車機では綺麗になりません。人の手で汚れを拭き取らざるを得ないでしょう。 ドアバイザーをつけると走行中に発生する風切り音が気になるという方もいます。風切り音は風が障害物に当たり振動すると鳴るピューピューという音で、スピードを出せばそれだけ音量も大きくなります。 ドアバイザーの取り付け方 ドアバイザーは実は両面テープでくっついているだけです。 ドアバイザーは新車を買うときのオプションで付けられるほか、カーショップやディーラーでも後付けできます。 以下の手順でDIYでも簡単に装着できます。 1. カーショップや通販などで車に合った形状のドアバイザーを手に入れる 2. 装着部分の汚れをアルコールなどで拭いて綺麗にする 3. ドアバイザーの装着場所に目印をつけてバランスがズレないようにする 4. 両面テープでドアバイザーをくっつける 接着面を綺麗にして、バランスを考えて仮置きして、くっつけるだけ。とても簡単です。 自分の車に合ったドアバイザーを購入するところが一番難しいかもしれません。不安な方はカー用品店で店員さんに相談してみてください。 また、ドアバイザーを購入したときに取り付けの説明書も付いてくるはずなので安心です。ぜひ挑戦してみてください。 ただ、ドアバイザーを外すときは要注意です。綺麗に両面テープを取るのが難しく、無理にこすったりすると車体を傷つける恐れがあります。無理せず慎重に剥がしてください。 ドアバイザーは子どもがいる家庭や雪国住みの方におすすめ! ドアバイザーは子供がいる家庭や雪国住みの方におすすめです。 子供が車内で飲食をしても換気しやすいことと、サイドガラスへの雪の付着を最小限にしてくれることがその理由です。 ドアバイザーは後から取り付け、取り外しも可能です。 カスタムの第一歩として、自分の車にDIYで付けてみると愛着も湧いてくることでしょう! -
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2022.09.21
中古車を買うときに気をつけることとは?選び方をご紹介
山形県軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。今日は中古車を買うときに見るべきポイントを解説します。 中古車は新車に比べて値段が安く、経済的にはとても賢い選択です。 また、2022年9月現在、半導体不足により新車は納車待ちがとても長く、ジムニーなどの人気車種は購入してから手に入るまでの目処が立たないといった状況です。そう考えると、現物を見て購入できる中古車は納期が短いので、時間的にも賢い選択だといえるでしょう。 経済的にもメリットが多い中古車ですが、選び方を間違えると、修理費をはじめとする維持費がかさみ意外とお金がかかってしまいます。 そこで今回は中古車を買うときに気をつけること、見るべきポイントを解説します。 中古車の購入を検討している方はぜひこの記事を読んで、状態のいい中古車を手に入れてください。 中古車を買うときに見るべきポイント3つ 中古車を買うときに見るべきポイントはたくさんありますが、ここでは特に大切な3つに絞ってご紹介します。 ・走行距離が多すぎ、少なすぎない・欲しい装備がついているか・消耗品の劣化具合はどうか 走行距離が多すぎ、少なすぎないか 一般的に、10万キロを走行した中古車は販売価格がグッと下がり、初期費用だけ見るととてもお得です。 ただ、それほどたくさん走った車はどこかパーツに不調が出ていることが多いです。 オイル漏れを起こしたり、どこかから異音がしたり、それらを修理するために結局お金がかかることも珍しくありません。 また、自動車の走行距離は平均すると1年で1年程度とされています。 年式と比べて走行距離が少ない車は、近場への買い物だけに使われていた可能性があります。 エンジンが温まる前に停車を繰り返しているため、車にとって優しい乗り方とはいえません。 しかし、走行距離が数百kmと非常に少ない場合は、大事に保管されていた可能性もあります。 どちらかというと走行距離が多いの方が車の劣化具合は大きいですが、年式と走行距離のバランスは中古車を選ぶときの重要なポイントのひとつです。 欲しい装備がついているか 中古車を選ぶときは欲しい装備がついているかがポイントです。 自動車のオプションにはメーカーオプションとディーラーオプションの2種類があります。 ・メーカーオプション:自動車の製造時に工場でつけるオプション・ディーラーオプション:ディーラーで後付けするオプション 中古車を購入後に付けられないのはメーカーオプションです。 例えば、追加エアバッグ、本革シート、サンルーフなどがメーカーオプションの一部です。後付けが難しいものはメーカーオプションだと思ってもいいでしょう。 欲しい装備がありそれがメーカーオプションなら、その装備がついている中古車を探さなくてはいけません。 消耗品の劣化具合はどうか 少々見るのに知識が必要ですが、下のように消耗品の消耗が激しくないかも見ておきたい点です。 ・タイヤの溝はしっかり残っているか・エンジンオイルが注入口で固まっていたり極端に汚れたりしてないか・ワイパーゴムやタイミングベルト、タイヤなどのゴム類は劣化してひび割れてないか 特にタイヤはしっかり見ておきたいポイント。タイヤ交換は安くても数万円と高価です。 スリップサインが出ていないことはもちろん、溝が十分に残っている車を選ぶと経済的にお得でしょう。 未使用車を買うという選択肢 未使用車という分類の自動車をご存知でしょうか? ディーラー名義でメーカー買い取った車を中古車として販売していてほとんど走行していない車を未使用車と呼びます。 未使用車は中古車の仲間といえますが、ほとんどの場合、走行距離が100km以下ととても少ないです。 そのため、新品並みに状態がよく中古車並みに安いという、いいとこ取りの自動車が生まれるのです! その分、未使用車は台数が少ないので、欲しい未使用車が見つかるととても運がいいといえますね。 結局、信頼できるお店で買うのが手っ取り早い! 中古車を買うときに見るべきポイントはたくさんあって、知識がないと難しいのも事実です。 安いからと飛びついたらオイル漏れでエンジンが焼き付いたり、マフラーに穴が空いて爆音を鳴らしたり、意外とある話です。 信頼できるお店なら整備をしっかりしてから販売してくれるので安心です。 ふぃのでは自信を持って販売できる中古車、そして、安心安全なコンディションである未使用車を販売しております! ぜひ、ふぃので中古車、未使用車を探して素敵な自動車を手に入れてください!