山形・酒田で軽自動車の届出済未使用車をお探しならfino(ふぃの)まで!

車検のコバック
fino山形店0120-15-3440 fino酒田店0120-2170-25          

営業時間: 10:00~18:00 定休日: 毎週水曜日、第1第3木曜日

fino山形店に電話をかける
0120-15-3440
fino酒田店に電話をかける
0120-2170-25
 

営業時間: 10:00~18:00
定休日: 毎週水曜日、第1第3木曜日

山形ライフYamagata life
山形ライフ 2025.09.20

あつみ温泉の胃袋を支える「ますもと食堂」で味わう幸せランチ

温泉街で半世紀、愛され続ける老舗食堂

山形県鶴岡市・あつみ温泉のメイン通りに位置する「ますもと食堂」。昭和から半世紀以上、地元の人も観光客も足繁く通う名店です。店先に並ぶ食品サンプルはどこか懐かしく、思わず足を止めてじっくり眺めてしまうほど。そのサンプルの数は圧巻で、ラーメン、丼もの、カレー、オムライス、そば・うどんまで幅広く、まるで“温泉街の台所”のような存在です。

店内は清潔感があり、昭和レトロな温もりが漂う雰囲気。テーブル席カウンター席のほか、子ども用の椅子も用意されていて、家族連れでも安心して利用できます。現在は2代目店主・佐藤公則さんが鍋を振るい、初代の味を守りながらも自身が県外で修業して得た中華の技術を取り入れ、味わいをさらに進化させています。

香ばしい香りが食欲をそそる「チャーハン(スープ付)」

まず最初にいただいたのは「チャーハン」。シンプルながら奥深い美味しさで、ふんわり卵と香ばしい焼き飯の香りが食欲を刺激します。米粒一粒一粒に油がコーティングされ、べちゃっとせずパラリと仕上がっているのは熟練の技。具材のハムやネギがアクセントになり、どこか懐かしい“町中華”の味わいを感じます。

付いてくるスープはあっさりとした醤油ベース。チャーハンの濃いめの味わいを優しく中和し、スプーンが止まらなくなります。飽きのこない王道の味は、地元の常連さんに長年愛されてきた理由のひとつでしょう。

夏の風物詩!爽やかにいただく「ざる中華」

温泉街を散策したあとにぴったりなのが「ざる中華」。つるりとしたのど越しの良さが特徴で、シンプルながらも奥深い美味しさを楽しめます。冷水でしっかり締められた麺は歯ごたえがあり、醤油ベースのつゆにつけていただくと、ほんのり甘みとコクが広がります。

薬味のネギや刻み海苔がさらに風味を引き立て、最後の一口まで爽やか。暑い夏に訪れる人々がこぞって注文する理由も納得です。観光客にとっては珍しい“山形ならではの冷たい中華麺”として、ぜひ味わっていただきたい一品です。

看板メニュー「担々麺」は自家製ラー油が決め手

「ますもと食堂」といえば、外せないのが担々麺。スープをひと口飲んだ瞬間、胡麻の香ばしさとコクが口いっぱいに広がります。特製の自家製ラー油と甜麺醤を使い、深みのある辛さと旨みを演出。ピリッとした刺激の中にまろやかさがあり、辛さが苦手な人でも思わずレンゲが進む絶妙なバランスです。

麺はスープとよく絡む中太麺。ひき肉や青菜との相性も抜群で、最後までスープを飲み干したくなるほどの完成度。夏には豆乳を加えた「冷やし豆乳担々麺」も登場し、辛さを抑えたマイルドな味わいで子どもや女性にも人気です。

ガッツリ派に人気の「焼肉定食」

しっかり食べたい人におすすめなのが「焼肉定食」。熱々の鉄板で焼き上げられた豚肉は香ばしく、特製のタレがしっかり絡んでご飯が進みます。添えられたキャベツやサラダで口の中をさっぱりさせながら、また肉を頬張る…そんな無限ループにハマること間違いなし。

小鉢やスープも付いて栄養バランスも良く、観光で疲れた身体をしっかり元気づけてくれる定食です。温泉街散策のあとに立ち寄れば、心もお腹も大満足。地元の常連客だけでなく、観光客がリピートするのも納得のボリューム感です。

心もお腹も満たされる温泉街の食堂

「ますもと食堂」は、どのメニューも外れがない“安心の美味しさ”が魅力。シンプルな料理であっても手間を惜しまず、調味料まで手作りしているからこそ、他では味わえない深みがあります。あつみ温泉を訪れたら、温泉とセットでぜひ立ち寄りたい名店です。ノスタルジックな雰囲気と温かい接客が、旅の思い出をより一層彩ってくれますよ。

今回紹介した施設情報

住所:山形県鶴岡市湯温海甲245
電話番号:0235-43-2240
営業時間:11:00~14:00
      17:00~21:00
定休日:金曜日
駐車場:6台
アクセス: 酒田駅から車で約53分
     鶴岡駅から車で約37分