山形・酒田で軽自動車の届出済未使用車をお探しならfino(ふぃの)まで!

車検のコバック
fino山形店0120-15-3440 fino酒田店0120-2170-25          

営業時間: 10:00~18:00 定休日: 毎週水曜日、第1第3木曜日

fino山形店に電話をかける
0120-15-3440
fino酒田店に電話をかける
0120-2170-25
 

営業時間: 10:00~18:00
定休日: 毎週水曜日、第1第3木曜日

スタッフブログBlog
スタッフブログ 2023.05.16

法定点検と車検はどう違う?法定点検の種類や受けるメリットを解説

みなさんは車の法定点検と車検の違いをご存じでしょうか。

法定点検と車検は同じタイミングで実施されることもあるため、両者を混同している方も少なくないかもしれません。両者の違いを知って適切に点検を受けないと、トラブルにつながる可能性があります。

この記事では、車の法定点検の概要や車検との違い、点検を受けるメリットなどを解説します。

法定点検について知識を身に付けて、正しく点検を受けましょう。

車の法定点検とは

車の法定点検の概要や車検との違い、受けなかったときの罰則を解説します。

法定点検の概要

法定点検とは、車の故障やトラブルを未然に防ぎ、安全性や公害対策を維持するために実施される定期的な点検整備のことです。

道路運送車両法によって義務付けられているため、車のユーザーは必ず法定点検を受けなければなりません。

法定点検と車検の違い

車検では、車が公道を走行する基準を満たしているかがチェックされます。

法定点検とは異なり、車検では安全性や公害対策の維持が担保されるわけではなく、故障やトラブルを未然に防止をしてくれるわけではありません。

法定点検と車検では有効期間にも違いがあります。

法定点検には、自家用車の場合、1年ごとに受ける「法定12ヶ月点検」と、さらに検査項目が追加された2年ごとに受ける「法定24ヶ月点検」の2種類があり、どちらも受ける必要があります。

車検は、自家用車の場合、初回は3年後、2回目以降は2年ごとに受けなければなりません。

法定点検を受けなかったときの罰則

法定点検を受けることは、道路運送車両第48条で義務付けられていますが、受けなかったときの罰則はありません。

ただし、法定点検を受けずに、期限切れのシールを貼ったままにしておくと、保安基準違反で30万円以下の罰金を科せられる可能性があります。

罰則はないとはいえ、ご自身の安全を守るものなので、怠らずに法定点検を受けましょう。

一方で、車検を受けずに公道を走行すると、道路運送車両法違反に該当し6ヶ月以上の懲役か30万円以下の罰金が科せられます。

法定点検の種類

法定点検の種類をご紹介します。

法定12ヶ月点検(法定1年点検)

法定12ヶ月点検ではブレーキペダルやエンジンルームなどを対象に、快適性と安全性に関わる点検をします。

軽自動車を含む自家用車には、27個の点検項目があります。

法定24ヶ月点検(法定2年点検)

法定24ヶ月点検では、さらに30項目が増え、57項目を点検します。

ハンドルの操作具合に問題はないか、電気配線接続部に緩みや損傷はないかなど、法定12ヶ月点検よりも細かくチェックされます。

法定3ヶ月点検、法定6ヶ月点検

法定3ヶ月点検は事業用バスやトラック、法定6ヶ月点検は自家用中小型トラックや乗用レンタカーなどを対象とした点検です。

バスやトラックは一般の自家用車よりも走行距離が長くなりやすく、車体が大きめの分、事故が起きた際に被害が大きくなる傾向があるため、短期間で何度も点検がされます。

法定点検のメリット

法定点検のメリットをいくつかご紹介します。

トラブルを未然に防げる

法定点検を受けることで、トラブルの原因を未然に解消でき、急に重大な故障や不具合が起きるリスクを減らせます。

万が一、点検項目にあたる箇所の不具合が発生した場合、法定点検を受けていればメーカーの保証を受けられます。

車両の価値が高まる

法定点検を受けると、点検や整備の内容、消耗品の交換時期、点検を実施した業者などが記録されます。

記録簿で法定点検を受けて十分にメンテナンスをしたことを証明できれば、同じ年式・走行距離でも安心感が高まり、車を売却する際の査定評価が上がります。

一方で、点検整備記録簿を紛失すると査定評価が下がる恐れがあるので、気を付けて保管しましょう。

法定点検の依頼先

法定点検はどこで受けられるのでしょうか。依頼先をいくつかご紹介します。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドの中でも、整備工場が併設されているところならば、法定点検を依頼できます。

給油のついでに点検を受けられるため、最も手軽です。

ただし、ガソリンスタンドには豊富に部品が揃っているわけではないので、部品交換が必要になったときに、取り寄せのために時間がかかることがあります。

カー用品店

ガソリンスタンド同様に、整備工場が併設されているカー用品店ならば法定点検を依頼できます。

部品交換が必要になった際に、市販品の中から好きなものを選べます。

整備工場

整備工場には、日頃から車の点検、整備、修理をしている技術力の高いスタッフがいるため、質の高い点検、整備を受けられます。

整備工場によって技術力や費用に差があるため、信頼できる整備工場を探すことが大切です。

ディーラー

自社の車に熟知したスタッフが点検、整備してくれるので、最も信頼度が高いといえます。

純正の部品がそろっているので、修理や部品交換も安心して任せられます。

接客が丁寧であることが多いため、待ち時間も快適に過ごせるでしょう。

ただし、点検費用や部品代が高めになる傾向があります。

まとめ

車の法定点検の概要や車検との違い、点検を受けるメリットなどを解説しました。

法定点検は車のトラブルを未然に防ぐ大切なものです。

適切に法定点検を受けて、安心安全なカーライフを楽しみましょう。