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スタッフブログBlog
スタッフブログ 2023.06.09

車のエアコンが効かないのはなぜ?原因と対処方法をご紹介!

車のエアコンの効きが悪いなと困った経験がある方は多いでしょう。

車のエアコンは走行中の振動を受ける環境にあるため、家庭用のエアコンよりもトラブルが起きやすいといえます。

この記事では、エアコンが効かない原因や対処法、応急処置を解説します。

紹介する内容を頭の片隅に置いて、エアコンが効かなくなったときに役立ててください。

車のエアコンが効かない原因

車のエアコンが効かない原因をいくつか解説します。

フィルターが詰まっている

エアコンフィルターが詰まっていて冷たい空気が出ない事例はよくあります。

エアコンの風の通り道に設置されているフィルターには、ゴミやホコリ、花粉、排気ガス中の有害物質を捕集して、空気をきれいにする役割があります。

フィルターが詰まっていると、エアコンの機能に問題なくても、冷たい風が車内にまで送られてきません。

エアコンのガスが不足している

エアコンガスが不足していると、エアコンが効きません。

コンプレッサーで気体のエアコンガスを圧縮して液体にし、液体が気体になるときに空気中の熱を奪って冷やすのが、エアコンの仕組みです。

基本的にエアコンガスは減りませんが、走行の振動で部品に小さな隙間ができて、徐々に抜けていくことがあります。

また、大きな衝撃や飛び石などで部品が故障した際にも、エアコンガスが漏れていきます。

部品の故障

フィルターの詰まりやエアコンガスの不足以外にも、エアコンを構成する部品の故障が、エアコンが効かない原因の可能性があります。

エアコンを構成する部品として、エアコンガスを圧縮するコンプレッサーや、温度を測るサーミスタ、温度調整や内気循環・外気導入の切り替えをするサーボモーターなどが挙げられます。

部品が一つでも故障していると。エアコンが効かなくなる恐れがあります。

エアコンが効かないときの対処法

エアコンが効かない原因ごとに、それぞれに合った対処法があります。

それぞれの対処法を解説します。

フィルターを交換する

エアコンのフィルターが詰まって冷風が出ないのであれば、フィルターを交換しましょう。

家庭用のエアコンフィルターは水洗いできることが多いですが、車のフィルターは紙でできており、汚れがこびりついているので、洗って再利用するのは困難です。

エアコンフィルターの交換は自身で簡単にできるので、取扱説明書をよく読んでチャレンジしてみてください。

お店に依頼すると、交換工賃は約3,000円かかります。
フィルターそのものは、カー用品店やネット通販で1,000~3,000円程度で購入できます。

車種ごとに専用のフィルターが決まっているので注意しましょう。

エアコンが効かなくなる前に、1年または走行距離1万kmを目安としてフィルターの交換をおすすめします。

エアコンのガスを補充する

エアコンのガスが不足している場合、ガスを補充しましょう。

ガスが漏れていると、どれだけ補充してもエアコンは効きません。
自身でガスの補充はできないので、カー用品店や整備工場でガスの点検と補充、必要に応じてガス漏れを修理してもらいましょう。

エアコンガスの漏れ点検に2,000~3,000円程度、ガスの補充に10,000~20,000円程度かかります。

部品を修理・交換する

エアコンフィルターの詰まりやエアコンガスの不足・漏れが原因ではない場合、コンプレッサーや熱交換器、サーボモーターなどの部品の故障が考えられます。

自身で原因を特定し修理することは難しいので、整備工場で点検・修理してもらいましょう。

部品によっては修理費用が高額になるかもしれません。
たとえば、コンプレッサーの交換には5~7万円、熱交換器の交換には3~10万円の費用がかかります。

エアコンが効かないときの応急処置

夏場の炎天下の車内は、エアコンを付けずにいると50度程度まで上昇することがあります。
特に高齢者や幼児にとっては命にかかわります。

どうしてもエアコンが効かないときの応急処置を紹介します。

窓を開けて換気する

エアコンが効かないときは、窓を開けて換気することが基本です
炎天下の中で車を閉め切ってしまうと、熱がこもってどんどん車内の温度が高くなってしまいます。

外気温が高いときでも、窓を開けて空気を入れ替えることが大切です。

日陰に退避する

できるだけ日陰に車を退避させましょう。

車が日差しを受けると車内の温度が上がります。

車内にいても、人が直射日光を受けると体力を著しく消耗します。
駐車する際は屋根のある場所を探してください。

設定温度を下げて内気循環する

エアコンの故障やフィルターの詰まりがなくても、渋滞の際は、走行時の風を上手く取り入れられず、なかなか冷房が効かないことがあります。

設定温度を下げて内気循環にすれば、エアコンが効いてくる可能性があるので、試してみましょう。

保冷材や氷を用意する

保冷剤や氷を活用して、暑さをしのぎましょう。

車内の温度を下げることは困難ですが、保冷剤や氷をタオルで巻いて首元に当てておけば、熱中症を予防できます。

また、トイレに行くのが億劫でも、水分補給を欠かさないよう気を付けてください。

まとめ

エアコンが効かない原因や対処法、応急処置を解説しました。

まれにエアコンガスの不足や漏れ、部品の故障によりエアコンが効かなくなるので、カー用品店や整備工場で点検・修理してもらいましょう。

外出先でどうしてもエアコンが効かないときは、窓を開けて換気したり日陰に避難したりして、熱中症にならないように気を付けましょう。

急にエアコンのトラブルに見舞われたときは、この記事の内容を思い出して対処してください。