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スタッフブログ 2024.06.20

軽自動車は日本独自の規格!その歴史と進化を紹介します

軽自動車は、日本独自の規格の車だとご存じでしょうか。戦後の経済復興期に誕生し、手頃な価格と経済性で多くの人々に愛されてきました。小さな車体が日本の狭い道路や生活様式によく合い、都市部での通勤や買い物、さらには商業利用まで幅広く活躍しています。

この記事では、軽自動車の歴史と進化を紹介します。「軽自動車って身近だけど、よく分からないな」と考えている方は、ぜひ一度この記事を読んでみてください。

軽自動車の誕生から普及

軽自動車の誕生から普及していく歴史を紹介します。

1949年、軽自動車の誕生

軽自動車は、第二次世界大戦後の経済復興中の日本で誕生しました。

多くの人々が手軽に購入できる自動車が必要だったためです。1949年に全長2.8m, 全幅1.0m, 全高2.0mと軽自動車の規格が初めて定められました。2024年現在の規格と比較すると、当時の軽自動車はとても小さいことが分かります。

初期の軽自動車、スズライトの誕生

1950年代から1960年代にかけて、軽自動車は大きく進化しました。

日本初の量産軽自動車は1955年に発売されたスズキの「スズライト」。当時は日本でも地域によって自動車の価格に差がありましたが、最安で37万円という驚きの安さです。続いて、ダイハツの「ミゼット」やホンダの「N360」など、様々なメーカーから個性的な軽自動車が登場し、軽自動車市場がますます賑わいました。

軽自動車の普及

1970年代から1980年代にかけて、軽自動車はさらに普及しました。

この時期には、燃料効率の向上や排気ガス規制への対応が求められるようになり、技術的な進歩が続きました。1979年に発売されたスズキの「アルト」は、このころの軽自動車の代表格です。全国統一価格で47万円と、その低価格と優れた燃費性能が高く評価されました。

また、この時期には、軽トラックや軽バンなど、商用車としての軽自動車も多く登場し、農業や小規模事業者にとって重要な存在となりました。

このころに、排気量の規制は360ccから550ccにアップしました。小さな排気量では苦しくなったためです。大きさの規制

も、全長3.2m、全幅1.4m、全高2.0mと拡大されました。

安全性、快適性、環境性能が求められる現代の軽自動車

1990年代以降の軽自動車の進化を紹介します。

安全性や快適性が求められるようになる

1990年代以降の軽自動車に求められたものは、安全性や快適性の向上です。

エアバッグやABS(アンチロック・ブレーキ・システム)などの先進的な安全装備が搭載されるようになりました。今ではどんな車にも付いている安全装備は、このころに装着されるようになったということです。デザイン面でも多様化が進み、スタイリッシュな外観を持つモデルや、内装の質感を高めたモデルが増えました。

規制も変わり、1990年には排気量は660cc、全長は3.3mに、1998年には全長3.4m、全幅1.48mとなりました。これは2024年6月現在と同様です。

環境に配慮した自動車が求められる

2010年代に入ると、環境問題への関心が高まり、軽自動車にもハイブリッド車や電気自動車の導入が進みました。

特に、三菱の「i-MiEV」や日産の「デイズ」など、電動化を取り入れた軽自動車はエコカーとして注目を浴びました。2022年には電動の軽自動車、日産「サクラ」が販売され、大注目を浴びました。これにより、軽自動車はますます便利で環境に優しい選択肢となりました。

軽自動車の未来はどうなる?

現在、軽自動車は経済性、コンパクトさ、環境への配慮が多くの消費者に支持されて、日本の車文化の一部として確立されています。自動運転技術の導入や、より高性能な電動化技術の開発によりさらなる進化を遂げることでしょう。

さらに、軽自動車は海外市場への進出も視野にあります。2024年現在、日本車メーカーは普通車も含めた車の80%を海外で販売しています。軽トラがアメリカで人気があることもありますし、軽自動車は日本のみならず、世界中でその存在感を増していくかもしれません。

まとめ

軽自動車は、戦後の日本で生まれ、長い年月をかけて進化してきました。経済的でコンパクトなその特徴は、多くの人に愛されています。今では、安全性や快適性もあり高性能で、デザインもおしゃれな車種にあふれています。未来には、自動運転やもっと進んだ電動化も期待されており、さらに便利で環境に優しい車になるでしょう。

軽自動車の歴史を振り返ると、その成長と共に日本の車文化も豊かになってきたことがわかります。これからの軽自動車の進化にも目が離せませんね。