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スタッフブログBlog
スタッフブログ 2024.07.01

レギュラー、ハイオク、軽油の違いってなに?間違えて入れたらどうなる?

ガソリンスタンドで給油できるガソリンの種類は、レギュラー、ハイオク、軽油の3つがあります。車種ごとに適した種類のガソリンがあり、間違えて給油したときに起こること、対処法をご存じでしょうか。

今回は、ガソリン、ハイオク、そして軽油の違いについて詳しく見ていきます。、そして誤って違う燃料を入れてしまった場合の影響についても触れていきます。

なお、現行の軽自動車にはすべてレギュラーが指定されています。ややこしいですが、軽自動車だから軽油というわけではないので、注意してください。

ガソリン3種類のそれぞれの違い

ガソリンの種類、レギュラー・ハイオク・軽油の特徴を解説します。

最も一般的!レギュラーの解説

レギュラーはもっとも多くの自動車で使われているガソリンで、オクタン価は89.0以上です。

オクタン価とは、燃料のノッキング(異常燃焼)に対する耐性を示す指標でです。数値が高いほどノッキングしにくいという特性があります。

レギュラーガソリンは、その手軽さとコストの低さから、多くの一般的な車で利用されています。エンジンの設計がレギュラーガソリンに最適化されているため、普通に運転する限り問題はありません。ただし、高性能エンジンやターボチャージャー付きなどパワーのある車には、後述するハイオクの方が適している場合があります。

パワーのある車に!ハイオクの解説

ハイオクはプレミアムガソリンとも呼ばれ、オクタン価が96.0以上と高いのが特徴です。

ハイオクは高性能エンジンやスポーツカーに向いています。パワーのある車は、そのパワーを引き出すためエンジン内での燃料を効率よく燃やすことが求められます。そのため、圧縮してもノッキングや自己着火しにくいハイオクが適しているということです。

また、ハイオクは燃やすとゴミが出やすいため、洗浄剤が多く含まれていることも特徴です。エンジン内をクリーンに保つ効果もあります。

一方で、ハイオクはレギュラーガソリンに比べて価格が高めです。そのため、特に高性能車や指定された場合を除き、一般的な使用にはレギュラーガソリンで十分なことが多いです。

ディーゼル車に使う!軽油の解説

軽油はディーゼル車で使われる燃料です。ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと違い、空気を圧縮して高温にし、そこに軽油を噴射することで自己着火させる仕組みです。なお、ガソリンエンジンはガソリンと空気の混合気体に火花を散らして着火する方式です。

ディーゼル車は燃費が良くパワーがあることが特徴です。これは長距離運転や大型車にとって大きな利点です。

しかし、軽油は排気ガス中の環境負荷物質が多いデメリットもあります。そのため、ディーゼルエンジンの排出ガス規制がどんどん厳しくなってきています。たとえば、東京ではディーゼル車規制があり、一定の基準以下のディーゼル車は乗り入れできません。

間違えて違う燃料を入れてしまったときの影響

車に誤った燃料を入れてしまった場合、どのような影響があるのでしょうか?
それぞれの場合について見てみましょう。

ガソリン車に軽油を入れた場合

ガソリン車に軽油を入れると、エンジンは正常に動作しません。

ガソリンエンジンはスパークプラグで点火する設計になっているため、自己着火する軽油では燃焼が起こりません。軽油が燃焼室に入ると、エンジンが停止したり損傷したりするので、燃料タンクを空にしてガソリンで洗浄する必要があります。

軽自動車に軽油をいれてしまうパターンはこれに該当します。燃料タンクの洗浄という大掛かりな対応が必要なのです。軽自動車にはレギュラー、覚えておきましょう。

ガソリン車にハイオクを入れた場合

レギュラーガソリンを使う車にハイオクを入れても、通常は大きな問題はありません。

最適にガソリンが燃焼できず燃費や性能に若干の影響が出ますが、大きなダメージはありません。

ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れた場合

ハイオク指定車にレギュラーガソリンを入れると、ノッキングが発生する可能性があります。

ノッキングはエンジンに負担をかけ、最悪の場合エンジンの損傷を引き起こすことがあります。短期間であれば大きな問題にならないこともありますが、長期的には避けた方が無難です。

ディーゼル車にガソリンを入れた場合

ディーゼル車にガソリンを入れると、エンジンに深刻なダメージを与える可能性があります。

ガソリンはディーゼルエンジンの高圧縮比に対応できないため、燃料噴射ポンプやインジェクターに損傷を与える可能性があります。この場合も、燃料タンクを空にして軽油で洗浄する必要があります。

まとめ

ガソリン、ハイオク、軽油にはそれぞれの特徴とを紹介しました。

ガソリンは手軽でコストが低く、一般的な車に最適です。ハイオクは高性能車に向いており、エンジンの性能を最大限に引き出すことができます。軽油は燃費が良く、トルクが大きいため、長距離運転や大型車に適しています。

誤った燃料を入れると、エンジンに深刻なダメージを与える可能性があるため、車の種類や使用目的に応じて適切な燃料を選ぶことが重要です。

軽自動車と軽油は名前が似ているだけで、軽自動車にはレギュラーだと覚えておいてください。