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山形ライフ
2023.02.07
冬のライフハックに天童の足湯はいかが?
2023年1月、全国的に懸念されていた寒波が山形にももれなく到来しました。 寒い時期は皆さまどのようにお過ごしですか? 私は寒波で冷えた体を癒すため、天童温泉街にある無料で手軽に利用できる足湯を訪れました。 そこでは体が温まる以外にも、前日にお酒を飲んでむくんでいた足がすっきり元に戻るうれしい効果を実感できたのです。 今回は美容や健康のサポートをしてくれる天童の足湯情報をシェアさせていただきます。 1件目「あづま荘」のそばにある【天の湯】 天童市鎌田の温泉街にある「あづま荘」の隣に設置された【天の湯】が最初の目的地です。 車を「道の駅天童温泉」の駐車場へ停めてから【天の湯】まで歩いて行きました。 ほかには近くにある「天童スイミングスクール」の駐車場も利用できます。 【天の湯】は「手湯」と「飲泉」もある足湯浴場です。 浴槽は20人ほど利用できる広さがあります。 座る場所が濡れている場合もあるので、あらかじめ座る際に敷く用のタオルも用意していくと良さそうです。 まずはどのくらいの熱さなのかを確かめるために手を入れてみると、ぬるくもなく熱過ぎもしないちょうど良さを感じました。天童市の観光ガイドでは43度と明記されています。 しかし足をお湯に入れると、冷えていたのもあり、手で確かめた温度より熱く感じました。 それでも慣れてくると次第にホッとしてきて、全身の筋肉がゆるんでくるのが分かりました。 お風呂に入った瞬間にため息や声が出る経験はありませんか?あの口から漏れた息や声は体をゆるめるために出るともいわれているようです。 足湯も全身浴と同様にリラックス効果を期待できるんですね。 日曜日のお昼過ぎに行ったのですが、次々に人は来るものの混雑はしていませんでした。 2件目「ホテル王将」そばにある【童の湯】 次に向かった足湯は「ホテル王将」のそばにある【童(わらべ)の湯】です。 広さは【天の湯】よりこじんまりしています。行ったときには一人もいなく貸し切り状態でした。 お気づきの方も多いと思いますが、【天の湯】と【童の湯】で【天童の湯】になります。 天童温泉協同組合や天童市観光物産協会の粋な計らいが見えますね。 【童の湯】は【天の湯】に比べると、湯気がもくもくと旺盛に立っていました。 入口にある案内板を読んでみると、”吐出口から出る温泉水は高温ですので、やけどにご注意ください。”と書かれています。 先に「熱い」と分かる案内を読んでしまったので、おそるおそるお湯に手を入れてみると…確かに熱いのですが、先に【天の湯】で体を温めてきたためか思っているほど熱くはありませんでした。 しかし思うほど熱くないとはいえ、すぐにお湯に浸かっている部分だけ赤くなり上半身がほのかに汗ばんできました。 足だけの入浴でもしっかり全身があたたまっている証拠ですね。 寒い時期に汗をかくと逆に体を冷やしてしまうので、長湯はせずほどほどにして切り上げてきました。 短時間でしたが、ちらほらと降る雪を楽しみながらの足湯となりました。 「道の駅天童温泉」わくわくランド内には【駒の湯】 出典:道の駅公式ホームページ 道の駅「天童温泉」 もうひとつ、「道の駅天童温泉」のわくわくランド内にも【駒の湯】という足湯があります。 20人程利用できる広さで、将棋の駒の形にかたどられている浴槽が特徴的です。「天童といえば将棋」ですからね。 道の駅館内ではジェラートやケーキ、パンなどのスイーツが楽しめるイートインもあります。 駐車場には大型車が26台、普通車が265台停められるので、大型連休や観光シーズン以外であれば、混雑する可能性は少ないでしょう。 【天の湯】【童の湯】【駒の湯】を徒歩で網羅するためにはうってつけの駐車場です。 足湯はむくみ解消、ストレス解消、冷え改善など、寒い冬でも心身ともにリラックスできる最高のライフハックになります。 この冬は手軽で気軽に行ける足湯へ、足を運んでみてはいかがでしょうか? 今回紹介した施設 【天の湯】 住所:山形県天童市鎌田2丁目1-22 アクセス:天童駅から東へ徒歩で13分。道の駅天童温泉から北へ徒歩で5分。 天童駅から東へ徒歩で13分。 お問合せ先:023-653-1680(天童市観光物産協会) 【童の湯】 住所: 山形県天童市鎌田本町1-1-14 アクセス:天童駅から東へ徒歩で13分。天童駅から道の駅天童温泉から北東へ徒歩で13分。 お問合せ先:023-653-6146(天童温泉協同組合) 【駒の湯】(道の駅天童温泉) 住所:天童市鍬ノ町2丁目3-41 アクセス:天童駅から南東へ車で5分、徒歩で25分。 お問合せ先:023-653-1680(天童市観光物産協会) 【共通】 営業時間:6:00~21:00(年中無休) 月曜日と木曜日の10~12時まで、清掃のため利用不可 -
山形ライフ
2023.02.01
米沢で情緒を楽しむ!【上杉神社】と【東光の酒蔵】のはしご観光
今回は米沢市へ観光をしに行ってきました。訪れた場所は【上杉神社】と【酒造資料館 東光の酒蔵】です。 上杉神社へ参拝と観光 【上杉神社】の祭神は戦国武将として知られる「上杉謙信公」です。摂社として米沢藩主「上杉鷹山公」が祭神として祀っている【末岬神社】もあります。 神社の広さは約6,300坪もあり、運動不足をすぐにでも解消できそうなほどです。この日は日曜日ということもありますが、雨降りにも関わらず参拝客が多いように感じました。 駐車場は神社のそばにある「おまつり広場駐車場」を無料で利用できます。 奥にある本殿へ辿り着くまでに、御朱印販売所、高嶋易断の露店、おみくじやお守りの授与所など、見どころがところどころにあります。 途中には上杉謙信公や上杉鷹山公の銅像もあり、参拝客が次々と記念写真を撮影していました。 冬には氷のお堀、初秋には蓮の花で四季を堪能 神社の入口にある橋からお堀を覗き込むと、大きな鯉が悠然と泳ぎ人懐こさをアピールしていました。しかし、すぐにギョッとしました。鯉が集まる先を辿って見ていくと、お掘の水が連日の厳しい寒さでほとんど凍っていたのです。 鯉のたくましさが垣間見えたように思いました。 神社を出てからお堀の外周をぐるっと歩いて見てみると、水のほとんどが見事に凍っているのに気付きました。 神社からお堀に倒れた木がそのまま凍っていて、まるで時が止まったようでとても幻想的でした。 過去には初秋にも訪れていて、その頃は綺麗な蓮の花がいくつも咲いていました。 上の写真はその頃に撮ったものです。蓮の花を眺めるだけでも時間を忘れるほどでした。 春は花見、夏はお祭りなどの催しがあるので、上杉神社はいつでも訪れたくなる神社です。 【酒造資料館 東光の酒蔵】まずは外観を見学 次に訪れたのは、銘酒「東光」で有名な小嶋総本店が展開する【酒造資料館 東光の酒蔵】です。 上杉神社から東南へ1.4㎞ほど先にあります。ご存知の方も多いと思いますが、「東光の酒蔵」は東北一の広さを誇る酒蔵資料館なんですよ。 創立は慶長2年の安土桃山時代。「上杉藩の御用酒屋だった酒蔵」という由緒ある歴史があります。 「米沢と言えば”上杉神社”、米沢と言えば”東光”」と、対を成して米沢を支えている存在です。 資料館も酒蔵も瓦屋根で横に長い造りや蔵がある見た目から、過去の空間を想像できるような情緒あふれる外観をしています。 東光の建て構えがある風景は、山形内陸部でなかなか味わえない希少さです。 資料館内は当時の熱気や生活感も再現!? 資料館内で一番印象的だった空間は、大きな仕込み桶が何個もそびえ立つ仕込み蔵の間です。 いくつもの大きな仕込み桶が整然と並ぶ中で流れる労働曲を聞いていると、蔵人達のパワフルな作業の様子を想像できるようでした。 そして部屋の一角には、お酒の神さま「大物主神」別名「三輪大明神」や、「少彦名命」をを祭神とする【三輪明神神社】があります。 奈良県桜井市三輪山にある「大和一ノ宮三輪明神大神神社」の御分社だそうです。 私は大のお酒好きなので、心を込めて美味しいお酒を飲めることに感謝の意を伝えさせていただきました。 他には蔵元や蔵人を支える台所や居間、おちょこの展示などもあります。 館内にある資料は、昔ながらの酒造の原型をできるだけ復元しているとのことです。 東光直営の販売店でお酒のガチャガチャを楽しむ 最後に館内にある販売店に立ち寄り、たくさんの「東光」ブランド酒や雑貨などを眺めていると…売店の隅にある、なんとも惹きつけられるネーミングのガチャガチャコーナーに気付きました。 そばにある張り紙には、3位から1位までの景品内容と、4位から1位までの内容が書いてあります。3位から1位までの方には「究極の運試し!」と書かれていました。おそらく1位が最も出にくいのでしょう。ここは検証を兼ねてどちらも1回ずつ回してきました。 結果、下段のガチャガチャでは4位を引いてしまい「やっぱり」という感じでしたが、上段では「東光純米吟醸原酒300ml」を当てました!うれしい!美味しくいただきました。ごちそうさまでした。 久しぶりに訪れた米沢は、雨の中でも十分に楽しめました。 米沢の【上杉神社】と【酒造資料館 東光の酒蔵】のはしご観光、おすすめです。 今回の記事で紹介した【上杉神社】と【酒造資料館 東光の酒蔵】の情報 【上杉神社】 住所:山形県米沢市丸の内1丁目4−13アクセス:東北中央自動車道米沢中央IC、米沢北IC、米沢八幡原ICより車で約15分、米沢駅より車で約10分 開門時間:夏季6:00~17:00、冬季7:00~17:00※元日は0:00開門 御朱印販売:8:30~17:00 電話番号:0238-22-3189 ホームページ:公式ページ 【酒造資料館 東光の酒蔵】 住所:山形県米沢市大町二丁目 3-22(柳町上通り) アクセス:東北中央自動車道米沢中央IC、米沢北IC、米沢八幡原ICより車で約10分、米沢駅より車で約6分 開館時間:9:00~16:30 休館日:不定期なのでホームページ参照 電話番号: 0238-21-6601 E-mail:info@tokonosakagura.com ホームページ:公式ページ -
山形ライフ
2023.01.18
クリスマスイブに開催!山形市さんかく舎でのマルシェをご紹介
今回紹介するのは、クリスマスイブに山形市で開催されたマルシェです。 マルシェの開催地は「さんかく舎」。 イオンモール山形南店とケーズデンキの間にある、三角屋根の愛らしいお店です。 そこで【宇宙人ミラクルマルシェinさんかく舎】が開催されました。 【宇宙人ミラクルマルシェ】出店のお店を紹介 ①まこランチ オーガニック野菜を使用した、体に優しい料理を提供するお店です。 おしゃれな盛り付けも見どころのひとつ。この日はクリスマスらしく、ポテトサラダがリース風に盛り付けられていました。 2023年1月10日より毎週月曜日と火曜日限定で、さんかく舎にてランチ提供をしていくとのこと。 ②そよ風工房calm 好みのビーズを入れて作るキャンディーバッグや、自分好みにカスタマイズできるボールペンを作れる、ワークショップ形式のお店です。 ボールペンのデザインやビーズを眺めているだけでもわくわくし、選ぶ楽しみを存分に味わえます。 北山形にあるゲームセンター「パルケ・デ・アミーゴ」で開催される風凪マルシェをメインに出展されています。 ③おさんぽ日和 多肉植物やリメイク鉢をメインに販売しているお店です。 栽培している多肉植物は300種類以上もあるとのこと。リメイクした鉢も多肉植物の愛らしさに匹敵する可愛らしいデザインばかりです。 赤やピンクなど暖色系の多肉植物も取り入れた珍しい寄せ植えもあります。 メルカリや県内各地のマルシェに出店されています。 ④littlewalnut. 本物の花や貝殻をあしらったハンドメイドのアクセサリーを販売しているお店です。 ヴィオラや紫陽花などのイヤーアクセサリーが取り揃えられています。 アレルギー対応はもちろん、ほとんどのアクセサリーにパーツの縛りがなく、「すべてが選択肢」をコンセプトにしている人気のお店です。 BASEや県内各地のマルシェに出店されています。 ⑤aoi hoshi 山形では珍しいアカシックリーディング(※)をメニューに取り入れているお店です。 ほか、起業女子向けの”愛されキャリアグラム診断”など、スピリチュアルにもリアルにも特化しています。過去や未来を明白にしたい方におすすめです。 リアルでの対面セッションはもちろん、オンラインセッションにも対応しています。 ※アカシックリーディングとは→浅野総合研究所 ⑥助言屋樹林 四柱推命と手相で人生の鑑定をするお店です。 運気を生かしたい人の強い味方となります。 ⑦さんかく舎 2023年1月10日より「大人が楽しむ絵本」をコンセプトに、絵本の読めるブックカフェとしてオープンを予定されています。 土日はオーナー手作りのおやつを楽しめられるそうですよ。 隣接している「アンのお店」ではハンドメイドの雑貨の販売もされています。 今後はワークショップの会場や、占い・カウンセリングなどの個人セッションでの利用も受け付けるとのこと。まずは問い合わせをしてみましょう。 【宇宙人ミラクルマルシェ】は本当に”ミラクル”を起こしたマルシェ この日は前日から大雪警報が発令され「中止」が過る一抹の不安がありました。 しかし予定通り開催したことで、マルシェ名にある”ミラクル”の伏線回収ができたようです。 除雪が落ち着くにつれてお客様の来店が増え、出店者達も安心した表情をされていました。 山形県内各地では休日をメインにマルシェが開催されています。 最寄りのマルシェ情報にアンテナを張り、お気に入りのお店を探しに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか? 今回の記事で紹介したお店の情報 ※各店舗ごとにInstagramアカウントがあります。 【さんかく舎】 住所:山形県山形市若宮2-13-1 アクセス:山形駅から約3.4㎞車で10分、イオンモール山形南店より東へ徒歩4分 Instagram:https://www.instagram.com/sankaku_sha/ 【まこランチ】 Instagram:https://www.instagram.com/sumomoette727/ 【そよ風工房calm】 Instagram:https://www.instagram.com/soyokaze_calm/ 【おさんぽ日和】 Instagram:https://www.instagram.com/_osanpo_biyori/ 【littlewalnut.】 Instagram:https://www.instagram.com/littlewalnut.5/ 【aoi hoshi】 HP:https://lit.link/aoihoshi 【助言屋樹林】 HP:https://heyayahealing.blog/ -
山形ライフ
2022.12.28
白鳥が飛来する冬の尾花沢市【徳良湖】を眺望!徳良湖の冬を満喫するプラン
尾花沢市徳良湖にまつわる歴史 尾花沢市には【徳良湖(とくらこ)】という面積にして26万㎡、周囲の長さは3.6Kmの雄大な湖があります。 徳良湖は農業用の水資源を安定的に確保するため、大正時代に人の手によって作られたとのこと。 スイカ生産を始めとした尾花沢市の農業を支えている湖で、農林水産省に認められた「ため池百選」にも選定されています。 今回はそんな尾花沢市のシンボル【徳良湖】のご紹介です。 少し話が逸れますが、山形を代表する「花笠音頭」はかつて徳良湖を造る際に歌った労作歌が起源で、尾花沢が発祥の地となっています。 訪れたときには、徳良湖のそばに設置されたスピーカーから現代版にアレンジされた「花笠音頭」が流れていました。 徳良湖の魅力 車を西エリアに位置する”子ども広場”の隣にある駐車場へ停め、いざ散策開始です。 ちょうど尾花沢の方がイルミネーションを設置していて、冬の徳良湖のロケーションを盛り上げていました。 イルミネーションが見える位置には大きな滑り台が設置された子ども広場があり、そばには大きなグラウンド、それに南西の方へ行くと【レストラン徳良湖】があります。 どちらも駐車場から歩いて行ける距離にあるので、特に小さいお子様連れでも十分楽しめる場となりますよ。 温かい時期の晴れた日にはピクニックに訪れても良さそうですね。 春には花見、秋には紅葉狩りなど、通年子どもからお年寄りまで楽しめるのも徳良湖の魅力のひとつです。 個人的に気に入った場所は、西エリアのほとりにある徳良湖を一望できる小高い丘です。 車へ戻ろうとすると、呼応するような鳥の鳴き声が聞こえてきて、振り向けばたくさんの白鳥が徳良湖へ着水するところでした。 徳良湖は鴨と白鳥の越冬地点としても有名な場所です。白鳥が水で遊んでいるような姿も見れて、徳良湖の冬の醍醐味を味わえるとても貴重な時間でした。 徳良湖アクティビティ《サイクリングから温泉まで》 画像出典:尾花沢市観光物産協会 徳良湖周辺観光情報 徳良湖には魅惑的なアクティビティがたくさんあります。 徳良湖を一周できるサイクリングロード、南部にはゴルフ場があり、自転車やゴルフ道具のレンタルもあるので手ぶらで行っても大丈夫です。 そして北部にはヨット・カヌー・カヤックを体験できる場があります。 運動不足を解消するにはうってつけの場となるのではないでしょうか。(冬季期間は休業するアクティビティもあるので、詳しくは各施設へお問合せください※下記参照) 南部にある【サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場】では冬キャンプもでき、ソロキャンパーの人気スポットにもなっているそうですよ。 近くには温泉施設の【徳良湖花笠の湯】があるので、冬の寒さも一掃できます。 寒い冬はつい家にこもりがちになりますが、この冬”徳良湖の自然を満喫するプラン”を視野に入れてみてはいかがでしょうか。 今回の記事で紹介した施設の情報 【徳良湖】 住所:山形県尾花沢市二藤袋徳良湖アクセス:JR大石田駅より車で約15分、東北中央自動車道(尾花沢新庄道路)尾花沢ICより約10分ホームページ:公式ページ 【ステーキ&洋食 レストラン徳良湖】 住所:山形県尾花沢市二藤袋1767-6営業時間:11:00~17:00 (LO16:30)定休日:火曜日 ※定休日以外でもお休みさせていただく場合がございます。電話番号:0237-23-2989ホームページ:公式ページ 【徳良湖花笠の湯】 住所:山形県尾花沢市大字尾花沢5151番地67営業時間:9:00 ~ 21:00(最終受付20:30)※2022年12月1日~2023年3月31日まで夏季営業時間は、8:30~21:30まで(最終受付)21:00電話番号:0237-24-1160ホームページ:公式ページ 【サンビレッジ徳良湖オートキャンプ場】 住所:山形県尾花沢市二藤袋1401-6電話番号:0237-23-2111ホームページ:公式ページ予約概要:https://www.nap-camp.com/yamagata/11158 -
山形ライフ
2022.12.14
飯豊連峰のふもと、小国温身平での秋の森林セラピー
2022年11月初旬、温身平に行きました 11月初旬、紅葉狩りをしに山形県小国町の温身平(ぬくみだいら)へ行ってきました。 温身平は飯豊連峰のふもとにある地域です。飯豊連峰は日本海まで50Kmと近い場所に位置するので、冬は豪雪地帯にもなります。 標高は2,128mあり、登山をするには難易度が高めです。 「飯豊」の名は「飯の豊かさ」に由来しているため、五穀豊穣のご利益がある山として多くの人に信仰され続けています。 訪れた日には飯豊連峰はすでに真っ白になっていました。 写真では見づらいですが、右上奥に積雪した飯豊連峰があります。 この日は温身平の寒さを予想し、平地で着る服よりも厚めに着込んで行きました。 車中では暑く感じましたが、現地は着込んでいても寒さを感じるほど。 寒さに弱い方は首、手首、足首を温める防寒具を着けていくと良さそうです。 温身平のさらに奥へ進むと、【森林セラピー基地ブナの森温身平】という登山コースの入口があります。 今回はそちらの利用はせずに、登山コースの入口付近やその周辺を散策してきました。車は登山コースの手前に駐車できます。 温身平の紅葉は、360度どこを見ても赤、オレンジ、黄、茶色の絶妙な加減で、他では見られないコントラストばかり。終始感動がやまず、飽きが全く来ない時間を過ごせました。 近くには荒川水系の「玉川」と呼ばれる清流も流れています。玉川のロケーションも紅葉の綺麗さをさらに引き立てていました。 この日、「紅葉を見ながら飲むコーヒーは絶対に美味しいはず」と、お湯とスティックコーヒーを持参して行きました。 思惑通り、紅葉を見ながら冷たい風が吹く中で飲むアツアツのコーヒーは格別でした。 もちろん、途中にある自販機や売店でお好きな飲み物を購入するのも良いでしょう。 しかし、温身平付近には自販機がないので、24㎞手前にある「道の駅 白い森おぐに」で購入する必要があります。(ゴミは必ず持ち帰りましょう) 「国民宿舎飯豊梅花皮(かいらぎ)荘」のそばにある「大渕橋」も紅葉狩りにおすすめのポイントです。 梅花皮荘はブナの森から5㎞離れた場所に位置し、車で14分ほどかかります。 目に映る飯豊連峰を背景にした玉川は、まさにポストカードにできそうな美しさがあります。撮影ポイントとしてもとてもおすすめです。 2021年10月初旬にも温身平に行きました 去年10月初旬には、「磐梯(ばんだい)朝日国立公園」と書かれた看板がある駐車場で、温身平の自然に触れてきました。 利用した駐車場は、ブナの森と梅花皮荘の中間に位置します。 10月初旬の飯豊連峰はまだ青々としていて、肌寒さもなく服を着込んでいく必要はありませんでした。 ランニングやウォーキングなど、それぞれに温身平の自然を楽しんでいる人々も見かけました。 紅葉がまだ始まっていなかったので、紅葉を楽しみたい場合は10月中旬から下旬あたりに来ることをおすすめします。 10月中であれば、ブナの森でもイベントをやっているようです。 森林セラピー基地ブナの森温身平 最後に温身平の奥にある【森林セラピー基地ブナの森温身平】の紹介もさせていただきます。 名前の通り、温身平にあるブナの木が群生している森で、ブナの木が白いことから「白い森」とも呼ばれています。 心身ともにリフレッシュでき健康維持効果も望める場が、森林セラピー基地ブナの森温身平です。 6月以降になると、ミニツアーやヨガなどのイベントも定期的に開催されています。 「森林セラピー」については、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティをご覧ください。 温身平へ行ったこの日は、ブナの森の近くにある「飯豊山荘」までの道路が閉鎖する直前でした。 周辺付近の施設情報などは、ブナの森温身平の公式ホームページで随時情報更新されています。 来年のシーズン中に温身平へ行く際には、ホームページをチェックしましょう。 今回紹介した場所の詳細情報 【山形県置賜郡小国町温身平】 山形駅から車で2時間7分東北中央自動車道/東北中央自動車道相馬尾花沢線と国道113号経由 【森林セラピー基地ブナの森温身平】 住所:山形県西置賜郡小国町小玉川備考:11月上旬には温身平入口に繋がる道路が冬季通行止め 毎年5月中旬から6月中に開通(詳しくはホームページをご覧ください)電話番号:0238-622-416ホームページ:https://ogunitherapy.iinaa.net/ 【道の駅白い森おぐに】 住所:山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町616-1営業時間:直売所9:00-18:00 レストラン11:00-15:00休館:1月1日(その他年3~5日程度)電話番号:直売所0238-62-3719 レストラン0238-62-4623ホームページ:http://michinoeki-oguni.jp/ 【国民宿舎 飯豊梅花皮荘】 住所:山形県西置賜郡小国町大字小玉川560-1休館:毎年9月頃数日間宿泊利用:16:00-翌日10:00休憩利用:10:30-15:00日帰り風呂入浴:10:00-16:00 ※コロナ感染予防のため、混雑時は変更の可能性あり。食堂:11:30-13:30(ラストオーダー13:00)電話番号:0238-64-2111ホームページ:http://michinoeki-oguni.jp/ -
山形ライフ
2022.12.08
初冬でも楽しめる!朝日連峰を眺めながら感性を磨けるドライブコース
【朝日連峰】を眺めながら長井市までドライブ 11月下旬、「朝日連峰を眺に行こう」と思い立ち、山形市本沢から長井市へ家族とドライブをしに行きました。 中旬に所要があり、一人で長井市へ向かう途中に見た朝日連峰の美しさにとても感銘したので、家族と共有したいと思っての提案です。 一人で眺めた朝日連峰は、今まで見た山とまた違う風光を感じました。 それに、そのとき見た朝日連峰の麓には午前特有の雲海が連なり、そのミステリアスさはなんとも形容しがたいものがあったのです。 家族と行った日は昼過ぎだったので雲海は見られませんでしたが、美しい朝日連峰を目に、清々しくなるドライブができました。 国道287号線を白鷹方面から走り長井市に差し掛かると、最上川を挟んだ向こう側に朝日連峰が見えてきます。 白鷹市から長井市へ入ってすぐといえる距離にパーキングエリアがあり、車を停めてじっくり朝日連峰を眺めることもできますよ。 近くには”桜づつみ”という河川公園もあるので、立ち寄りやすい方に行ってみてはいかがでしょうか。 「長井市は商人の町」を体現した【道の駅川のみなと長井】 朝日連峰を眺めた後には、「道の駅川のみなと長井」へ足を運びました。綺麗で大きな道の駅なので立ち寄りやすいように感じました。 長井市といえば、最上川船運の港。長井市といえば、商人の町。長井市といえば、競技用けん玉生産日本一の町です。 道の駅には、大豆、麩、昆布巻、漬け物、納豆、日本酒、野菜、山の幸、けん玉などなど… 「さすが商人がたくさんいる船運のみなと」と思わせる品物の多さに驚きました。 中でも一番おすすめの物は何か店員さんに聞いたところ、「昆布巻」と教えてもらいましたが、午後3時過ぎの時点で完売していました。やはり人気商品は早い内になくなってしまうのですね。 ほかにすすめてもらった炒り大豆、おおぶりの木くらげ、おみ漬けを購入しました。 おみ漬けは青菜(せいさい)や大根、人参、菊芋などを細かく刻み醤油とザラメに漬けこんだ、山形を代表する漬物のひとつです。 どれも長井市の作り手さんの真心や温かみを感じ、美味しくいただきました。 上山市狸森にある、苔アートを楽しめるスポット【Hutte&MossGarden】【苔法師】 帰りは上山市狸森(むじなもり)にある【Hutte&MossGarden】【苔法師】という、カフェと植物店が併設されたお店へ。 行く途中で遠巻きにでもにぎやかな様子が分かり、とても気になっていたお店です。 以前から何度か通りかかるたびに、入口にある恐竜や動物の形の木がずっと気になっていました。この樹木アートは”トピアリー”というそうです。 まずは【MossGarden(モスガーデン)】を訪れました。 中には【苔法師】という別店舗があり、同時経営しているとのこと。店舗が大きなビニールハウスというだけでもわくわくします。 店内には観葉植物や盆栽など緑が多く、その中でもピンクやオレンジの花の存在が印象的でした。 しかしさらに目を引いたのは、苔に包まれたガジュマルやパキラ。初めて知ったのですが、苔に包まれた植物を”苔玉”というそうです。 苔玉以外にも、苔盆栽、苔テラリウムなど、苔とコラボレーションした植物がたくさん飾られていました。 今回の出会いで苔にガツンと魅了されたので、パキラの苔玉を購入しました。かわいい。 店内では、苔盆栽・苔玉・苔テラリウムを作れるワークショップが、土日祝日限定で開催されています。 苔とこんなにダイレクトに触れ合える機会はあまりないのではないでしょうか。気になる方はぜひお問合せを。 隣接してあるカフェ【Hutte(ヒュッテ)】では、山形牛すじカレーやパスタ、ラーメン、唐揚げ定食などがドリンク付きのランチセットが楽しめます。土日限定でピザもあるようですよ。 今回は【朝日連峰】を眺めながら【道の駅川のみなと長井】へ、帰りの道中では【Hutte&MossGarden】【苔法師】へ立ち寄るドライブコースを紹介いたしました。 初冬でも楽しめるので、このドライブコースは四季を通じて楽しめると思います。冬季や雨季は道路の状態に注意は必要ですが…ぜひお時間がある際に、このドライブコースを楽しんでみてはいかがでしょうか? 今回紹介した場所の詳細情報 【朝日連峰】 住所:山形県西村山郡朝日町立木今回、白鷹市から長井市へ続く287号線から見える朝日連峰を紹介しました 【287号線沿い白鷹市から長井市に入ってすぐのパーキングエリア】 【観光交流センター道の駅川のみなと長井】 ・住所:山形県長井市東町2-50・電話:0238-87-1121( 受付時間 9:00~18:00 ※1月・2月は9:00~16:00 )・E-mail:info@kawanominato.jp 【Hutte&Moss Garden】【苔法師】 ・住所:山形県上山市狸森腰王山214-3・営業時間:10:00-17:00・定休日:火曜日・電話:023-689-9880・公式HP:https://mos-yamagata.com/ 苔法師(Moss Garden内) ・電話:023-676-7638・インスタ:https://www.instagram.com/koke_boushi/ -
山形ライフ
2022.11.12
秋ならではのロケーションが楽しめる!芋煮会は馬見ヶ崎川がおすすめ
2022年秋です。 山形県民は秋になると、近くの河川敷に集まり芋煮会を楽しみます。 春の花見のように、秋には芋煮会を毎年恒例の行事として、家庭や会社など各コミュニティーの親睦を深めるために開かれます。 昨今では数々のメディアにも取り上げられ、全国に知られるほど知名度の高い行事となりました。 10月中旬、馬見ヶ崎川河川敷で芋煮会を楽しんできました。 天気は晴れで気温は20度前半、心地の良い風が吹き、外で過ごすにはちょうど良い気候。近くにある盃山や千歳山などは秋化粧を進めています。 この日芋煮会をおこなえたことで、五感が刺激されリフレッシュもでき、最高のロケーションも堪能できました。 芋煮会をするために選んだ場所は、毎年9月中に開催される【日本一の芋煮会フェスティバル】の会場近く。 イベント時には混雑するものの、この日は散歩を楽しめるくらい落ち着いた状況となっていました。 拠点は、火を起こすための釜を置けるよう、丸く大きいコンクリートが地面へ等間隔に特設されている場所です。 ほかにも丸いコンクリートを拠点とし、テントやタープを張って芋煮を楽しんでいる人を見かけました。 近隣のスーパーでは、鍋、ゴザ、網、鉄板などの貸出と材料購入が予約制でできますので、自宅からの持ち物を少なくしたい場合は、そちらを利用すると良いでしょう。芋煮初心者の方にもおすすめです。 鍋を乗せる釜は、ほとんどの人はホームセンターや通販で購入しますが、この日我が家は現地にある大きめの石で釜作りに挑戦しました。 鍋が傾かないように高さを調整しながら石を並べ、薪をくべやすいように手前を少し開けます。 自然の道具を使うことでサバイバル感を味わうことができ、一体感も生まれるので、団体で芋煮会を開いた際にはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。 天然の素材を使ったためか、作った芋煮はいつもよりも深見のある味わいに感じました。この日作った芋煮も大成功です。 さて、芋煮のレシピが気になる方に、一つの例として我が家のレシピを挙げさせていただきます。 ■材料 里芋長ネギ牛肉こんにゃくしめじマイタケ醤油風調味料日本酒砂糖水 「多いかな?」と思うくらいの量からスタートし、少しずつ味を整えていく過程が醍醐味なので、あえて分量は書きません。 そしてレシピはあくまでも我が家流の材料です。 プラスして豆腐、ふ、ごぼうなどを入れる家庭もあります。また、山形内陸部では醤油味が主流ですが、庄内地方など海側の地域では味噌味にして豚肉を入れます。 芋煮と一口でいっても、家庭や地域によって正解が変わってくるのがユニークなところです。 芋煮を堪能した後には、カレールーとうどんを入れて、カレーうどんに味変する楽しみ方もあります。 この日は芋煮のおかわりが進み、カレーうどんまで辿り着けませんでした。カレーうどんをするためにも「多いかな?」と思う量は必要といえます。 食後は川に沿って歩き、川の一角に集まる小魚を眺めるなど、川ならではの遊びを楽しみました。 水の高さがくるぶし程度で川の流れが穏やかだったのもあり、川の向こう岸まで裸足で横切ることもできました。 川遊びをしていると、芋煮会以外にも、ランニング、ウォーキング、楽器練習などに勤しむ人達を見かけました。 この日、心地良い秋の気候に恵まれた馬見ヶ崎川は、より人が集まる場所となっていたようです。 最後に芋煮会の起源について記します。 さかのぼっていくと、江戸時代に米の不作時の対策として里芋が作られるようになった話に辿り着きます。 里芋は寒冷地での越冬が難しいので、秋に食べられるようになりました。 当時は里芋の収穫期に”芋煮会”の原型となる催事も行われていたとのこと。芋煮フェスティバルのように大きなイベントはなく、家族や仲間内など小人数で楽しんでいたようです。 芋煮会の歴史は、江戸時代から引き継がれ続けているということですね。 穏やかな秋の気候を満喫できる馬見ヶ崎川で、ぜひ今年も芋煮会を楽しみましょう。 【今回利用した場所】 〒990-0065 山形県山形市双月町4丁目6 【駐車場】 近隣に20台ほど車を駐車できるスペースあり 【アクセス】 山形駅から車で12分 3.8キロ 【イベント情報】 山形名物 日本一の芋煮会フェスティバル https://imoni-fes.jp/ Twitter:https://twitter.com/imo2manYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCi4g9RmQ7Z9Z3tNhg02vzew -
山形ライフ
2022.10.26
山形市民に愛されるおにぎり山【千歳山】の魅力
今回は【千歳山】登山のご紹介をさせていただきます。 千歳山は、国道13号線を馬見ヶ崎方面へ車で向かうと次第に存在をあらわしてきます。 丸みのある頂上が特徴的な、山形市のシンボルであり山形市民に愛される山です。「おにぎり山」や「おむすび山」と親しみを込めて呼ばれることもあります。 標高の高さは471mで、富士山の3,776mと比べると、登山初心者でも気軽に登れる山だと分かります。 しかしどんなに愛らしい千歳山でも、山の険しさがしっかりある山です。登山の際には、登山靴など滑りにくい靴を履いて行くよう強くおすすめいたします。 ほか、半袖の上に着脱しやすい長袖を着て行く工夫が必要だと感じました。この日は肌寒かったので長袖の服を着て行きましたが、わりとすぐ体が温まり半袖の服を着たくなりました。 千歳山の登山コースは全部で3コースあります。 今回は途中で神社に参拝できるコース、「千歳山稲荷神社参道コース」を登りました。 赤で塗られた鳥居や素材の石がむき出しの鳥居が奥に何個も続いているのを入口から見られます。 鳥居は奥にある「千歳山稲荷神社」まで続いていて、石段を昇りきると神社に着きます。 石段の出口には左右に2匹のお稲荷様がいました。 千歳山稲荷神社には、豊受姫神(とようけひめのかみ)または豊受大神(とようけおおかみ)と呼ばれる神さまが祀られています。 豊受姫神はお稲荷様のことです。五穀豊穣(ごこくほうじょう)のご利益があるといわれていますので、毎日の食事に困らないためにも参拝をおすすめいたします。 神社までであればさほど疲れを感じませんでしたが、神社から頂上までは山の道が険しくなっていきます。 足を高く上げないと昇れなかったり、慎重にならざるを得なかったりする道がいくつか出てきます。 頂上を目指すのであれば、神社で一旦体勢を整えた方が良いでしょう。 しかし、登れば登るほどに疲れを忘れるくらいの絶景が見えてきます。 「山形市全体を見渡すことができる」といっても過言ではないほどの景観です。これを見ると「登って良かった」と思えることでしょう。 室町時代、山形に初めてお城を建てた斯波兼頼(しばかねより)も、「お城を建てるにはどの辺りが良いのか」と千歳山から山形を見下ろした、との言い伝えもあります。それほど景観が良いということです。 千歳山は赤松が群生していることでも有名です。 山中のそこかしこに、先が見えないほどに伸び育った松や、生え始めたばかりの小さな松など個性豊かな松がありました。 千歳山の松に関する伝説もあります。 ”千歳山”の名前の由来元となる、阿古耶姫(あこやひめ)と千歳山に生える松の精の悲恋の物語です。結末は悲恋ですが、阿古耶姫と松の精の思いは常に繋がっていたことから、千歳山には縁結びのご利益もあるといわれています。 ”阿古耶の松”と呼ばれる松が、千歳山北東に位置する「万松寺(ばんしょうじ)」にあります。 伝説や縁結びにご興味がある方は、”万松寺コース”と呼ばれる登山コースがあるので、是非そちらをご利用してみてください。 登山コースは、3つあります。 【千歳山稲荷神社参道コース】 千歳山の北西にある鳥居から登るコース。途中にある千歳山稲荷神社を参拝できるコースです。今回こちらのコースを登りました。 【万松寺コース】 千歳山の北東にある「万松寺」から登るコース。阿古耶姫伝説にまつわる松の木が見れます。 【千歳山公園コース】 千歳山の西にある「千歳山公園」の登山口から登るコース。展望台がある山頂まで、赤松林の中をジグザグに登るコースです。 駐車場は千歳山麓の北東に「千歳山自然公園駐車場」があるので、車でお越しの際にはそちらを利用しましょう。 今回登山にかかった時間は、頂上までは約1時間、下山で約30分ほどでした。 私は体力や体幹が人よりない方なので途中で休みながら登ったのですが、早い人は1時間よりも早く登れると思います。途中にすれ違ったベテラン登山家はスピード感が違いました。 最後に「千歳山稲荷神社参道コース」の入口近くにある、【千歳山こんにゃく店】をご紹介します。 千歳山こんにゃく店は昭和元年に創業した歴史あるお店です。山形のB級グルメで一世を風靡した「玉こん」が楽しめます。 玉こんファンには特におすすめできるお店です。テイクアウトもできますよ。 こちらの玉こん、ひと玉がとても大きく味付けも格別です。 長年培ってきたであろう、かつおぶしとしょうゆのベストな加減が、玉こんにゃくにばっちり染み込んでいました。 1本だけでも満足できるほどの歯ごたえで、おやつに最適です。 ほか、”みそでんがく”や”こん定食”、”こんにゃくそば”を使った”やきそばこん”など、千歳山こんにゃく店でしか食べられないメニューが揃っています。 ”玉こんにゃく”や”そばこんにゃく”の販売もしておりますので、こんにゃく好きの人はぜひ伺ってみてはいかがでしょうか。 千歳山には、厳かな稲荷神社の雰囲気や山形市を一望できる絶景など、見た目だけではない魅力がたくさんあります。まだ登ったことがない人は、千歳山の魅力を堪能しに来てみませんか? 【千歳山】 山形県山形市平清水 【千歳山こんにゃく店】 山形県山形市松山3丁目14-1営業日 水~日曜日、祝日、祝前日営業時間 11:00~17:00販売のみ 9:00~18:00 【アクセス】 山形自動車道 山形蔵王ICより286号線を車で7分山形駅から286号線を車で14分