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山形ライフ
2022.01.11
山形の冬の風物詩 蔵王樹氷まつりへ行ってみよう!
山形県ならではの風景といえば樹氷です。 樹氷シーズンの恒例イベントが蔵王樹氷まつり。今シーズンの樹氷まつりは感染対策に配慮しながら樹氷の荘厳さをより引き出すものとなっています。 蔵王の樹氷は山形県民からするとCMやポスターなどで見慣れた存在かもしれません。 しかし日本国内はもちろん、世界的にも蔵王ほど大規模な樹氷原は珍しいものです。蔵王樹氷まつりでは山形の宝と言っても過言ではない樹氷を満喫できます。 ◆樹氷ライトアップ 暗闇のなか照らされる樹氷は昼間とはまた違う迫力があります。ロープウェイ駅も合わせてイルミネーションで彩られます。 期間/1月30日(日)までの金・土・日曜日、1月31日(月)から2月28日(月) (※火曜日を除く)時間/17:00から21:00 (上りは最終19:50)会場/蔵王ロープウェイ山頂駅及び山頂線周辺 (蔵王ロープウェイ乗車)料金/おとな3,000円・こども1,500円 (ロープウェイ往復乗車料金) ◆冬の働く車大集合! 蔵王の冬に活躍している圧雪車、除雪車、スノーモービルなどの特殊車両を間近で見られる子ども向けイベントです。さらにイベント当日は通常2,500円のこどもリフト1日券が1,000円になります。 日時/1月30日(日)上の台ゲレンデ2月23日(水・祝)大森ゲレンデどちらも10:00から15:00(天候によって変更の可能性あり) ◆冬の蔵王開運回遊スタンプラリー 蔵王温泉ゲレンデ周辺にある「蔵王地蔵尊」「蔵王大黒天」「蔵王大権現」「TS-STONE(トニー・ザイラー顕彰碑)」の4つの開運スポット。4か所を回り、スタンプを台紙に押して応募すると抽選で山形土産が当たります。 スタンプ台紙は蔵王温泉観光案内所でもらうことが出来ます。期間/2月28日(月)まで ◆蔵王に来てます! フォトテーリング蔵王温泉スキー場で撮影した写真をハッシュタグ#ZAOを付けてSNSに投稿しましょう。抽選で素敵な山形土産が当たります。 期間/2月28日まで樹氷を中心に、蔵王温泉スキー場の冬の魅力を味わい尽くせる内容になっています。山形在住でも案外生の樹氷を見に行ったことがないという人もいるのではないでしょうか。 ぜひ今シーズンは樹氷の迫力と美しさを改めて実感してみるのはどうでしょう。 -
山形ライフ
2021.12.28
冬におすすめ、ヘルシーこんにゃくスイーツが楽しめる丹野こんにゃく
年末年始は美味しいものを食べる機会がたくさん。つい食べ過ぎて体重や健康が気になってしまうという人も多いはず。そんな年末年始にこそ行きたいこんにゃく専門店運営のカフェが上山市にあります。 上山市にある奥州街道沿いの宿場町、楢下宿(ならげしゅく)。江戸時代には東北地方日本海側の多くの藩が参勤交代で利用し、大変な賑わいだったと言います。 こんにゃく専門店として山形県内でも有名な丹野こんにゃくの本店は、そんな歴史深い楢下宿沿いに静かに佇んでいます。 丹野こんにゃく本店内ではこんにゃくを使った食品などを購入できるだけでなく、こんにゃく懐石を頂ける料亭やこんにゃくを使ったスイーツ、ドリンクを楽しめるカフェが併設されています。 カフェではタピオカ風にしたこんにゃくが入ったドリンク【タピつぶこん】や、寒天ではなくこんにゃくを用いたあんみつなど、どのメニューにもこんにゃくが使われています。 写真はこんにゃくソフト抹茶黒豆こんにゃくかけ。さっぱりとした抹茶ソフトに、黒豆と黒豆風のこんにゃくが相性抜群です。 冬季限定のぜんざいに浮かんでいるのは白玉や餅ではなく、もちもち食感の餅こんにゃくです。本当のお餅のような食べ応えで、満足感のある一品でした。 カフェメニューはどれもテイクアウトができるので、ドライブのおともにすることもできます。 辛党さんにはお土産エリアで購入できる餅こんにゃく田楽や、山形名物玉こんがおすすめです。混雑していなければ店内の休憩スペースでイートインすることもできます。もっちりとした餅こんにゃくとくるみ味噌や醤油の相性はばつぐんです。 玉こんもさすが専門店の玉こんだけあって、スーパーで購入できるこんにゃくとは一味も二味も違いました。 数々のこんにゃくをつかったメニューやお土産品は、ヘルシーなこんにゃくをもっと生活に取り入れてもらいたいという気持ちで開発されているそうです。 カフェはどのメニューもカロリーは控えめ、しつこくない甘さでさらりと食べることができました。新年のカフェ始めは罪悪感なく食べられるこんにゃくスイーツで決まりですね。 丹野こんにゃく本店 こんにゃく番所 上山市皆沢字諏訪前608-1Tel:023-674-2351 営業時間:お土産/9:00~16:30(土日17:00)食事処/11:00~15:00ラストオーダー(土日15:30ラストオーダー)カフェ/10:00~15:30ラストオーダー 定休日/毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合営業カフェ日々蒟蒻は火曜・水曜定休 サイト/https://tannokonnyaku.co.jp/SNS/https://www.instagram.com/tanno_konnyaku/ -
山形ライフ
2021.12.09
藤島歴史公園Hisu花イルミネーション 庄内最大級のライトアップを見に行こう
クリスマスも近づき、イルミネーションが街のあちこちを彩る様子に心が浮き立ちます。 山形県内でも各地でイルミネーションが開催されていますが、庄内地方にいま注目されている新しいイルミネーションスポットがあります。 鶴岡市旧藤島町、鶴岡市役所藤島庁舎そばにある藤島歴史公園。山形県指定有形文化財である東田川文化記念館に併設され、普段は芝生が広がる閑静な公園です。 この藤島歴史公園は、年明けまで庄内地方最大級のイルミネーションスポットに変身します。 藤島歴史公園にはHisu花(ヒスカ)という愛称があります。 History=歴史、Utopia=理想郷、藤の花という3つのフレーズが組み合わさって作られた愛称で、「歴史と花があふれるユートピアのような公園にしたい」という願いが込められているそう。 その想いを叶えるために市民が主体となって実施しているのが藤島歴史公園のイルミネーションです。 今年で6回目の開催となりますが、年々電球の数が増え、より見ごたえがあるイルミネーションに進化しています。 特におすすめしたいのが藤の木に飾られた藤の花型の電飾です。色合いも藤の花らしい絶妙な青紫で、実物を見るのはもちろん写真映えもします。 藤島歴史公園自体、決して広いエリアではありませんが、その分LEDがぎゅっとひとところに集まっているのでより鮮やかに感じられます。 イルミネーションというとたくさん歩く必要があって小さな子や高齢の方は少し行きづらいというイメージがあるかもしれませんが、藤島歴史公園のイルミネーションは歩く距離も短いのでどんな年代の人にもおすすめです。 ただし庄内の冬の夜は底冷えがするので、例え雪が降っていなくてもしっかりした防寒対策は必須。帽子や手袋も忘れずに持っていきましょう。 会場ではオリジナル缶バッジが販売されています。缶バッジを1つ購入するごとに来年のイルミネーションのLEDライトが1つ増えるそうです。具体的でちょっと面白いですよね。思い出に缶バッジを買って、来年も訪れてみるというのも素敵です。 藤島歴史公園イルミネーション詳細 日時:2021年11月3日(水・祝)〜2022年1月10日(月・祝)期間中、毎日16:30~21:30点灯住所:山形県鶴岡市藤島字山ノ前地内駐車場:あり(鶴岡市藤島庁舎・約200台/東田川文化記念館・約50台) サイト:http://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/fujishima/kanko/fkikakuillumi2021.html SNS:https://www.instagram.com/fujishima_hisuka/ -
山形ライフ
2021.11.24
やまがた音と光のファンタジア2021 澄んだ冬の空気のなかでイルミネーションを味わおう
冬のお楽しみのひとつ、イルミネーション。山形県内各地でも見ごたえのあるイルミネーションが企画されています。 なかでも注目したいのが寒河江市で開催される【やまがた音と光のファンタジア2021】です。やまがた音と光のファンタジアは2020年まで開催されていたやまがた雪フェスティバルをリニューアルしたイベントです。 昨年以上にイルミネーションに特化したイベントとなり、期間中は毎日音と光の演出を楽しむことができます。 1月29日30日にはスペシャルデーとして明るい時間帯からイベントが開催されます。 子ども向けのアトラクションキッズランドやテイクアウトグルメエリアの設置や、花火の打ち上げ、LEDスカイランタンやイルミネーションのスカイウォッチングが予定されています。 こちらは以前開催されていたやまがた雪フェスティバルの様子です。やまがた音と光のファンタジアではよりブラッシュアップされたイルミネーションを楽しむことができます。 会場全体で約12万球ものLEDが使用され、約7.5mの光のツリーや60万色発光する光の花などで会場がきらびやかに彩られます。今まで見たことが無いような、新感覚のイルミネーションとなっています。 やまがた光と音のファンタジアと同時開催のイベントも企画されています。【山形どまんなか探訪スタンプラリー】や【やまがた音と光のファンタジア2021フォトコンテスト】、【どまんなか湯めぐり】などです。西村山エリアの魅力を存分に感じることができそうですね。 やまがた音と光のファンタジア2021点灯時間:11月26日(金)~11月30日(火)/午後5時30分~午後10時12月1日(水)~12月17日(金)・1月1日(土)~2月14日(月)/午後5時~午後10時12月18日(土)~12月31日(金)/午後4時30分~午後10時 会場:最上川ふるさと総合公園(寒河江市大字寒河江字山西甲1269)山形自動車道寒河江スマートICより5分駐車場:無料駐車場有り -
山形ライフ
2021.11.20
寒い冬は図書館で本を読もう 山形県内の素敵な図書館をまとめました
山形にも雪の気配がすぐそこまで来ているようです。 冬ならではのスキーやスノボも楽しいですが、温かい室内でほっこり読書という冬の過ごし方はいかがですか。 実は山形県内には素敵な図書館がたくさんあります。ただ本を借りるだけでなく、デートや家族のお出かけにもぴったりな図書館をご紹介します。 ◆山形県立図書館 山形県内の旗艦店ならぬ旗艦図書館と言っても過言ではないのが山形県立図書館です。館内は昨年リニューアルされ、明るく開放感のある雰囲気になりました。 図書館といえば普通は飲食が禁止されていますが、山形県立図書館には飲み物を持ち込んでもいいラウンジエリアが設定されています。季節ごとに表情を変える中庭を眺めてコーヒーやお茶を飲みつつ読書、なんて休日はいかがですか。 こどもエリアは大人の書架とフロアが少し離れているので、小さなお子さん連れでも気兼ねなく行けるのも魅力です。 山形県立図書館と同建物内にはイタリアンレストランとベーカリーカフェを兼ねたショップが入っています。本を借りたらレストランでお腹を満たすもよし、パンとコーヒーをテイクアウトするもよし。タイミングによっては図書館と連動した企画メニューも用意されます。 山形市緑町1-2-36(遊学館内)Tel.023-631-2523駐車場:最大2時間無料駐車場有り(遊学館西側の遊学館駐車場または県営駐車場)※入館時と退館時に1階総合受付案内へ駐車券の提示が必要です。 開館時間:午前9時から午後8時まで休館日:毎月第1・第3・第5月曜日および毎月第3日曜日、年末年始、特別整理日 ◆米沢市立図書館 数年前に移転した米沢市立図書館の特徴は大きな本棚がずらりと並ぶエントランスでしょう。図書館ファンの人ならこの眺めだけでも垂涎もののはずです。 館内は広く、開架蔵書冊数は15万冊にも上ります。ゆったりと館内を歩いて気分に合う本を探すのがおすすめ。折々で地域密着型のイベントや併設のギャラリーで展示会が開催されています。 上杉神社も徒歩圏内なので、図書館で本を読んだ後はゆったり散策というのもいいですね。 米沢市中央1丁目10番6号(ナセBA 内)Tel.0238-26-3010駐車場:最大3時間無料駐車場有り(まちなか駐車場)※図書館カウンターへ駐車券の提示が必要です。※まちなか駐車場が満車の場合は平和通り駐車場を利用可能、最大1時間無料 開館時間:平日4月~9月/10:00~20:00、平日10月~3月/10:00~19:00、土日祝/9:00~19:00休館日:毎月第4木曜日 ◆天童市立図書館 天童市立図書館はフロアが広々としていて大人も子どもも過ごしやすい空間です。天童市立図書館では不定期に【ライブラリーカフェ】というイベントを開催しています。 図書館入り口に人気の移動カフェが出店し、談話スペースが設置されます。美味しいスイーツやフード、ドリンクを楽しみながら本の感想を言い合えるなんてとっても素敵ですよね。 天童市老野森一丁目2番1号Tel.023-654-2440駐車場:無料駐車場48台(内障がい者用2台)開館時間:4月から10月/午前9時~午後7時、11月から3月/午前9時~午後6時 休館日:毎月第3火曜日(ただし、国民の祝日に当たる時は、当該休日以降の休日でない最初の日)、年末年始、特別整理休館日 ◆川西町立図書館 どこかのどかな雰囲気の川西町立図書館。 川西町出身の作家、井上ひさしが寄贈した蔵書が納められている遅筆堂文庫が併設されています。図書館エントランスで来館者を出迎える高さ5mもの書架は井上ひさしの自宅吹き抜け書架をイメージしているそう。 井上ひさしが使っていた応接セットも展示されています。川西町立図書館はひょっこりひょうたん島で育った世代ならきっと懐かしさを感じるスポットです。 慌ただしい年末年始、川西町図書館の穏やかな空気で気分転換をするのはいかがでしょう。 東置賜郡川西町大字上小松1037-1Tel.0238-46-3311駐車場:無料駐車場有り 開館時間:火~土/9:30〜19:00(12月~3月/9:30〜18:00)、日祝/9:30〜17:00休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始、図書整理期間 ここで紹介した他にも、山形県内には各市町村に素敵な図書館があります。司書さんたちが工夫を凝らしてイベントを開催していることも多いですよ。 家族で、カップルで、ひとりで、図書館を味わってみてください。 -
山形ライフ
2021.10.31
懐かしい香りでおうちでもお店でもほっこり 河北町矢ノ目糀屋・糀屋カフェ たんとKitchen
一気に冷え込んで、冬まであと少しという空気になってきました。素敵なカフェで秋の終わりを味わいつつほっこりとお茶をしたい人にも、おうちでまったり温かいもので一息つきたい人にもおすすめのお店が河北町にあります。 河北町は古くは紅花生産で栄えた街だけあり、今も中心地の住宅街には歴史を感じさせる建物がそこかしこに見られます。 そんな住宅街の一角にたたずむ、築100年の蔵のなかに矢ノ目糀屋があります。少し重い格子の引き戸を開けると、ほのかに味噌の香りがしてくるよう。 店内は地域で使われていた椅子や樽が使われ、ノスタルジックな雰囲気です。穏やかな気持ちでランチやお茶を楽しむことができます。 矢ノ目糀屋では手作りの味噌や甘酒を始めとした、麹を用いた商品を購入することができます。 寒い時期限定の五八みそ生キャラメルは可愛らしいおうち型ボックスに入っていて手土産にもぴったり。味噌のまろやかな風味がコクのあるキャラメルと意外なほどマッチしています。 麹を使った伝統的な定番品だけでなく「これは何だろう?」と興味を引く目新しいアイテムもたくさんあります。味わいや使い方は店主夫妻に尋ねると親切に教えてもらえるので、普段の食卓に新しい味を少し取り入れたいという時にもおすすめです。 冷蔵ショーケースに並ぶ甘露とは、矢ノ目糀屋の甘酒の素です。 この甘露をお湯や牛乳で薄めるだけで、美味しくて体に優しい甘酒を家で楽しむことができます。シンプルなタイプだけでなく、地元で採れた旬の果物や野菜のフレーバーが多く揃っています。 麹屋カフェたんとkitchenのメニューは手描き。めくるだけでほっこりした気持ちになります。 店内の糀屋カフェたんとkitchenでは矢ノ目糀屋の甘酒を頂くことができます。 甘酒は冷たくても温かくても美味しいですが、寒い季節はもちろんホットがおすすめです。一口飲めば温かさと甘さが身体にしみわたっていくのが判ります。 甘酒は飲む点滴といわれるほど健康効果が高いものです。寒い季節は積極的に飲みたいですね。 糀屋カフェたんとkitchenにはカレーなどのランチメニューもあります。ただしランチは木・金・土のみの提供となるのでご注意ください。 矢ノ目糀屋では味噌づくりを始め、さまざまなワークショップを行っています。県内外のイベントにも出店をしているので、近くの街でも矢ノ目糀屋の商品を購入できるチャンスがあるかもしれません。SNSやサイトにてご確認ください。 矢ノ目糀屋・糀屋カフェ たんとKitchen営業時間/12:00~18:00(金曜のみ10:00~18:00)定休日/日曜・毎月8日、28日(臨時休業あり) https://yanomekouziya.wixsite.com/yanomekouziya/https://www.instagram.com/yanomekouziya/ TEL:0237-85-0330山形県西村山郡河北町谷地甲90 駐車場有り -
山形ライフ
2021.10.24
45年経っても変わらぬ名車「ランボルギーニ カウンタック」がYawataに戻って参りました(^.^)
世界に3台しかないランボルギーニカウンタックLP500S こちらの名車との出会いは45年前、弊社の整備士が日本で初めて、こちらのランボルギーニを車検させて頂いたことに遡ります。 詳しくは、以下の記事を読んで頂ければと思います。 「 日本ではじめてランボルギーニを車検した職人 」https://yawatajidosha.net/recruit18/interview/#vol01 “やはり外国車の整備は難しく、例えばサイドブレーキの制動力がなかなかあがらず、日本の基準値を満たすのに一番苦労したことを覚えています。” “最新のコンピューターを使用しても車の機械的な故障は見つけることができません。今でも、見て、聞いて、触って、五感で判断します。” 懐かしさに、昔の写真と同じポーズをしてみました(笑) -
山形ライフ
2021.10.21
戸沢村幻想の森 不思議な杉の森のなかでリフレッシュするひととき
庄内地方と最上地方を結ぶ国道47号線からほんの少し山側へ入ったところに、知る人ぞ知るネイチャースポットがあることをご存知ですか。 【幻想の森】と名付けられているのは、戸沢村最上峡沿いにある森です。 最上峡には山の内杉と呼ばれる天然杉が群生しています。山の内杉自体が特徴ある貴重な杉ですが、特に幻想の森一帯にそびえる山の内杉は樹齢千年を超えるとされている特別な杉です。 幹が複数に枝分かれした樹形は他では見られません。樹齢千年とも言われるだけあって、幹回りは15mを超えるものもあります。 まさに幻想の森の名にふさわしく、ファンタジーの世界のような光景が広がっています。風が起こす葉擦れの音と鳥のさえずりしか聞こえない空間は現実を忘れさせてくれそうです。 もともとCMや大ヒット映画のロケ地にもなっている幻想の森。写真や映像のプロから見ても他にない光景の場所ということがわかります。 近年のSNS流行に合わせて、プロ、アマ問わずフォトスポットとしてもさらに人気が高くなっています。Instagramでは“#幻想の森”のタグがついた写真が1,000件以上も投稿されています。 どの投稿も幻想の森の木々が醸し出す雰囲気を上手く切り取っていて見ごたえがありますよ。自分も撮影してみたいと思わせられるようです。 まるで異世界のように思える幻想の森ですが、足元はウッドチップが敷かれていて歩きやすくなっています。 遊歩道を外れなければ小さな子どもでも充分歩けるでしょう。駐車場も3~5台程度停められるスペースが用意されています。ただし、幻想の森に行くまでの道は細く、未舗装の箇所もあります。 雪が降ると通行止めになるだけでなく、悪天候時も充分注意が必要です。 アクセスJR新庄駅から車で50分/JR古口駅から車で30分国道47号線沿い『幻想の森』標識を曲がって林道を15分程度直進駐車場:有り(3台程度・大型車両、マイクロバスは不可) 問い合わせ先:戸沢村観光物産協会Tel.0233-72-2110