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山形ライフ
2022.12.08
初冬でも楽しめる!朝日連峰を眺めながら感性を磨けるドライブコース
【朝日連峰】を眺めながら長井市までドライブ 11月下旬、「朝日連峰を眺に行こう」と思い立ち、山形市本沢から長井市へ家族とドライブをしに行きました。 中旬に所要があり、一人で長井市へ向かう途中に見た朝日連峰の美しさにとても感銘したので、家族と共有したいと思っての提案です。 一人で眺めた朝日連峰は、今まで見た山とまた違う風光を感じました。 それに、そのとき見た朝日連峰の麓には午前特有の雲海が連なり、そのミステリアスさはなんとも形容しがたいものがあったのです。 家族と行った日は昼過ぎだったので雲海は見られませんでしたが、美しい朝日連峰を目に、清々しくなるドライブができました。 国道287号線を白鷹方面から走り長井市に差し掛かると、最上川を挟んだ向こう側に朝日連峰が見えてきます。 白鷹市から長井市へ入ってすぐといえる距離にパーキングエリアがあり、車を停めてじっくり朝日連峰を眺めることもできますよ。 近くには”桜づつみ”という河川公園もあるので、立ち寄りやすい方に行ってみてはいかがでしょうか。 「長井市は商人の町」を体現した【道の駅川のみなと長井】 朝日連峰を眺めた後には、「道の駅川のみなと長井」へ足を運びました。綺麗で大きな道の駅なので立ち寄りやすいように感じました。 長井市といえば、最上川船運の港。長井市といえば、商人の町。長井市といえば、競技用けん玉生産日本一の町です。 道の駅には、大豆、麩、昆布巻、漬け物、納豆、日本酒、野菜、山の幸、けん玉などなど… 「さすが商人がたくさんいる船運のみなと」と思わせる品物の多さに驚きました。 中でも一番おすすめの物は何か店員さんに聞いたところ、「昆布巻」と教えてもらいましたが、午後3時過ぎの時点で完売していました。やはり人気商品は早い内になくなってしまうのですね。 ほかにすすめてもらった炒り大豆、おおぶりの木くらげ、おみ漬けを購入しました。 おみ漬けは青菜(せいさい)や大根、人参、菊芋などを細かく刻み醤油とザラメに漬けこんだ、山形を代表する漬物のひとつです。 どれも長井市の作り手さんの真心や温かみを感じ、美味しくいただきました。 上山市狸森にある、苔アートを楽しめるスポット【Hutte&MossGarden】【苔法師】 帰りは上山市狸森(むじなもり)にある【Hutte&MossGarden】【苔法師】という、カフェと植物店が併設されたお店へ。 行く途中で遠巻きにでもにぎやかな様子が分かり、とても気になっていたお店です。 以前から何度か通りかかるたびに、入口にある恐竜や動物の形の木がずっと気になっていました。この樹木アートは”トピアリー”というそうです。 まずは【MossGarden(モスガーデン)】を訪れました。 中には【苔法師】という別店舗があり、同時経営しているとのこと。店舗が大きなビニールハウスというだけでもわくわくします。 店内には観葉植物や盆栽など緑が多く、その中でもピンクやオレンジの花の存在が印象的でした。 しかしさらに目を引いたのは、苔に包まれたガジュマルやパキラ。初めて知ったのですが、苔に包まれた植物を”苔玉”というそうです。 苔玉以外にも、苔盆栽、苔テラリウムなど、苔とコラボレーションした植物がたくさん飾られていました。 今回の出会いで苔にガツンと魅了されたので、パキラの苔玉を購入しました。かわいい。 店内では、苔盆栽・苔玉・苔テラリウムを作れるワークショップが、土日祝日限定で開催されています。 苔とこんなにダイレクトに触れ合える機会はあまりないのではないでしょうか。気になる方はぜひお問合せを。 隣接してあるカフェ【Hutte(ヒュッテ)】では、山形牛すじカレーやパスタ、ラーメン、唐揚げ定食などがドリンク付きのランチセットが楽しめます。土日限定でピザもあるようですよ。 今回は【朝日連峰】を眺めながら【道の駅川のみなと長井】へ、帰りの道中では【Hutte&MossGarden】【苔法師】へ立ち寄るドライブコースを紹介いたしました。 初冬でも楽しめるので、このドライブコースは四季を通じて楽しめると思います。冬季や雨季は道路の状態に注意は必要ですが…ぜひお時間がある際に、このドライブコースを楽しんでみてはいかがでしょうか? 今回紹介した場所の詳細情報 【朝日連峰】 住所:山形県西村山郡朝日町立木今回、白鷹市から長井市へ続く287号線から見える朝日連峰を紹介しました 【287号線沿い白鷹市から長井市に入ってすぐのパーキングエリア】 【観光交流センター道の駅川のみなと長井】 ・住所:山形県長井市東町2-50・電話:0238-87-1121( 受付時間 9:00~18:00 ※1月・2月は9:00~16:00 )・E-mail:info@kawanominato.jp 【Hutte&Moss Garden】【苔法師】 ・住所:山形県上山市狸森腰王山214-3・営業時間:10:00-17:00・定休日:火曜日・電話:023-689-9880・公式HP:https://mos-yamagata.com/ 苔法師(Moss Garden内) ・電話:023-676-7638・インスタ:https://www.instagram.com/koke_boushi/ -
山形ライフ
2022.11.12
秋ならではのロケーションが楽しめる!芋煮会は馬見ヶ崎川がおすすめ
2022年秋です。 山形県民は秋になると、近くの河川敷に集まり芋煮会を楽しみます。 春の花見のように、秋には芋煮会を毎年恒例の行事として、家庭や会社など各コミュニティーの親睦を深めるために開かれます。 昨今では数々のメディアにも取り上げられ、全国に知られるほど知名度の高い行事となりました。 10月中旬、馬見ヶ崎川河川敷で芋煮会を楽しんできました。 天気は晴れで気温は20度前半、心地の良い風が吹き、外で過ごすにはちょうど良い気候。近くにある盃山や千歳山などは秋化粧を進めています。 この日芋煮会をおこなえたことで、五感が刺激されリフレッシュもでき、最高のロケーションも堪能できました。 芋煮会をするために選んだ場所は、毎年9月中に開催される【日本一の芋煮会フェスティバル】の会場近く。 イベント時には混雑するものの、この日は散歩を楽しめるくらい落ち着いた状況となっていました。 拠点は、火を起こすための釜を置けるよう、丸く大きいコンクリートが地面へ等間隔に特設されている場所です。 ほかにも丸いコンクリートを拠点とし、テントやタープを張って芋煮を楽しんでいる人を見かけました。 近隣のスーパーでは、鍋、ゴザ、網、鉄板などの貸出と材料購入が予約制でできますので、自宅からの持ち物を少なくしたい場合は、そちらを利用すると良いでしょう。芋煮初心者の方にもおすすめです。 鍋を乗せる釜は、ほとんどの人はホームセンターや通販で購入しますが、この日我が家は現地にある大きめの石で釜作りに挑戦しました。 鍋が傾かないように高さを調整しながら石を並べ、薪をくべやすいように手前を少し開けます。 自然の道具を使うことでサバイバル感を味わうことができ、一体感も生まれるので、団体で芋煮会を開いた際にはぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。 天然の素材を使ったためか、作った芋煮はいつもよりも深見のある味わいに感じました。この日作った芋煮も大成功です。 さて、芋煮のレシピが気になる方に、一つの例として我が家のレシピを挙げさせていただきます。 ■材料 里芋長ネギ牛肉こんにゃくしめじマイタケ醤油風調味料日本酒砂糖水 「多いかな?」と思うくらいの量からスタートし、少しずつ味を整えていく過程が醍醐味なので、あえて分量は書きません。 そしてレシピはあくまでも我が家流の材料です。 プラスして豆腐、ふ、ごぼうなどを入れる家庭もあります。また、山形内陸部では醤油味が主流ですが、庄内地方など海側の地域では味噌味にして豚肉を入れます。 芋煮と一口でいっても、家庭や地域によって正解が変わってくるのがユニークなところです。 芋煮を堪能した後には、カレールーとうどんを入れて、カレーうどんに味変する楽しみ方もあります。 この日は芋煮のおかわりが進み、カレーうどんまで辿り着けませんでした。カレーうどんをするためにも「多いかな?」と思う量は必要といえます。 食後は川に沿って歩き、川の一角に集まる小魚を眺めるなど、川ならではの遊びを楽しみました。 水の高さがくるぶし程度で川の流れが穏やかだったのもあり、川の向こう岸まで裸足で横切ることもできました。 川遊びをしていると、芋煮会以外にも、ランニング、ウォーキング、楽器練習などに勤しむ人達を見かけました。 この日、心地良い秋の気候に恵まれた馬見ヶ崎川は、より人が集まる場所となっていたようです。 最後に芋煮会の起源について記します。 さかのぼっていくと、江戸時代に米の不作時の対策として里芋が作られるようになった話に辿り着きます。 里芋は寒冷地での越冬が難しいので、秋に食べられるようになりました。 当時は里芋の収穫期に”芋煮会”の原型となる催事も行われていたとのこと。芋煮フェスティバルのように大きなイベントはなく、家族や仲間内など小人数で楽しんでいたようです。 芋煮会の歴史は、江戸時代から引き継がれ続けているということですね。 穏やかな秋の気候を満喫できる馬見ヶ崎川で、ぜひ今年も芋煮会を楽しみましょう。 【今回利用した場所】 〒990-0065 山形県山形市双月町4丁目6 【駐車場】 近隣に20台ほど車を駐車できるスペースあり 【アクセス】 山形駅から車で12分 3.8キロ 【イベント情報】 山形名物 日本一の芋煮会フェスティバル https://imoni-fes.jp/ Twitter:https://twitter.com/imo2manYouTube:https://www.youtube.com/channel/UCi4g9RmQ7Z9Z3tNhg02vzew -
山形ライフ
2022.10.26
山形市民に愛されるおにぎり山【千歳山】の魅力
今回は【千歳山】登山のご紹介をさせていただきます。 千歳山は、国道13号線を馬見ヶ崎方面へ車で向かうと次第に存在をあらわしてきます。 丸みのある頂上が特徴的な、山形市のシンボルであり山形市民に愛される山です。「おにぎり山」や「おむすび山」と親しみを込めて呼ばれることもあります。 標高の高さは471mで、富士山の3,776mと比べると、登山初心者でも気軽に登れる山だと分かります。 しかしどんなに愛らしい千歳山でも、山の険しさがしっかりある山です。登山の際には、登山靴など滑りにくい靴を履いて行くよう強くおすすめいたします。 ほか、半袖の上に着脱しやすい長袖を着て行く工夫が必要だと感じました。この日は肌寒かったので長袖の服を着て行きましたが、わりとすぐ体が温まり半袖の服を着たくなりました。 千歳山の登山コースは全部で3コースあります。 今回は途中で神社に参拝できるコース、「千歳山稲荷神社参道コース」を登りました。 赤で塗られた鳥居や素材の石がむき出しの鳥居が奥に何個も続いているのを入口から見られます。 鳥居は奥にある「千歳山稲荷神社」まで続いていて、石段を昇りきると神社に着きます。 石段の出口には左右に2匹のお稲荷様がいました。 千歳山稲荷神社には、豊受姫神(とようけひめのかみ)または豊受大神(とようけおおかみ)と呼ばれる神さまが祀られています。 豊受姫神はお稲荷様のことです。五穀豊穣(ごこくほうじょう)のご利益があるといわれていますので、毎日の食事に困らないためにも参拝をおすすめいたします。 神社までであればさほど疲れを感じませんでしたが、神社から頂上までは山の道が険しくなっていきます。 足を高く上げないと昇れなかったり、慎重にならざるを得なかったりする道がいくつか出てきます。 頂上を目指すのであれば、神社で一旦体勢を整えた方が良いでしょう。 しかし、登れば登るほどに疲れを忘れるくらいの絶景が見えてきます。 「山形市全体を見渡すことができる」といっても過言ではないほどの景観です。これを見ると「登って良かった」と思えることでしょう。 室町時代、山形に初めてお城を建てた斯波兼頼(しばかねより)も、「お城を建てるにはどの辺りが良いのか」と千歳山から山形を見下ろした、との言い伝えもあります。それほど景観が良いということです。 千歳山は赤松が群生していることでも有名です。 山中のそこかしこに、先が見えないほどに伸び育った松や、生え始めたばかりの小さな松など個性豊かな松がありました。 千歳山の松に関する伝説もあります。 ”千歳山”の名前の由来元となる、阿古耶姫(あこやひめ)と千歳山に生える松の精の悲恋の物語です。結末は悲恋ですが、阿古耶姫と松の精の思いは常に繋がっていたことから、千歳山には縁結びのご利益もあるといわれています。 ”阿古耶の松”と呼ばれる松が、千歳山北東に位置する「万松寺(ばんしょうじ)」にあります。 伝説や縁結びにご興味がある方は、”万松寺コース”と呼ばれる登山コースがあるので、是非そちらをご利用してみてください。 登山コースは、3つあります。 【千歳山稲荷神社参道コース】 千歳山の北西にある鳥居から登るコース。途中にある千歳山稲荷神社を参拝できるコースです。今回こちらのコースを登りました。 【万松寺コース】 千歳山の北東にある「万松寺」から登るコース。阿古耶姫伝説にまつわる松の木が見れます。 【千歳山公園コース】 千歳山の西にある「千歳山公園」の登山口から登るコース。展望台がある山頂まで、赤松林の中をジグザグに登るコースです。 駐車場は千歳山麓の北東に「千歳山自然公園駐車場」があるので、車でお越しの際にはそちらを利用しましょう。 今回登山にかかった時間は、頂上までは約1時間、下山で約30分ほどでした。 私は体力や体幹が人よりない方なので途中で休みながら登ったのですが、早い人は1時間よりも早く登れると思います。途中にすれ違ったベテラン登山家はスピード感が違いました。 最後に「千歳山稲荷神社参道コース」の入口近くにある、【千歳山こんにゃく店】をご紹介します。 千歳山こんにゃく店は昭和元年に創業した歴史あるお店です。山形のB級グルメで一世を風靡した「玉こん」が楽しめます。 玉こんファンには特におすすめできるお店です。テイクアウトもできますよ。 こちらの玉こん、ひと玉がとても大きく味付けも格別です。 長年培ってきたであろう、かつおぶしとしょうゆのベストな加減が、玉こんにゃくにばっちり染み込んでいました。 1本だけでも満足できるほどの歯ごたえで、おやつに最適です。 ほか、”みそでんがく”や”こん定食”、”こんにゃくそば”を使った”やきそばこん”など、千歳山こんにゃく店でしか食べられないメニューが揃っています。 ”玉こんにゃく”や”そばこんにゃく”の販売もしておりますので、こんにゃく好きの人はぜひ伺ってみてはいかがでしょうか。 千歳山には、厳かな稲荷神社の雰囲気や山形市を一望できる絶景など、見た目だけではない魅力がたくさんあります。まだ登ったことがない人は、千歳山の魅力を堪能しに来てみませんか? 【千歳山】 山形県山形市平清水 【千歳山こんにゃく店】 山形県山形市松山3丁目14-1営業日 水~日曜日、祝日、祝前日営業時間 11:00~17:00販売のみ 9:00~18:00 【アクセス】 山形自動車道 山形蔵王ICより286号線を車で7分山形駅から286号線を車で14分 -
山形ライフ
2022.10.05
蔵王の天然水が汲める場所へ空のボトルを持参して行こう!樹氷の泉
山形県軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。 今回は山形県側蔵王山の楽しみ方をご提案したいと思います。 蔵王温泉から上山方面へ下るか、上山から蔵王温泉へ向かう道中に、蔵王山からの湧き水を汲めるスポットがあるのをご存知でしょうか? 【樹氷の泉】という名が付くちょっとした観光地です。 一見すると何の変哲もない場所なので、気付きづらいかもしれません。しかし、知る人ぞ知るスポットでもあるので、人だかりができて目立つこともあります。 上山方面からであれば横倉トンネルを抜けてすぐ右側を、蔵王温泉からであれば横倉トンネルの手前で左側を注視してみてください。(運転中は安全への配慮を優先的にお願いします) 木にお詳しい方であれば、”砂糖かえで”という立派な樹木がシンボルのように生えているので、その木を目印にしても良いでしょう。 他に上を見上げると確認できるスキー場からのリフト用ロープも目印になります。落下対策としてのグリーンの網が貼ってあるのも目立ちます。 しかし、いずれにしても見過ごしやすいので、「横倉トンネルのそばにある」と覚えておくのが一番かもしれません。 湧き水が出ている近くには、【樹氷の泉】と掘られた時代を感じる木製の縦看板と、白字で書かれた比較的新しい縦看板があります。 この看板を見つければやっと「ここか!」と確信を持てるでしょう。 湧き水が汲める手前には車2、3台分ほど停められるスペースがあります。 ここから湧き出る水は蔵王山の雪解け水で、冬はもちろん夏でも冷たい状態です。 長い時間をかけて自然によって濾過された天然水が出る、まさに自然の恵みをいただける貴重な場所となっています。味は軟水で飲みやすく、当然ですが冷たいです。 人の手が施されたのは、汲みやすいようにパイプが設置されてあるところや足場のみのようでした。 汲み取りポイントは3か所ありますが、足場は狭く不安定ですので、混雑している際には並ぶ必要があります。 水を汲む以外にも、せっかくの山中ですのでぜひ周りを見渡して空気を感じてみてください。 たくさんの木々がありマイナスイオンをたっぷり浴びれるほか、木や空などの自然が目の癒しになるでしょう。疲れた際はマイナスイオンを浴びに訪れるだけでも良さそうです。 平日に通ると、車の中で休んでいる人もちらほらみかけます。読書が好きな方にも憩いの場となっているようです。 真夏に訪れたこともありますが、35度ある町の気温に対して山中は涼しく感じました。暑さに疲れを感じたときは癒しの場となるでしょう。 祝日のお昼真っ只中に来たときは、3組ほどの先客が樹氷の泉を汲みに訪れていました。 県外ナンバーのバイカーや、県外ナンバー車を運転する温泉帰りと思わしき人、そして山形ナンバーもいました。 やはり知る人ぞ知るスポットなのでしょう、皆さんしっかり空のペットボトルを準備されていました。 この日は比較的人が多い様子でしたが、観光シーズンにはさらに多くの人が訪れると予想されます。 ここからは【樹氷の泉】がある蔵王山の、季節ごとの楽しみ方をご紹介していきます。 春であれば、樹氷の泉の近くに大山桜や西洋実桜があるので花見スポットになります。 夏は木々の葉が元気よく青々として、マイナスイオンを浴びに来るのに最高です。 秋は表蔵王口からの道中にある”樹氷橋”から見える紅葉が圧巻なので、樹氷の泉までのドライブを楽しむのも良いでしょう。 冬は寒いためか樹氷の泉の人気はやはり衰えますが、水の流れは衰えていません。人気がない場所で雪を楽しみたい方には穴場になるでしょう。 山中なのもあり季節の影響が如実にあらわれますので、いつ来ても楽しめるようになっています。 最後に、ご興味を持っていただけた方のために、樹氷の泉まで蔵王エコーラインからの距離、表蔵王口からの距離、蔵王温泉からの距離をそれぞれ記させていただきます。 蔵王エコーラインの登り口にあるセブンイレブンあたりから樹氷の泉までは、県道21号線を27.7㎞、車で約36分。 蔵王半郷地区の表蔵王口から樹氷の泉までは、県道21号線を12.4㎞、車で約17分。 蔵王温泉から樹氷の泉までは、県道53号線を3.4㎞、車で約8分。蔵王温泉からは少し足を伸ばして気軽に寄れる距離となっています。地元の人であれば、休日のドライブコースなどに最適となるでしょう。 少し行けば蔵王温泉でジンギスカンやラーメンなどの食事も楽しめます。 もちろん蔵王温泉を堪能することもできるので、プチ観光や気分転換にはうってつけの場所となりますよ。 観光スポット【樹氷の泉】の水を堪能しながら、蔵王山の四季折々の側面もぜひ楽しんでみてください。 【樹氷の泉】 山形県山形市蔵王 温泉鴫の谷地沼 -
山形ライフ
2022.09.14
ダイナミックな不思議スポット!瓜割石庭公園をご紹介
山形県軽自動車専門店ふぃのブログ担当です。 今回は東置賜郡の高畠町安久津にある【瓜割石庭公園】のご紹介です。 瓜割石庭公園は、かつての特産品だった高畠石の採掘場跡地を整備した観光地です。 瓜割の由来は「石切り場の清水で瓜を冷やしたら、割れるほどに冷たい水だった」ことにちなんでつけられたと、公園入口の看板に書いてありました。清水とは近くに流れる屋代川のことだろうと推測できます。 高畠石は火山灰からできた凝灰岩から採れた石で、大正12年から平成22年まで採掘されていたとも看板に書いてありました。採掘されるようになる以前は、縄文時代の古墳の石室や、江戸時代では石塀などにも利用されていたようです。 高畠石は凝灰岩。つまり付近には火山があったということです。瓜割石庭公園から南へ12キロ弱ほど離れた上和田地区は、くぼんだ形状からカルデラであったといわれています。大昔、火山噴火が活発だった時期に出た火山灰が冷え固まり、今の地形が形成されたのでしょう。 作業場らしき所に、岩壁に溝を入れたり、そこから石を割って取り出したりする際に使用する道具が並べられていました。 さて、瓜割石庭公園は採石場というだけあって高い岩壁で四方八方囲まれています。足を踏み入れた最初の感想は、ここへ辿り着いた時は車の温度計が32度と表記していましたが、30度を超えるようには全く感じられませんでした。 ビル風ならぬ岩壁風ともいうような不思議な自然の涼しさがあり、避暑地として訪れてもいいと肌で感じました。 また、囲まれた石に話し声が反響していたのが印象的で、この自然の効果に一緒に連れて行った子どもも楽しんでいました。 コンサートホールとしても度々使用されているらしく、近々音楽祭があると告知看板がありました。 ほかには山形県民の秋の楽しみである芋煮会の会場としても利用できるそうです。 中には七福神様もいます。高畠町には中国から七人の仙人が来た、と近くにある看板に書かれていました。立ち寄った際には公園と七福神に関する看板をぜひご覧になってみてください。 この日は日曜日なのもあって、到着時には観光に来ている方が10数名おり、私の後にも次々と人が入ってきました。最近テレビやSNSなどのメディアでも瓜割石庭公園が取り上げられているので、認知度が上がっているのでしょう。 立ち寄る人の中にはマウンテンバイクで来ている方もいました。高畠町は自転車活用推進に積極的に取り組んでいて、高畠駅やみちの駅などで自転車レンタルができます。遠方で車をお持ちでない方でも高畠駅まで来れば、自転車で高畠の景観を楽しめますよ。 駅から瓜割石庭公園までの距離は9キロ弱あり、自転車では約30〜40分で行けます。 最後に高畠町の歴史や魅力のご紹介をさせていただきます。 高畠町は”まほろばの里”といわれていて、その由来は斎藤茂吉を師とした山形の歌人であり随筆家でもある結城哀相果が、 「置賜は国のまほろば菜種咲き 若葉茂りて雪山も見ゆ」 と詠んだことからきているようです。 高畠町といえば、「ワイナリーがある町」と思い浮かべる方も多くいらっしゃるでしょう。高畠町はデラウェア生産量が日本一で、ぶどうを始めとした、果物、野菜、米などの農作物の栽培が盛んでのどかな地域です。 また、9月になると松茸狩りや松茸料理を楽しめます。ただ経験者から聞くと、松茸狩りの難易度は高いそうです。そして松茸が豊作ではない年もあるため、まずは観光協会や松茸狩りを行っている施設へ問い合わせることをおすすめいたします。 JR高畠駅には、駅舎機能もある”太陽館”という温泉付きの施設があります。山の幸や特産品、自然を楽しみ、温泉にまで入れるんです。サイクリングや山登りをした後の汗流しが駅でできるなんて最高ですね。 ほか、高畠町は縄文時代以降の古墳や洞窟の遺跡が群でいたる所に存在する珍しい地域です。先祖となる人々が、一万年以上前から高畠で生活を営んでいたと裏付けられる歴史が残された、とても貴重な地域です。ロマンを感じますね。 気になる方は、”高畠 洞窟”や”高畠 古墳”などで検索をしてみてください。 車や自転車での観光と、楽しみ方が一つではないのが高畠町の魅力のひとつ。この秋は高畠を楽しむのも一案としていかがでしょうか? 【瓜割石庭公園】 ・住所:山形県東置賜郡高畠町安久津・問い合わせ先:道の駅たかはた(0238-52-5433)・東北自動車道「南陽高畠IC」から10分・JR高畠駅から15分・※冬季は積雪の影響によりアクセス不可・駐車場10台程度・※大型車の駐車は不可 【高畠町観光協会】 ・公式HP:高畠町観光協会・住所:山形県東置賜軍高畠町山崎200-1・電話番号 0238-57-3844 -
山形ライフ
2022.08.20
初夏に旬を迎えるさくらんぼを気軽に楽しめるチェリーランドさがえ
山形県軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。 さくらんぼと言えば、山形県が誇る地域資源としても有名であり、さくらんぼの全国生産量の7割を占めています。山形県は高い山に囲まれた地域であり、夏や冬、昼夜の寒暖差が激しい気候です。その寒暖差を利用して良質で甘みの強い果実を育むといわれています。山形県のさくらんぼの代表的な品種としては「佐藤錦」があります。日持ちしなかったが味の良い「黄玉」と、酸味が強く固くて日持ちする「ナポレオン」を掛け合わせることでさくらんぼの王様と呼ばれる「佐藤錦」が誕生しました。 佐藤錦の生産量日本一は寒河江市の隣の東根市です。寒河江市でもさくらんぼの栽培は盛んに行われており、寒河江市内でのさくらんぼ狩りを行っている農家も多くあります。それらのさくらんぼやその他の果物狩りなどの観光情報の案内もチェリーランドさがえで行っているため寒河江市内や近隣の観光情報を案内しています。 チェリーランドさがえでは山形県内のお土産品の購入から地域の名産を食べることもでき、団体客の利用も可能となっています。レストランからカフェや軽食が入っていることでいろいろな食べ物を選んで食べることができます。中でも人気のある寒河江名物ともいわれている手作りアイス店があります。さくらんぼ資料館の中にアイス店が設置されており、地元の素材などを活用して個性豊かなアイスを販売しています。山形県のお米であるつや姫を利用したアイスやラ・フランス、紅花など利用した珍しいアイスを味わうことができます。さくらんぼ資料館の中には栽培されてきた歴史やさくらんぼ栽培の歴史的資料などを展示しており、日本初のさくらんぼ資料館となっています。 チェリーランドさがえの中にはトルコ館があり、トルコの文化を満喫することができます。さくらんぼの原産地トルコ共和国ギレスン市との姉妹都市の契りを結んだ縁でトルコの装飾品や大理石などを利用して建設されています。 道の駅としての機能をもっているため、山形県の中央部という位置を活かして多くの観光バスや車で埋め尽くされていることが多くなっています。 チェリーランドさがえ住所:山形県寒河江市大字八鍬字川原919-8営業時間:09:00から18:00まで駐車場:乗用車1,000台・大型バス30台電話番号:0237-86-3111(買い物や団体予約の問合せ)アクセス:村田JCTから山形自動車道で約60分JR山形駅からJR寒河江駅まで約30分 -
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2022.08.06
庄内浜で水揚げされた新鮮な海鮮を食べられる!食事処 海鮮どんやとびしま
山形県軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。 酒田市は日本海に面した市であるため、庄内浜を中心とした海鮮の宝庫となっています。食事処 海鮮どんやとびしまは平成15年5月にオープンしており、庄内浜の海鮮や海の幸、旬の食材にこだわって食事を提供しています。その他にも旬の食材を使用した期間限定の料理も準備しています。 場所柄、海の目の前の2階で食事をたのしむことができるため、ゆったりとした時間が流れながら海鮮料理を楽しむことになります。2階のフードコートの隣には展望デッキも設置されていることから、眺めの良さは保証されているようなものです。 海を眺めながら、また飛島への定期船「とびしま」が停泊しているのも目の前となっています。展望デッキからすぐ近くに船を感じることができることもあり、日常では見ることができない景色を楽しむことができます。 海鮮どんぶりとびしまは朝の部と午後の部に分かれており、旅行の朝食や日常的な朝ごはんとしても利用できます。旅行では酒田の街中を巡りながら、港でゆったりとした昼食にも利用することが可能です。朝の部と午後の部ではメニューが変わっており、それぞれだけに限定されたメニューもあるのでどちらの時間帯にも食事を楽しむことができます。 支払いは現金とpaypay決済も可能であることから、現金を持っていなくても利用できるのはありがたい食事処です。朝7時からの営業であることで、東京からの夜行バスで酒田市に来る時には、降車場所となっていることから降りてすぐに海鮮丼を楽しむこともできます。 施設内のお土産屋さんや物販のお店も営業されていることから、朝食や昼食だけではなく、加工品の購入などでも利用できる便利な施設となっています。 食事処 海鮮どんやとびしま住所:山形県酒田市船場町2丁目5-10 菅原鮮魚さかた海鮮市場本舗内2階アクセス:JR酒田駅より車で10分程度駐車場:普通車約300台大型観光バス可営業時間:朝の部 7:00から9:00 午後の部 11:00から19:00電話番号: 0234-26-6111FAX番号: 0237-26-6115 -
山形ライフ
2022.07.22
山形県で食べ応え十分な田舎そばを味わえる!伊勢そば!
山形県軽未使用車専門店ふぃのブログ担当です。 伊勢そばは田舎そばと呼ばれる箸よりも太い、もそもそとした食感が特徴とされるそばとなっています。地元の有名店であり、県内各地や県外からもファンが訪れています。田舎そばと呼ばれるそばの中でも極太のそばが特徴です。 山形県では「板そば」と言われるご当地グルメがあります。地元住民からも愛されるそばとして老舗のお店などが提供しています。山形県の内陸部で主に食べられている長い板の上にのった1人前から数人前の盛り付けられたそばです。そばは黒く太いのが特徴となっており、そば本体の豊かな風味を楽しむことができます。 伊勢そばで最も人気メニューとなっているのは、盛りそばとなっているようです。黒くて太い田舎そばをどんぶりに盛られているのが特徴です。それに加えて、大きなかきあげのついたもり天が人気があります。そのそばの太さは驚くような太さです。また、そばのボリュームは驚くほどあり、普通盛りでも食べきれるのか不安を覚えるのではないでしょうか?そんな中でも大盛りを注文する方が多くいたのには驚くのではないでしょうか。他の方々もペロッと食べきっています。 伊勢そばでは中華そばも人気となっています。つけそばと並ぶ人気メニューなっており、その他にも冷やしラーメンや鳥そば、板そばなどの豊富なメニューがあります。数人で来店して食べ比べしてみることも楽しめるのではないでしょうか。 伊勢そば住所:山形県東根市大字野田1779最寄り駅:JR東根駅から1,972m営業時間:月曜から金曜 11時から15時、17時から19時 土日祝日 11時から15時定休日:不定休全席禁煙駐車場:30台程度電話番号:0237-42-3047