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2024.11.30
自動車の暖房時にACはオンオフどっちにするべき?
冬の寒い季節に自動車を運転するとき、多くのドライバーが暖房時にAC(エアコン)の使い方に迷っているかもしれません。特に「暖房時にACはオンオフどちらにしたらいいの?」という疑問は、多くの運転者が抱く共通の悩みです。今回は、この疑問について回答するとともに、上手な車内暖房の方法を詳しく解説します。 ACをオンにしたらどうなるの?どんな効果があるの? ACはエンジンの動力でコンプレッサーという機械が動き、冷媒をエアコンの中で循環させることで冷却や除湿します。冬季は車内の人の呼吸や体から発生する水分、濡れた衣服からの水分などにより、車内の湿度が高くなりがちです。窓ガラスの内側に結露が発生しやすくなります。ACをオンにすることで、この結露を防ぎ、クリアな視界を確保できます。 ACには空気清浄機能もあります。エアコンフィルターを通すことで、ほこり、花粉、微細な粒子を取り除き、車内の空気がきれいになります。特に冬季は密閉された空間で過ごす時間が長くなるため、この効果は健康面でも重要です。 ACの具体的な使用方法 ACボタンをオンにすると冷房と除湿機能が働きます。ACボタンをオフにすると送風のみです。そのため、冬季は車内を温めるだけならACはオフにしてください。もし車内の湿度が高く不快だったり、窓が曇ったりしていたらACを付けてください。車内の空気の水分が少なくなり、ガラスの曇りも徐々になくなります。曇りがなくなったら再度ACをオフにしましょう。 ACに関するよくある質問 ACに関してよくある質問を4つ紹介します。 ACで車内が冷えない!原因は何? ACが効かない主な原因は3つあります。1つ目は冷媒ガスの不足。ACは冷却のために冷媒を使っており、これは経年で減っていきます。冷媒が少なくなると、冷却機能が低下します。2つ目はコンプレッサーの故障。冷媒を循環させる重要な部品で、これが壊れると冷たい風が出なくなります。3つ目はフィルターの詰まり。ホコリがたまると風の通りが悪くなるので効率よく空気を送り込めなくなります。ACに不調があると感じたら、ぜひプロにご相談ください。 ACを付けると燃費が悪くなるって本当? ACを使うとエンジンに負荷がかかり、燃費が5~20%程度悪化します。ただし、運転状況や車種によって影響の度合いは変わります。高速道路では窓を開けると空気抵抗で燃費が悪くなるため、エアコンを使った方が効率的な場合もあります。状況に応じて使い分けましょう。 内気循環、外気導入はどっちがいいの? 内気循環は冷暖房の効率を上げたいときに便利です。一方、外気導入は車内の空気を入れ替えたいときに使います。車内を冷やしたい、温めたいときは内気循環、空気の入れ替えが必要なときは外気導入を選びましょう。 家のエアコンとはどう違うの? カーエアコンも家のエアコンも、冷媒が熱を奪うことで空気を冷やす点は同じです。ただし、暖房のときは仕組みが違います。カーエアコンはエンジンの熱を使って空気を温めます。家のエアコンは室外機から周囲の熱を取り込み温めた空気を部屋に送ります。 そのため、カーエアコンはエンジンが温まりきっていない始動時にすぐに温かい空気が出てこない、エンジンを動かしていないと暖房が効かないという特徴があるのです。 まとめ 自動車の暖房時にACはオンオフどっちにするべき?という疑問に答えました。 基本的にはオフでよいですが、窓が曇ってきたり空気が悪くなったらオンにして除湿することで空気をリフレッシュできます。曇りが取れたら再度ACをオフにするとよいでしょう。 ACを付けっぱなしだと若干燃費が悪くなります。上手に使って冬の寒さを乗り越えましょう! -
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2024.11.20
軽自動車の強力パートナー!ターボ車とは何かを紹介します
ターボは軽自動車やコンパクトカーなどの小排気量車に多く搭載されている機能です。ノンターボ車(NA車)と比べて、ターボエンジンは同じ排気量でもパワフルな走りを実現できます。 日本の急勾配の坂道や狭い道が多い道路事情を考えると、ターボ車の力強い走りが大きな武器となります。荷物をたくさん積んでも、ターボがしっかりとエンジンに空気を送り込むので上り坂も楽々。NA車では重荷を背負ったようにスピードが上がりにくいところも、ターボ車なら余裕の加速が可能です。 そこで今回は、ターボの仕組みからNA車との違い、メリット・デメリットを紹介していきます。ターボ車への理解を深め、自分に合った1台を見つけるためのヒントにしてください。 小さなエンジンに大きな力を与える、ターボの仕組み ターボとは、単に"過給機"と呼ばれる部品のことです。エンジンの排出ガスの力を利用して、多くの空気をエンジンに送り込むという仕組みです。"過"剰な空気を供"給"する"機"械で、過給機というわけです。 通常のエンジンでは、ピストンの動きでわずかな空気しかエンジン内に取り入れられません。一方、ターボエンジンでは過給機が排出ガスの力を使って空気を強制的に送り込むので、より多くの空気とガソリンを爆発させることができるのです。 つまり、同じ排気量のエンジンでも、ターボがついていれば圧倒的な出力アップが可能になるわけです。小さなエンジンでもターボの力を借りることで、大排気量車に匹敵する走りが実現できるのが大きな魅力です。 ターボ車とNA車の違い ターボ車とNA車の違いは、まさにターボの有無です。 NA車は自然吸気式のため、エンジン内への空気の取り込みが比較的少ない仕組みです。一方ターボ車は過給機が空気を強制的に送り込むので、同じ排気量でもよりたくさんの酸素を燃やすことができ、圧倒的なパワーを発揮できます。 具体的な違いは以下の通りです。 ・パワーやトルク:ターボ車のほうが高め・燃費:NA車のほうが良い・価格:ターボ車のほうが高め・メンテナンス頻度:ターボ車のほうが高め つまり、パフォーマンスを重視するならターボ車、燃費やランニングコストを重視するならNA車、といったようにユーザの好みで選択が可能です。 ターボ車のメリットとデメリット ターボ車を選ぶ際のメリットとデメリットは以下の通りです。 メリット ・小排気量でも力強い走行が可能・坂道や積載時でもスムーズな加速が得られる・小型車でありながら高い走行性能が楽しめる デメリット ・燃費が悪くなる・価格が高め・メンテナンスコストが掛かる 軽自動車などの小型車にターボが採用されることで、小柄な車体ながら圧倒的な走行性能を発揮できるのが大きなメリットです。一方で燃費の悪さや維持費の高さがデメリットといえます。 自分の用途や予算に合わせて、慎重にメリット・デメリットを検討する必要があります。ターボ車を選べば小回りの効く軽快な走りを楽しめますが、燃費が悪くなったりメンテナンス頻度が増えるので、ランニングコストには十分気をつけてください。 坂道の多い日本で活躍するターボ車 日本の急な坂道や曲がりくねった狭い道路は、ターボ車の真骨頂を発揮する絶好の環境です。 小型車にターボを搭載することで、同等排気量のNA車に比べてパワフルな加速性能を発揮できます。アクセルを踏み込んだ瞬間の力強い加速は、坂道を楽々と登れます。NA車だと大きな荷物を積んだ状態だと坂道でスピードが出にくくなる課題があります。しかし、ターボ車なら余力があるため積載時でもスムーズな走行が可能です。 狭い道や坂道の多い地域に住む人や、荷物を多く積む機会の多い人にとって、軽自動車のターボ車は強力なパートナー。小型ボディながらも普通車に迫る走りを実現できるのが魅力です。 まとめ ターボはエンジンの性能をアップさせる頼もしい機能ですが、一方で燃費の悪さやメンテナンスコストの高さなどのデメリットもあります。しかし、日本のような道路事情では、小回りの利く軽自動車 + パワーのあるターボという選択肢はとても魅力的です。 ターボかNAか迷うところですが、みなさまのライフスタイルによってどちらがいいかは変わります。用途に合わせて自分に適した選択を目指してください。 -
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2024.10.20
車の運転に必須!ニュートラルとパーキングの使い方完全ガイド
車を運転する際に、ギアの位置は安全かつ効率的な運転にとって非常に重要です。特に、ニュートラル(N)とパーキング(P)のギアは似たようなイメージがあるかもしれません。それぞれどんなときに使うかをご存じでしょうか?実は、まったく異なる役割を果たします。 本記事では、ニュートラルとパーキングの使い方の違いについて詳しく説明します。それぞれの正しい使い方を理解して、安全に車を扱えるようにしましょう。 ニュートラルとパーキングとはなに? ニュートラルの使い道 ニュートラルは、車のトランスミッションにおいてエンジンと駆動輪を切り離す状態です。運転中にニュートラルにすると、エンジンが動いていても車は前進や後退しません。坂だと重力で勝手に前進・後退をする状態です。 ニュートラルの主な使い方は主に牽引されるときです。故障などで車が動かせない場合、ニュートラルにして他車により牽引することができます。このとき、車の駆動系が自由に回転できるためスムーズに牽引できます。 パーキングの使い道 パーキングは、車両を完全に停止させて駐車する際に使用するギアです。パーキングに入れることで、トランスミッションがロックされ、車が動かないようになります。坂でも重力で前進・後退はしません。 パーキングは主に駐車時に使います。車を駐車する際にパーキングに入れると車が勝手に動き出すのを防げます。坂道だけでなく、傾斜のない場所でもパーキングをかけることが安全のために重要です。さらに、ハンドブレーキ(サイドブレーキ)も一緒にかけて、坂道で勝手に動かないように念入りにロックすることが基本です。 ニュートラルとパーキングの使い方のポイント ニュートラルとパーキングを使うときのポイントを紹介します。 ニュートラルを使用する際のポイント ニュートラルは牽引時のみに使用し他の状況では使用を避けましょう。例えば、エンジンをかけたままニュートラルにしてアイドリングで待機するのは避けるべきです。常に周囲の状況を確認し、他の運転者や歩行者に配慮することが重要です。 パーキングを使用する際のポイント 駐車の際は必ずパーキングに入れ、ハンドブレーキを引くことで、車が動かないようにします。ただし、特に上り坂で止めるときは1速に、下り坂はリバースに入れることも有効です。車両の向きに応じた適切な駐車を心がけ、車が転がらないように注意しましょう。 まとめ ニュートラルとパーキングの使い方を理解することは、安全運転の基本です。ニュートラルは牽引時に便利ですが、正しい状況で使用しなければ事故を引き起こす可能性があります。一方、パーキングは駐車時に欠かせないギアであり、車両の安全を確保するためには必ず使用することが求められます。 運転の際は、これらのギアの使い方をしっかりと把握し、安全運転を心がけましょう。 -
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2024.10.10
これで安心!高速道路の安全な走り方と重要ポイント
高速道路は一般道路とは異なるルールとマナーが求められる場所です。安全に利用するためには、特に注意が必要です。それらを知らないと知らず知らずに他人に迷惑をかけたり、危険な目に合ってしまう恐れもあります。 この記事では、高速道路を走る際の注意点をまとめ、初心者からベテランドライバーまで、誰でも役立つ情報を提供します。 高速道路に乗る前にチェックするポイント 高速道路に入る前に以下のように車のチェックをして、不測の事態が起こらないようにしてください。 ・タイヤの空気圧と状態の確認 ・ガソリンの残量確認・ETCカードと料金の準備 高速で走行するためタイヤの状態が非常に重要です。溝が浅いタイヤや空気圧が不足している場合、スリップやバーストのリスクが高まります。タイヤの適正な空気圧は、運転席ドア内側に記載されているシールに書かれています。ガソリンスタンドで借りられる空気圧ゲージを当て、数値が適正範囲にあるかを確認し、低ければ空気を入れ、高ければ少し抜きます。ゲージの使い方が分からない場合はガソリンスタンドの店員さんに教えてもらいましょう。 高速道路では給油所が限られています。SA・PAのガソリンは下道より1割ほど高価なため、給油をためらってしまいがち。途中でガス欠にならないよう、高速道路に乗る前に余裕を持って給油しておきましょう。 最後に、ETCカードを挿入したことの確認も忘れてはいけません。問題なく挿入されていると、通常ETC車載器やアンテナのランプが青や緑色に点灯します。ランプが点灯していることを確認し、料金所でのトラブルを防いでください。 高速道路を走っているときの注意点 高速道路を走っているときもいくつか注意点があります。 速度を守る 一般的には時速100kmから120kmが上限となっていますが、路面や天候の状況によっては減速が必要です。速度制限の標識を常に確認し、それに従いましょう。また、極端に遅いスピードで走ることは他の車にとって危険です。流れに乗り、一定のスピードを保つように心がけましょう。 追い越し車線と走行車線の使い分け 通常は走行車線(左側)を利用し、追い越しが必要な時だけ追い越し車線(右側)を使います。追い越し後は速やかに走行車線に戻りましょう。追い越し車線を長時間走行すると、後続車の通行を妨げ、事故の原因となることがあります。また、一般的には2km以上走行すると「車両通行帯違反」になり道路交通法違反になっていしまいます。 車間距離を保つ 前の車との距離は時速100kmの場合約100mが適当です。前方の車が道路上の目印を通過した時から、自分の車が同じ目印を通過するまでに2秒以上の時間を空けるようにする「2秒ルール」という方法を用いると、天候や速度に合わせた安全な車間距離を保ちやすくなります。雨天や霧など視界が悪い状況ではさらに車間距離を広げましょう。 合流時にはアクセルを踏み込む 加速車線を利用して本線の速度に合わせながら合流しましょう。合流の際には後方からくる車を確認し、無理な割り込みを避けることが大切です。また、他の車が合流してくる際にはできるだけスペースを作り、譲ることを心がけましょう。 休憩を取る 長時間の運転は疲労を蓄積させ集中力を低下させます。厚生労働省は2時間ごとにSA・PAでの休憩を取ることを推奨しています。2時間たっていなくても、少しでも疲労を感じたらすぐに休むことが事故を防ぐために必要です。 非常時の対処法 車に故障が発生した場合は、ハザードランプを点灯させ、できるだけ左側に寄せて停車し、ガードレールの外など安全な場所に避難しましょう。電話で道路緊急ダイヤル(#9910)に連絡し、もらった指示に従います。携帯道路が使えないときは高速道路に1km感覚で設置してある非常電話を使いましょう。 まとめ 高速道路の安全な走り方と重要ポイントを紹介しました。 高速道路は便利で効率的な移動手段ですが、その分リスクも伴います。事前の準備や基本的なルールの遵守、安全な車間距離の確保など、注意点を押さえておくことで、安全で快適なドライブが可能になります。急がず、落ち着いた運転を心がけ、安全第一で行動しましょう。 -
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2024.09.20
車内がガソリン臭い!危険サインを見逃さないための即対応ガイド
「なんだか車がガソリン臭い…?」そんな時、ちょっとした不快感だけで済ませるのはとても危険!ガソリンの匂いは重大なトラブルのサインで、放っておくと火災や事故につながる可能性もあります。 この記事では、ガソリン臭を感じたときにすぐに取るべきアクションと日常の予防策について解説します。ぜひ参考にして安全なドライブを実現してください。 車のガソリン臭いときによくある3つの原因 車内にガソリン臭が漂う理由はさまざまですが、特によくある3つの原因を紹介します。 ・燃料の漏れ・給油キャップのゆるみ・換気不足 燃料の漏れ ガソリン臭がする最大の原因は、燃料タンクやホースからのガソリン漏れです。特に古い車やメンテナンスを怠っている車では、部品の劣化によるひび割れや接続部分の緩みからガソリンが漏れ出すことがあります。 給油キャップの緩み 「給油後にキャップをちゃんと閉めたかな?」と気になる瞬間はありませんか。キャップが緩んでいると、ガソリンの蒸気が漏れて車内がガソリン臭くなる原因になります。 換気不良によるガソリン蒸気の滞留 給油時にガソリンの入れすぎて漏れたガソリンが手や衣服につき、そのままにして運転を再開せざるをえないときもあるかもしれません。車内の換気が不十分だと、ガソリンの蒸気が滞留し車内に臭いがこもりがちです。特に気温が高い日はガソリンが蒸発しやすくなるので、強くガソリン臭を感じやすいです。 ガソリン臭を感じたときの対策 ガソリン臭がするときは早めに原因を特定することが大切です。ガソリン漏れが疑われるかどうかで対策が変わります。 ガソリン漏れが疑われるとき 車でガソリン臭を感じたら、運転中であればエンジンを止めて安全な場所に車を停めましょう。エンジンルームや燃料タンクを見てガソリンがにじみ出ているところがないかチェックしてください。もし細かく見るのが不安であれば、給油キャップがしっかり閉まっているかだけ確認してみてください。 原因不明だったりすぐに直りそうもない理由だったりした場合は、ガソリン蒸気をできるだけ吸い込まないように少し遠くに離れ、JAFやロードサービス、保険会社に連絡して対応方法を相談してみてください。 ガソリン漏れではないとき 給油時に手についてしまったなど明らかにガソリン漏れではないときの対応です。臭いの発生源が分かるのなら拭き取って、窓を全開にして車内を換気しましょう。新鮮な空気を入れることで臭いが軽減されます。エアコンやファンを使って車内の空気を循環させるとさらに効果的です。 ガソリンは揮発性が高いため、しばらく経過すればガソリン臭は消えることが大半です。 ガソリン臭を防ぐための予防策 車の状態を良好に保てれば原因不明のガソリン臭を防げます。そのために車の定期点検を欠かさずに受けることが重要です。燃料系統を見るには専門的な知識が必要なので、プロにお任せすることをおすすめします。 また、給油後は必ずキャップをしっかりと閉めることが大切です。キャップの緩みや破損がガソリン蒸気の漏れにつながることも少なくないため、確認を怠らないようにしましょう。さらに、直射日光が当たる場所や高温環境での駐車を避けることも効果的です。高温にさらされるとガソリンが揮発しやすくなるため、できるだけ涼しい場所に駐車するよう心がけてください。 まとめ 車からガソリン臭がしたときの対処法を解説しました。 原因不明のガソリン臭は大きなトラブルのサインと考えてください。エンジンを止め、余裕があれば原因を探り、場合によってはJAFなどに連絡することが重要です。 定期点検を欠かさず受け、給油後のキャップの閉め忘れをなくし、ガソリン漏れのリスクを最小限に抑えましょう。安全なドライブのためには早めの対応と予防が重要であることを覚えておきましょう! -
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2024.09.10
車検が切れたらどうなるの?最適な対処法とリスク回避ガイド
車検は車の安全と環境保護のために欠かせない点検で、定期的に受けなければいけないと法律で決められています。ここまでは知っている方も多いと思いますが、車検切れの車を運転したらどうなるのかも知っている方は少ないかもしれません。 この記事では、車検切れの車を運転した際にどうなるのかと、気づいたときの対処法を紹介します。安全運転のためにも、ぜひ最後まで読んでください! 車検切れの車を公道で運転するとどうなるの? 車検の期限が切れた車を公道で運転すると厳しい罰則が待っています。ここでは、車検が切れているとき、自賠責保険が切れているとき、両方切れているときの3パターンを紹介します。 なお、車検や自賠責保険が切れているだけでは罰則になりません。車検切れの車で公道を走ることに罰則が定められています。 車検だけが切れている場合 車検だけが切れているときの罰則は以下の通りです。 ・罰則:6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金・違反点数:6点・免許処分:免許停止または取り消し 自賠責保険だけが切れている場合 車検は受けているけど自賠責保険が切れている場合は以下の通りです。 ・罰則:1年以下の懲役または50万円以下の罰金・違反点数:6点・免許処分:免許停止または取り消し 車検と自賠責保険の両方が切れている場合 車検も自賠責保険も切れているパターンです。 ・罰則:1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金・違反点数:6点・免許処分:免許停止または取り消し 片方切れているだけより重い罰則があります。 車検切れが発覚する3つのシチュエーション 車検切れなんて外から見て分かるの?と思うかもしれませんが、意外とわかるんです。以下に車検切れが発覚する3パターンを紹介します。 ・車検ステッカー・ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)・交通違反・事故・検問 車検ステッカーを見れば簡単に車検が切れているか分かります。フロントガラスに貼られているこのステッカーには、車検の有効期限が記載されています。この期限が過ぎていると、一目で車検切れと判断できます。私たち車ユーザが車検の期限を確認するのに最も一般的で簡単な方法です。 次に、ナンバー自動読み取り装置(Nシステム)も車検切れを検出する手段のひとつです。この装置は走行中の車両のナンバーを読み取りデータベースと照合をすることで、盗難車でないか、犯罪に使われた車でないかなどをチェックします。 さらに、交通違反や事故、検問の際にも車検切れが発覚することがあります。この場合、警察が車検ステッカーやナンバーを確認し、その場で車検切れを見つけることが多いです。 車検切れに気づいたら?3つの対処法 車検切れしないように車検ステッカーをチェックして車検の時期を把握しておくのが基本ですが、もし切れてしまったときの対処法を3つ紹介します。 なお、車検切れした車で公道を走ることは禁止されているので、そのまま運転して車検場に持っていくことはできません。 ・車検切れ引き取りサービスを利用する・仮ナンバーを取得して自分で運転し、車検に出す・車を売却するか廃車にする ひとつめの方法は、車検切れ引き取りサービスを利用することです。専門の業者が取りに来てくれるため、車検切れの車を公道で運転することなく車検を受けることができます。費用がかかる点や、業者の空き状況によってはすぐに対応してもらえない場合もあります。 ふたつめの方法は、仮ナンバーを取得して自分で運転し車検に出すことです。仮ナンバーを市町村役所で取得し車に装着すれば、一時的に公道を走行できます。取得には自動車損害賠償責任保険証明書や申請書、本人確認書類などが必要です。仮ナンバーの有効期限は最大で5日間と短いので、迅速に車検を受ける必要があることに注意です。 最後は、車を売却するか廃車にすることを紹介します。車検切れの車は買取業者や廃棄業者に依頼して取りに来てもらうか、仮ナンバーを取得して自分で運転して持ち込みをします。売却する場合、車検が切れていると買取価格が下がる可能性もありますが、車に価値が残っていれば問題なく買い取ってもらえます。 まとめ 車検切れの車を公道で運転することの罰則や対処方法を紹介しました。 車検切れの車を運転すると厳しい罰則が科せられます。車検切れに気づいた場合はその車で公道を運転しないように注意してください。 車検切れの車を車検に持っていくには、どんな方法であれ手間とお金がかかります。そのため、車検ステッカーで車検の期限を把握して車検切れを防ぐことが重要です。 -
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2024.08.20
パーキングとサイドブレーキは併用が基本!それぞれの機能を解説
車のパーキング(Pレンジ)とサイドブレーキは、どちらも車を停めるときに使います。ただ、これらの似たような機能をどのように使い分ければいいか分からない方もいるかもしれません。 車を停めるときにサイドブレーキをひかずパーキングのみにする人もたまにいますが、実はそれは間違った行動で、非常に危険です。車が重力によって自然と動き出す可能性があります。 そんな事態を防ぐため、今回は車を停めるために重要なパーキングとサイドブレーキの違いや正しい使い方について詳しく説明します。 パーキングとサイドブレーキの役割と機能 パーキングとサイドブレーキの役割と機能を解説します。 パーキングの役割と機能 パーキングは、シフトレバーを「P」の位置に入れることでトランスミッション(変速機)内のギアがロックされる機能です。この操作により、パーキングロックポールという金属の爪がトランスミッションの歯車にかかり、ギアが固定され、車両が自動的に動き出すのを防ぎます。 しかし、強い衝撃や急勾配では、このロック機構が外れるリスクがあり、車両の移動を完全に防ぐものではありません。したがって、パーキングはあくまで補助的な役割であり、単独では不十分です。 サイドブレーキの役割と機能 サイドブレーキを引くと、後輪に連動したワイヤーが強い力で引っ張られ、その力によりブレーキパッドを強く締め付けて固定することで車の移動を防ぐ装置です。通常、運転席の横にあるレバーや足元のペダル、あるいは電動式のボタンで操作します。普通車ではインパネにあるステッキを引く形式もあります。これにより、ワイヤーを引っ張られブレーキがかかり車が動かなくなります。 サイドブレーキは「パーキングブレーキ」とも呼ばれ、特に急な坂道では車両の自重で動き出すのを防ぐために非常に重要です。 両方を同時に使う必要性 パーキングとサイドブレーキを併用する理由は安全性の確保です。 パーキングのみでは、坂道ではギアのロックが外れたり破損したりして車が動き出す可能性があります。サイドブレーキを併用することで、車が完全に固定され事故を防ぐことができます。 パーキングはあくまでサイドブレーキの補助的な機能だと覚えておいてください。 パーキングとサイドブレーキの正しい使い方と注意点 車を駐車する際は、まずブレーキペダルを踏んで車を完全に停止させてからサイドブレーキをかけます。次にシフトレバーをパーキングに入れ、ブレーキペダルから足を離します。この手順により、車両がしっかりと固定されます。 特に傾斜のある場所では、パーキングを先に入れるとギアに負担がかかるため、サイドブレーキを先にかけるのが望ましいです。また、MT車では上り坂では1速に、下り坂ではバックギアに入れておくとさらに安全です。 サイドブレーキはフットブレーキが効かない緊急時にも使える 緊急時にブレーキが効かなくなった場合、サイドブレーキを使用して車両を減速させられます。こんな緊急事態にならないように車の定期点検やメンテナンスを実施しておきたいですが、100%回避できるとも言えません。長い下り坂でフットブレーキを多用しているとブレーキの効きが悪くなることもあります。いざというときのために覚えておいてください。 また、サイドブレーキが正常に機能するように忘れずに定期メンテナンスに出すことも重要です。車検でもサイドブレーキの効きが十分かという項目があります。 まとめ パーキングとサイドブレーキの基礎知識と役割を解説しました。 車のパーキングとサイドブレーキは、車を安全に停止させるために使われます。パーキングはトランスミッションのギアを固定しますが、単独では不十分で、特に坂道や強い衝撃があると車が動いてしまうかもしれません。サイドブレーキは後輪をロックし、パーキングより強力に車を動かないようにします。そのため、パーキングはあくまでサイドブレーキの補助的な役割で、併用することが一般的だと覚えておいてください。 駐車時は必ずパーキングとサイドブレーキの両方を使用しましょう。 -
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2024.08.01
車のモデルチェンジってなに?フルとマイナーってどう違う?
車の購入を考えて色々調べていると「モデル」という言葉が見つかります。さらにはフルモデルチェンジ、マイナーモデルチェンジという似たような言葉も見つかるでしょう。これらはいったい何が違うのでしょうか。そもそもモデルとは何なのでしょうか。 この記事では、車のモデルとはなにか、フルモデルチェンジとマイナーモデルチェンジの違い、そしてモデルチェンジ前後の車の特徴を解説します。 モデルチェンジの詳細を知って、自分の求める車をお得に手に入れましょう。 車のモデルとはいったいなに?年式とどう違う? 車のモデルとは、その車の型式や世代を指します。モデルチェンジはその名の通りモデルが変わること。内装・外装、構造、エンジンなどが変わることが多いです。 一方で、年式は新車として運輸支局に初めて登録された年のことです。年式だけでモデルを判断するのは難しく、モデルチェンジ前後で車が混在していることもあります。たとえば、2024年8月に3回目のモデルチェンジを迎えた2台の車があるとします。年式は同じ2024年でも、2024年5月に販売されれば2代目、2024年11月であれば3代目です。 フルモデルチェンジとマイナーモデルチェンジ モデルチェンジには大きく分けてふたつ、フルモデルチェンジとマイナーモデルチェンジがあります。 フルモデルチェンジは大規模なモデルチェンジ フルモデルチェンジは、車の内装や外装、エンジン、シャーシなどの内部構造までを含む大規模な改良のことです。車全体が大きく変わるため、同じ車種でも全く異なる車に進化することも少なくありません。一般的には、6~7年ごとに実施され、初代、二代目、三代目、と年代が上がっていきます。 たとえば、スズキ ハスラーは2014年の初代販売から2020年のフルモデルチェンジを経て、2024年7月時点で2代目です。 マイナーモデルチェンジは小規模なモデルチェンジ マイナーチェンジは外装・内装デザインやエンジン性能の小規模な変更を指し、型式や世代は変わりません。約2~4年ごとに実施されることが多いです。あまり事例は多くありませんがビッグマイナーチェンジというのもあり、マイナーチェンジよりも大きな改良・複数の改良を指し、フルモデルチェンジよりは小規模です。 スズキ ハスラーは2014年の初代登場から2024年までに10回のマイナーモデルチェンジを経験しています。10回もマイナーモデルチェンジをしましたが、フルモデルチェンジは1回なので、存在するものは初代と二代目のみです。 モデルチェンジ前後の車を購入するメリット・デメリット モデルチェンジ前後の車は性質が大きく異なり、メリット・デメリットが存在します。 モデルチェンジ前の車を購入するメリット モデルチェンジ前の車を購入するメリットとして、情報収集が容易であることが挙げられます。発売後一定の期間が経過しているため、乗り心地や使い勝手のクチコミが多く集まっており、多くの意見を参考にして車を選ぶことができます。 また、不具合が発生しにくいこともメリットです。発売後一定の期間が経っているため、問題点の洗い出しが済んでいることが多いでしょう。 加えて、モデルチェンジ前の車であれば、安価で買えることがあります。一般的に、モデルチェンジ後の車のほうが人気があるためです。 デメリットとしては、最新の安全技術や運転支援機能が搭載されおらず、最新モデルと比べて安全性や利便性が劣る場合があります。また、車によってはリセールバリューが下がり、将来的に車を手放すときの買取価格が低くなる可能性があります。 モデルチェンジ後の車を購入するメリット・デメリット モデルチェンジ後の車を購入するメリットとして、前モデルよりも性能が優れていることが挙げられます。最新モデルの車は、安全性や操作性、静音性などの性能がアップしています。また、モデルチェンジ後の車の方がリセールバリューが高い傾向にあることもメリットです。 ただし、最新装備が搭載されたモデルチェンジ後の車は、不具合やリコールが起きやすいことも頭に入れておく必要があります。 まとめ 車のモデルとはなにか、そしてモデルチェンジ前後のメリット・デメリットを解説しました。 モデルチェンジ前後の車は大きく性質が異なります。モデルチェンジ前の車は情報収集が容易で、不具合が少なく、安価で購入できる可能性が高いです。モデルチェンジ後の車は性能が優れており、リセールバリューが高い傾向があります。 安く手間のかからない車に乗りたい方はモデルチェンジ前、新しい車に乗りたい人にはモデルチェンジ後の車が適しています。どちらがいいかは人によるので、良く考えて後悔のない車選びをしてください。